ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

2人のタクマ投手、そして新潟県関係のドラフト指名選手の健闘と活躍を願う

2021-10-11 22:14:17 | 新潟
プロ野球のドラフト会議の日。
興味は、毎年のことながら、新潟県関係で指名される選手はいるのか、ということ。
事前の新潟のローカル局の報道では、新潟医療福祉大学の投手2人が指名されるのではないかと報道していた。

同じ大学の2人には、いくつも共通点がある。
まずは、名前だ。
2人とも「タクマ」という。
桐敷拓馬と佐藤琢磨。
後者の名前は、F1ドライバーかと思ってしまうが同姓同名だ。
そして、2人のタクマは、サウスポー。
また、桐敷は埼玉の本庄東高校、佐藤は新潟青陵髙校の出身だ。
どちらも、県内で強い高校ではない。

その2人が大学野球ではメジャーとは言えない関甲新大学リーグの、新潟医療福祉大学という大学で力をつけて、活躍できるようになったのだ。
2人ともドラフト会議で指名されるといいなあと願っていた。

エースだった桐敷投手の指名は早かった。
ドラフト3位で阪神タイガースの指名を受けた。
ローカルテレビの各局では、午後6時台にさっそくそのニュースを流し、会見の様子を放送していた。
だが、桐敷選手は、同僚の佐藤選手がまだ指名を受けていなかったから、心から喜んでいるように見えなかった。

正規の支配下登録となるドラフトでは、佐藤選手の指名はなかった。
育成ドラフトに入ると、中日は指名がなく、ヤクルトと阪神は1人指名して終了、他に8球団が育成4位までで指名を終えてしまった。
延々と続けたのは、巨人とソフトバンクだけだった。
が、巨人は10位で指名をやめた。
佐藤選手の指名は、まだない。
残るは、ソフトバンクだけ。

その後も指名を続けたソフトバンクが、なんと育成13位で佐藤琢磨投手を指名したのだった。
ソフトバンクの育成指名は14位まで続いた。

ともかく、2人のタクマ投手が、ドラフト指名を受けたのだ。
「親近感というか、同じく切磋“琢磨”してきたので、そこは一緒にプロに入りたい」
と佐藤選手は言っていた。
その願いがかなったのだ。
本当によかった。
タクマ投手2人が同時にプロ入りを決められて。

プロの世界は甘くないだろう。
だが、無名だった選手がドラフト会議に上がることすら難しいのに、2人は指名されたのだ。
自信をもって、がんばってほしい。
新潟県人として、これから2人のタクマの活躍を祈りたいと思う。

なお、育成ドラフトでは、ほかに、
西武の2位に関根学園髙の滝澤夏央内野手、4位に国学院大(日本文理高出)の川村啓真外野手
巨人の6位に桐蔭横浜大(佐渡高出)の菊地大稀投手 
が指名されている。

新潟県関係の若者たちの健闘と活躍を願っている。
コメント
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