ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

また道路が川、車庫に浸水一歩手前

2024-07-25 18:02:43 | 自然・季節

今日の昼すぎ、山形県の酒田市と遊佐町に大雨の特別警報が出た。

その2市町だけでなく、山形県や秋田県では、土砂災害警戒情報も出ているし、ニュースで川が氾濫している映像などが流されている。

警戒レベル5の「緊急安全確保」が出ている地域もある。

そんなのを見ていると、本当に怖くなる。

どうか、雨よ止んで。

どうか、早く水が引けて。

そういうことを強く願い、祈らずにはおられない。

 

実は、今日の午前中、当地も短時間に大雨が降って怖い時間帯があった。

9時前から強くたたきつけるような雨が降り始めたが、なかなか止まない。

雷もすごい。

すぐ近くで鳴っていて、光ったと思うとすぐに「ゴロゴロ」とか「ドドーン」となる。

強い光と同時に雷の落ちる音がするときもあった。

雨雲レーダーを見てみると、10時5分過ぎくらいになるまで、強い雨雲は当地の空にかかり続けるようだ。

 

9時30分頃、家に近い川の状況を定点カメラの画像で見てみたら、もうすぐあふれそうになっていた。

いつもなら浅い流れで、カモがいたりするのだが、まもなく道にあふれんばかりの水量になっていた。

まずいぞ、と思った。

この近くの川があふれると、間違いなくわが家の前は川になる。

そう思って傘をさして表に出てみると、案の定、家の前の道路は流れができて、川になり始めていた。

このままでは、また車庫が浸水してしまう。

そこで、壊れたシャッターを下ろして、少しでも車庫への浸水を少なくなるようにした。

シャッターと車庫のコンクリート面の隙間には、古ぞうきんを並べてみたが、やがて水は染み入ってきた。

 

外の道路は川になってしまった。

2年前の8月以来である。

隣との境にある、いつも草取りをするスペースは、農道の跡として残ったものなのだが、今日は、用水路のようになっていた。

家の両側が川のようになってしまった。

 

おまけに、雷がどこか近くに落ちたせいなのか、9時55分頃からは、停電となって家の電気が消えてしまった。

停電となってしまったので、わが家のWi-Fiも切断されてしまった。

テレビニュースも、パソコンでの情報確認もできなくなってしまった。

スマホで少し情報収集。

まったく、なんという梅雨末期の大雨だろう。

ここ数年、強い雨が降ると怖さを感じる機会が多い。

今回もまた…。

 

幸いだったのは、10時10分頃になると、雨の勢いが弱くなってきたことだった。

すると、しだいに道路の川の水かさが減ってきた。

一昨年よりも水かさが増さないうちに減ってきて、「助かった」と思った。

雨も小降りになり、やがてほとんど止んだ。

 

11時を回った頃、急に家の電灯がパッとつき、冷蔵庫のモーター音が響いた。

停電が復旧したのだ。

ああ、よかった。

とりあえず、被害はなかった。

 

だけど、その後に見た隣県山形県の様子は、他人事ではなかった。

ほんの少し雨雲がかかり続けるところが違うだけで、われわれにあの惨状が訪れていたはずなのだ。

今は、この雨の被害がこれ以上広がらないことを祈るばかりだ。

 

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