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ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

サポーターならば…と思う

2025-07-08 19:53:54 | アルビレックス新潟

ええっ!また選手流出!!?

朝から突然の移籍転出のニュースに驚きはした。

 

宮本 英治 選手 ファジアーノ岡山に完全移籍のお知らせ

 

しかも、副キャプテンの一人、宮本英治選手の移籍だ。

その移籍先は、ファジアーノ岡山。

今年J2から初めて昇格してきて、今季の第1目標がJ1残留というチームだ。

現状から言ってみれば、ライバルともいえるチームからの引き抜きだ。

おお、こんなことって、あるのかな?

6月から柏へ小見、セルティックへ稲村、そして今回の宮本。

転出ばかりで、どんどん選手層が薄くなる。

先日の試合ではけが人続出もあって、DFの控え選手がいないという状態だったのに。

そこへきて、その試合で早川に代わって、急きょ右のDFで出場したのが宮本だった。

まあ、それはおいといて…。

こんな逆境に負けるもんか!

と思う。

 

数日前、気になるコメントが、クラブから発表されていた。

それが、これ。

 

誹謗中傷およびカスタマーハラスメント行為への対応について

 

SNS等で、アルビレックス新潟の所属選手、スタッフ、および試合を担当した審判に対する悪質な誹謗中傷が確認されているとのこと。

私は、ブログは書いているが、あまりそういったものを利用する方ではないが、たしかに、最近は、気になっていた。

特に、最近は、ミスを冒したり失点を止められなかったりシュートを決められなかったりする選手に対しての個人攻撃は、見るに耐えられないものがある。

勝てなくて一番辛さを感じているのは選手のはずなのに、さらにダメを押し沼に沈めてしまうようなSNS等の声は、ちっともサポートになっていない。

今回の移籍にも、開幕戦のPK献上や、最近の試合の失点につながったプレーをあげてひどく非難され続けたことが、決心した理由の一つではないかという声が多く挙がっている。

 

また、クラブに対してのものも、そう。

社長や強化部長をこき下ろすような罵詈雑言も目立つ。

たしかに、なかなか勝てず、J2降格圏に沈んでいる状況は厳しいものがある。

選手が出ていくばかりで、新しい選手が加入して来ないのは、アルビにとって厳しい。

それを金の使い方を知らないとか、仕事するのが無能だとか言いたい放題なのは、同かと思ってしまう。

そして、可愛さ余って憎さ100倍なのか、腹立ちまぎれに「こんなくそチーム、J1にいる価値がない」「もう新潟を応援するのをやめた」「後援会なんかやめた」などと流して、周囲にもそれを勧めているように見えるものも目にする。

私は、それらを見ると、「ああ、この人たちは、本当の意味での『サポーター』ではなかったのだな」と、いつも思う。

「サポーター」は「支える人」なのであって、「破壊者」ではないのだ。

チームが、どれだけ窮地に陥っても応援する。

それが、サポーターだと思うのだ。

ふがいない試合内容にブーイングするのは、サポーターとして当然だと思う。

だけど、「やめてしまえ」とか「×ね」などというのは、単なる悪口、ハラスメントでしかない。

いつのまにか、新潟にもそんな人が増えてしまった印象なのが残念だ。

 

だけど、今回、日頃あまり見ていないX(旧ツイッター)を見てみたら、過激な批判をする投稿を非難するツイートも多く見た。

そして、「何があっても最後の最後まで応援するぞ」とか「そういうのが新潟の真のサポーターだ」というような内容のものをいくつか見て、安心した。

そうなのだ。

かつて、J2に落ちたときに、シーズンパスや後援会をやめた人がいたけど、彼らは本当のサポーターではなかったのだと思った。

J2でも、厳しい時代が続いたけど、ずっと見て応援してきた。

だからこそ、J1に再昇格できたときにはうれしさが爆発した。

今回だって、最後まで見届けて応援しようと思っている。

下手したらJ2降格の憂き目にあうかもしれないけど、その覚悟もできている。

カテゴリーに関係なく、アルビレックス新潟というチームを応援し続けていくぞ。

そういう覚悟はできている。

 

去っていく選手には感謝を。

残ってくれる、あるいは来てくれる選手には激励と応援を。

 

アルビレックス新潟に、栄光あれ!!

Visca Albirex !!

