ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

0-2でも、納得の好試合 ~アウエー長崎戦~

2020-11-28 17:31:14 | アルビレックス新潟
たったの中2日で、アウェー長崎戦。
ホームで夜の試合をやって、あの切ないレフェリングの連続での敗戦だったうえ、長距離移動で、今日は昼間の試合。

本来であれば、今日の長崎戦は、互いにJ1昇格のためには負けられない一戦のはずだが、前節の試合を審判にメチャクチャにされた後だけに、選手たちは、心身ともにどれだけ疲れていることだろう。
今日の地元紙新潟日報には、「選手の疲労が限界に達している」というアルベルト監督のコメントが掲載されていた。
さもありなん、と思う。
長期離脱のけが人続出だし。
そのうえ、長崎から今年1年レンタル移籍中の島田譲選手が契約上出場できないのも痛い。

だから、今日の試合は、勝利を期待はするけれども、いい試合をしてけがをしないで帰ってきてほしい、というのが私の本音のところだった。

… … …

結果、0-2で、アルビレックス新潟はヴィファーレン長崎に敗れた。
J1昇格は、絶望的となってしまった。
ただ、一方的に負けたのではない。
ボールの支配率では、新潟の方が上回っていた。
それなりにいい試合だったと思う。
今日のように審判がまともなら、敗戦だっていい試合だったと思える試合ができるのだ。
残念ながら、ゴールをこじ開けられないまま、逆に決定機を許し、長崎の決めるべき選手たちに決められてしまった。
けが人が多い新潟には、最後にゴールを決めるフィニッシャーが非常に少なくなってしまっている現状が、非常に苦しいところだ。

そして、この試合中にも、ケガをする選手が出てきてしまった。
先発出場した荻原はケガをして途中交代して下がったし、田上は2点目を防ごうとしたプレーで相手選手と頭からぶつかって出血したが、処置した後もずっとプレーした。

負け試合であっても、選手たちをほめたたえるアルベルト監督は、やはり素晴らしい指揮官だなあと思う。
試合後のインタビューで、人不足となってしまったボランチに初めて堀米を使い、高木とのコンビで組ませたのだが、その出来を問われたときも、「初めてのコンビなのに、とてもよい試合をしてくれた。選手たちを誇りに思う」と、答えていた。

選手たちも、本当に一生懸命にプレーしているのが分かる。
手を抜いたり、失敗して後のプレーが緩慢になったりするような姿も見られなかった。
最終的に、ボールの支配率は、長崎を上回った。
足りなかったのは、最終的な決定率だけ。
これは、けが人の回復と人材の確保によって解消するよう、来季への宿題だな。

疲れている選手たちに、水曜日に中3日での試合、ホーム栃木戦が待つ。
新潟のピッチに、矢野選手が帰ってくる。
矢野選手の躍動も楽しみにしたい。
が、何より新潟の選手たちのホームでの活躍を見たい。

VAMOS NIIGATA !


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