ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

アルベル監督のFC東京、初陣飾れず

2022-02-18 23:02:31 | アルビレックス新潟
2002年のJリーグが開幕した。
FRIDAY NIGHT GAMEとして、1試合だけ先行して行う。
その開幕戦が、去年の覇者フロンターレ川崎とFC東京との一戦。
首都圏同士の強豪の戦いだが、この顔合わせを見て、新潟を応援する身としてはちょっと悔しい。
なぜなら、20年前は、川崎も東京も新潟と同じJ2リーグの所属だったのだ。
川﨑は、新潟がJ1に昇格した翌年にようやく後を追うようにJ1に上がったのだった。

それが、今川﨑は、押しも押されぬ日本で一番強いチームになっている。
東京も、一度はJ2に降格したが、1季でJ1に復帰し、以降はJ1で常に上位に位置している。
そして、冷静に考えると悔しいことに、2年間新潟を指揮していたアルベル監督が、今季からFC東京の監督に就任した。
「この偉大なクラブで来シーズンからスタートするエキサイティングなプロジェクトに監督として携われることは、私にとって大変光栄なことです。」
「FC東京というクラブは、世界中の人々がリスペクトしている日本という偉大な国の首都の名を冠しています。このクラブ名が示すように、FC東京がこの国を代表する存在になれるようパッションとエネルギーとともに日々精進することを誓います。」

アルベル監督には、J2にいるよりJ1のチームの監督になる方を選ばれてしまった。
そして、新潟も東京も、かつて同じJ2にいた新興チームだったのに、FC東京に対し、「偉大なチーム」とか「首都の名を冠する」などと言わせてしまっている。
ちょっぴりこの状況が悔しい。

でも、間違いなくアルビレックス新潟は、このアルベル監督のおかげで、今のチームの基盤ができ、魅力的なサッカーを志向するようになったのだ。
恨んだりする気はない。
そちらはそちらでがんばって、という気持ち。
その監督が新たに指揮するチームが、開幕戦でどんなサッカーを見せてくれるかを楽しむことにした。

驚いたのは、高校から新入団の松木を先発メンバーに起用していたこと。
若手育成に定評のある監督らしいと思った。

試合開始直後から、川崎の猛攻にさらされ、うまくボールをつなげないFC東京。
アルビならもっとうまくつなげられるぞ、などと思っていた。
それが、前半の途中から、FC東京の攻勢が止まらなくなった。
かなり迫力のある攻めが多く見られた。

それでも、後半になって多くなくなったチャンスを生かしたのが、川崎。
コーナーキックから、レアンドロダミアンの技ありのヘッドで、貴重な1点を決めて、逃げ切った。

アルベル監督、FC東京で初陣飾れず。
だが、敗れてしまったが、COVID-19感染症の感染者もいて、試合に出られなかったメンバーもいたFC東京としては、チャンスも多く作り、いい試合をしていたと思う。


しかしながら、もうアルベル監督はよその人。
♬別れても好きな人
いや、♬別れたらよその人、別れたら別の人…♬
そんなほかのチームのことより、まずはアルビレックス新潟のこと。
J2アルビの開幕は、明後日だ。
コメント
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