 

 

なお、当ブログは、次のところに引っ越し作業を終えました。

https://s50foxonmyway.hatenablog.com/

当分の間、ここと同じ記事を載せています。

 

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相手のよさに目を向けながらDAZN応援も、逆転負け ~2025第23節アウェイ京都戦~

2025-07-05 22:25:59 | アルビレックス新潟

今日は、第23節アウェイ京都戦。

今季の京都は、好調だ。

第22節終了現在、11勝5分6敗の堂々4位。

勝ち点38は、首位鹿島と3点差でしかない。

対するに新潟は、4勝7分11敗の降格圏内の19位。

1勝して勝ち点3を積み重ねても、圏外17位勝ち点23の湘南には届かない勝ち点19。

そして、京都は11勝を挙げ、3試合連続で3得点。

新潟は、11敗を喫して、3試合連続で3失点以上。

対照的なチームの対戦だ。

 

今季好調な京都だが、去年を思い出すと、たしか前半絶不調でJ2落ち確実とまで言われていた。

ちょっと調べてみたら、昨季第23節終了時点で、京都は勝ち点22の19位だった。

しかし、それ以降健闘し、4連勝を含む7勝4分け4敗で、新潟を上回る14位でフィニッシュした。

そして、今季はここまで上位の戦績を残している。

去年の今ごろは、きっと京都も苦しかったと思う。

でも、その窮地を脱したから今があるのだ。

今日は、勝てれば一番いい。

もしそれがかなわなければ、新潟は、そんな京都との対戦を通して、どこが変わったから強くなったのかを身をもって感じることによって、これからの試合に活かせるといいな、ということを考えていた。

「まだまだ新潟、やれるはずだよ。去年京都だってやれたんだもん。」

と言いたい気分でいっぱいだったのだ。

 

ただ、メンバーが発表されると、いつも頼りになる藤原、堀米、谷口らの名前がなかった。

GKは前回4失点の藤田だし、DF陣は橋本以外ベテランの舞行龍、千葉、早川。

トップのFWには、若い笠井を起用し、小野や矢村は控えに回った。

ちょっと苦しい試合になりそうだと、思ったのだった。

 

さて、試合開始。

京都はやはり前から圧をかけてくるが、新潟も負けずにボールをよくつないでいく。

互角の展開から、先制したのは新潟。

ダニーロ・ゴメスがドリブルでボールを持ち込み、中央からゴール右隅にスーパーなゴールを決めた。

このままいきたい新潟だったが、高いところでボールを奪われると、京都のゴールゲッター、マルコトゥーリオにしっかり決められた。

前半、熱くなった選手たちがエキサイトする場面もあったせいか、前半のアディショナルタイムは、8分。

その8分がたたない間に、また京都のスルーパスが通り、ゴール前に速いボールが飛ぶと、簡単ではないボールだったが、またしてもマルコトゥーリオに決められて、結局1-2のビハインドで後半へ。

 

後半は、前半にイエローカードをもらったダニーロに代えて、頭から太田。

そして、途中から笠井に代えて小野。

小野によって、攻めに変化が生まれていたが、結局最後まで追いつけずに終わった。

 

スタッツを見て、両チームの違いを探る。

ボール保持率は、京都41%:新潟59%でありながら、

シュート数で、京都14本:新潟10本

そのうち枠内が、京都5本:新潟3本

京都の方が優位に進められていたと思える。

 

そうなる理由は、というと、京都は全員が高い位置で守備をしていたが、新潟はそこをなかなか突破できなかった。

そこには、パスの精度というのもあるが、別にこんなデータもある。

走行距離 京都118.3㎞:新潟112.4㎞

スプリント回数 京都134回:新潟111回

総合的に走り負けている。

そして、スプリント回数も上回られている。

ということは、セカンドボールを取りに行くときやピンチで素早く戻るときなどでも負けていることを意味している。

高い位置でボールを奪われ、取り返せずにピンチを招き、ゴールを許している。

これをやはりチームとして認識して、ボールを奪われたら素早い帰陣をしたり、奪い返せるように走ったりすることが、もっともっと必要な気がする。

 

そんなところで相手チームを上回っているから、京都は好調で上位にいるのじゃないか、と思う。

先を読んで動く。

危機を察知したら素早く戻る。

そんなところのスピードを、京都から学びたいと思った。

たしかに、京都のマルコトゥーリオの決定力はすばらしかった。

その決定力には、判断のスピードが加わっているように思えた。

つなぐサッカーは大事だけれど、つなぐのともたもたするのは違う。

判断のスピードを上げて、失点の回避と得点力の向上につなげてほしい。

4連敗となった今日の試合を見て、そんなことを思った。

リーグ戦は、このあと半月あくが、練習で改善を図り、巻き返してほしいものだ。

去年の京都にできたのだから。

 

Visca Albirex!

