ON  MY  WAY

60代になっても、迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされながら、生きている日々を綴ります。

異常なほど雪がない冬

2020-01-21 20:51:20 | 自然・季節
昨日は大寒だった。
その時期らしく、昨夜の天気予報で、今日の新潟県の予報には、次のマークが出ていた。



吹雪?
明けて今日になって、たしかに時々強い風は吹いたし、時折雪も吹きつけた。
だが、平野部では積もるほどの雪は降らなかった。
山沿いでは少しだけ増えたようだが、スキー場の雪不足を解消するほど降りはしなかった。
明日は1日中好天のようだ。

昨日のニュースでは、県内に57あるスキー場のうち、営業しているのは30か所にすぎないとのこと。
今日の新潟日報紙でも、下越地区の胎内スキー場では、オープン予定日が12月24日だったのに、今でも山肌があらわで、営業できていないそうだ。
そして各地で雪を活用した農産物の生産にも影響が出ているとのこと。

県内16か所の観測地点で12か所が積雪ゼロだというニュースもあった。
そのうえ、1週間先でもまとまった降雪は期待できないという。

1月のこの時期になっても、こんなに雪が降らないのは、私の人生60年以上で初めてのことだ。
あまり降らない年であっても、1度や2度は数日の積雪があったものである。
去年だって、今ごろまでに1度、除雪車が出動されたことがあった。
今年は、道路に朝降った雪が夜までとけずに残っているということがない。

異常気象と言うと、荒れた自然気象によって困ったことが起こるのが普通だ。
少雪は、一般の人たちにはありがたいのだが、観光や産業などに大きな影響を与えている。
これも、間違いなく異常気象と言える。
降れば降ったで困ることが多いのだが、降らなければ降らないで困ったことが多く起こっている。

この冬は、このままいくのだろうか?
大寒も過ぎ、来週が最厳寒期になるのだが、はたしてどうなることやら…。
コメント
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