 

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ホームで惨敗、J2降格圏からの脱出は厳しいのか… ~2025第22節ホーム町田ゼルビア戦~ 

2025-06-29 22:17:57 | アルビレックス新潟

新人DF稲村隼翔のセルティック移籍が正式に決定したと、スポニチが報道していた。

そうなると、今日のホーム町田戦がラストゲームになるとのこと。

正式に入団してまだ半年だというのに、手放したくない貴重な戦力なのに、もう海外移籍となってしまう。

今月初めには、攻撃の選手小見洋太が柏に引き抜かれ、そして今度は守備の要の稲村隼翔が出ていってしまう。

チームは残留争いに巻き込まれているなかで、大きな戦力ダウンだなと思う。

去年はけが人が多かったが、今度は移籍転出か…と、毎年の厳しさを思う。

だけど、どんな状況になっても、試合は予定通りやってくる。

とりあえず、今夜の試合が稲村の日本での最後の試合だというのなら、勝って彼を気持ちよく送り出してあげたい。

相手は、町田。

きれいなサッカーはいらない、勝つためなら手間暇かけずなんだってやる、ということで、去年は反感もたくさん浴びたチームだ。

今季のアウェイでの対戦では、新潟が戦型を変えてみたが逆効果となって、敗れたのだった。

さて、原点回帰を果たした今回の対戦は、どうなるだろうか。

先発メンバーに藤原奏哉の名前がないのは気がかりだったが、全員が戦力だろうから、代わりのメンバーに期待することにした。

 

試合開始直後から町田の攻撃にさらされ、立て続けにコーナーキックで攻められた。

そこはなんとかしのいで、攻め上がる場面も多く、期待はそれなりに高まっていた。

だが、セットプレーの得意な町田相手に前半でよくコーナーキックを与えすぎているのが気になった。

前半だけで8本も与えていた。

それだけ危険なエリアでのプレーが多くなるということ。

そこでは簡単なミスは許されないから、不安だったのだ。

 

先制点は、コーナーキックからではなかったが、その不安が当たった。

宮本がエリア付近でボールを奪われると、相手に思い切りのいいシュートを食らった。

ゲリアが足を出したものの、それゆえにコースが変わってキーパーが取れないコースに飛んで行ってしまった。

前半は、0-1。

 

まだまだ後半がある。

後半の立ち上がりに期待すると、いい形で攻め上がるシーンが続いた。

だが、ゴールを割るまで行かない。

 

そうこうしているうちに、元日本代表の相馬がすばらしいシュートを放った。

あの位置からだと、いつもなら藤原奏哉が守っているポジションで大丈夫なはず。

しかし、今日は藤原はいなかった。少し寄せが甘かった。

個人技のすばらしさで見事に決められ、0-2。

 

しだいに焦りの色が濃くなるアルビ。

またしても宮本がボールを奪われ、また相馬に同じような場所から、ミドルを食らった。

0-3。

これで集中力が切れたか、ゲリアがエリア手前の相手にパスを送ってしまう失態。

それを難なく決められ、0-4。

信じられないほど悲惨な失点が続く。ゲリアのデジタルポスターはかっこよかったのに…。

 

選手を交替させて、なんとか打開を図りたい新潟だったが、いかんせん、攻めても攻めてもゴールは割れない。

後半のスタッツを見ると、シュートは増えたものの、枠内はなんとゼロという記録。

ゴール前まで行っても、シュートに行けなかったり、読まれてしまったり、枠を外したり。

うーん、つらかったなあ。

 

それでも、スタジアム内は、Nスタンドのサポーターたちはずうっと声を出し続けて応援していた。

ありがとうございます。

その熱量に応えてせめて一矢報いてほしいと、私の周りの人たちも拍手などで応援し続けたのだが、結局願いはかなわず。

0-4での惨敗となってしまった。

厳しいなあ。

だんだんJ1残留が厳しいものに思われるようになってきた。

 

ボールをつなぐチームが、自陣内やその近くでパスミスを冒したり、あっさりボールを奪われるようでは、試合にならない。

相手ゴール前に迫れても、シュートを枠に飛ばせないようでは、得点はできない。

なんとか改善しなくては。

 

そのうえ、正選手の稲村がいなくなるのだ。

ああ、なんと厳しいことよ。

嘆いても始まらない。

捲土重来、奮起を期待する。

 

Visca Albirex  !!!

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入江新監督の初陣は飾れなかったけれど ~2025第15節アウェイ フロンターレ川崎戦~

2025-06-25 22:04:17 | アルビレックス新潟

一昨日、もうすぐ正午を迎えるという時間だった。

私は、家族と関越高速道路を首都圏に向かって車を走らせていた。

助手席に座った息子と、アルビ話をしていたちょうどその時スマホが着信を知らせた。

スマホを見た息子が叫んだ。

「うわあ~、マジかよ。樹森監督、電撃解任!」

車を運転していた私は、スマホ画面を見る訳にいかず、息子が伝えてくれる情報をただ聞くしかなかった。

「後任には、入江徹コーチが就任。」

「強化本部強化部スカウト担当の本間勲氏が、トップチームのコーチに就任。」

チームから出された3連発のメールに、ただただ驚くしかなかった。

 

なぜ今、解任?

やるならもっと早く解任できたのじゃないか?

新人監督の育成も目指していたのじゃなかったか?

辛抱強く今季1シーズンかけて取り組むのじゃなかったのか?

その後、車内では家族でいろいろアルビのことを話しながら、目的地に向かった。

ただ、一昨日のそのときから昨夜深夜家に帰ってくるまで、余計な暇はなく、アルビ情報は(だけじゃないけど)ほとんどシャットアウトしたのだった。

 

X(旧ツイッター)を見てみると、樹森さんに同情的な見方をする人の意見が意外と多かったが、そのあたりは、さすが優しき新潟サポだと思う。

監督を支える体制がしっかりしていなかったとか、監督の望む補強ができていなかったとか言われていたが、たしかにもっともな話であった。

 

しかし、それはそれ、これはこれ。

もう動いている以上は、後戻りできない。

新たな体制で、勝利を目指して戦い続けるしか、監督、スタッフ、選手たちに残された道はないのである。

しかも、新体制となって2日後の今日は、大事なリーグ戦当日。

スタッフを含め全員が、事態を真剣に受け止めるのは大事だが、あまりにもガチガチに勝利に固執しすぎて、動きが悪くならなければいいが、とちょっぴり心配になった。

 

さて、あっという間に大切な再スタート初戦を迎えた。

アウェイで川崎フロンターレ戦。

昨季のルヴァン杯準々決勝では快勝だったよい結果を思い出し、勝ってほしいと期待を込めた。

 

スターティングメンバーの顔ぶれを見ると、経験豊富な選手の起用が目立った。

キャプテン堀米をはじめ、舞行龍、星、高木、谷口、そして小野。

まずは、信頼できる顔ぶれで堅実に試合を進めていきたいという意図が見えた。

橋本、奥村、長谷川ら生きのいい若手は、後半で勝負をかけるときに備えるという形だろうか。

そんなふうに読み取れ、いいと思った。

だけど、サッカーは、偶然性の高い得点があるから、そういうことが起こらないといいなとちょっぴり懸念した。

 

試合が始まって、アルビの試合の進め方は安定していると思った。

川崎がかけてきた圧はほどほどだったので、よくつなぎながら攻めようとしているのが見えた。

だけど、最初の失点は、相手の鮮やかなフリーキックの直接ゴール。

次の失点も、フリーキックからの流れでのゴールと、試合前に懸念していたことがもrに当たった格好だった。

 

後半は、よく攻めた。

特に、途中から出場した選手たちが攻撃を活性化させた。

長谷川、奥村、秋山の若い3人のプレーははつらつとしていた。

そして、チームとしても、よくボールがつながるなあ、と感心するばかりのパスワークを見ることができた。

だいぶ、いいときのアルビに戻ってきた感じがした。

ただし、相変わらずというかなんというか、ゴールが決まらない。

ゴールポストに嫌われたり、相手GKのファインセーブに遭ったり、ツキもなかった。

 

攻めているのに点は入らず、そうこうしているうちに試合時間はどんどん少なくなりアディショナルタイムには、決定的な3点目のゴールを食らってしまった。

万事休す。

でも、最後まであきらめず選手たちは戦ってくれた。

90分+5分、GK田代からのフィードを受けた奥村が、相手GKと1対1の場面を作り、見事に決めてみせた。

オフサイドの可能性もあったが、VARの結果、ゴールが認められた。

 

試合はそのまま1-3で敗れた。

入江新監督の初陣は、飾れなかった。

だけど、新潟を応援する者としては、今日のような試合を続けていってほしいと思う。

1-3で負けたことを除けば、いい試合だった。

ハーフタイムと試合終了後のスタッツを見ると、後半のよさがわかる。

つなぐプレーの見事さは、今年初めてと言ってもいいくらいのものだった。

原点回帰したな、と思えた。

これをもう一度磨いていけば、そのうちすごいものになるはずだ。

そして、勝てるはずだと信じよう。

 

ただ、もたもたしてはいられない。

すぐ上に勝ち点1の差でいたFC東京が勝ってしまい、降格圏脱出の条件がまた厳しくなってしまった。

次は、日曜日にホーム戦。

相手は、町田。

足元でチャカチャカするサッカーで、町田を翻弄して勝ちましょう。

 

Visca Albirex  !!!

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みすみすミス連発、今季7度目の1点差負け ~2025第21節アウェイ福岡戦~

2025-06-22 06:51:58 | アルビレックス新潟

 

もったいないなあ。

また1点差負け。

 

せっかく先制したのに、ミスで同点にされた。

そして、すぐまたミスから逆転された。

それでもなんとか前半のうちに同点に追いついた。

なのに、前半のうちにまた勝ち越しを許してしまった。

前半で2-3という、何点入るゲームになるのか分からないような展開。

しかし、後半は攻めているのにゴールを決められない。

ずるずると時間を浪費し、終盤は福岡のファウルを誘発する引き延ばし作戦にまんまとはまる。

 

なんでたった1点が取り切れないのだ。

結局、今回もたった1点の差で負け。

今季9敗のうち、7度目の1点差負け。

ああ、せつない。

 

ボールをつなぐチームなのに、自陣のゴールエリアや周辺で決定的なミスを冒し過ぎる。

監督も選手たちも言っていたじゃないか。

「自信をもってつないでいき、後半相手が疲れたところで、チャンスをものにして勝つ」と。

それなのに、つなぐチームがつなぎでミスをしているようじゃ、しかも自陣のペナルティエリアやその周辺でミスっているようでは、勝利が逃げていく。

 

この試合だって、守備が堅いチームの福岡から複数点取れていた。

稲村の初ゴールは、見事だった。

谷口の同点ゴールも、鮮やかだった。

だけど、2点取っても3点取られたら、それは負ける。

得点するのには苦労するのに、いともたやすく失点するのはなんとかならないものか。

 

ちっとも進歩、改善されていない。

軽すぎる守備のミスを見せられるのは、ガックリだ。

もう見たくない。

みすみすのミスは勘弁してくれ。

 

相変わらずリーグ戦で連勝できず。

降格圏にどっぷり浸かったまま。

こうしてシーズンは進んでいく。

 

次は水曜日、またアウェイの川崎戦。

厳しいなあ…。

 

Visca Albirex ‼

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裏天王山に見事勝利、後半戦の好スタート飾る ~2025第20節ホーム横浜Fマリノス戦~

2025-06-15 21:10:53 | アルビレックス新潟

Jリーグ19位の新潟と最下位20位の横浜FMの対決。

人はそれを「裏天王山」と呼んだ。

なにしろ、2チーム間の勝ち点差は2。

勝つと負けるじゃ大違い。

 

そんなことで、今日の新潟サポの中心メンバーたちは非常に意欲的に行動していたのが目についた。

まずは、横断幕。

私が通ったところでは、Eスタンド入り口でのこれ。

「ピッチ、スタンド一体で目の前の一戦に全力で挑み、勝利をつかみ獲ろう!」

 

そして、ゴール裏には、

「生き残りをかけた勝負の後半戦。もう一度立ち上がれ、闘え俺達の誇り新潟。」

 

柱には、こんな訴える貼り紙がそこここに。

 

試合前には、メガホンを持った声出しサポが、スタンドを回ってあちこちで、「拍手や声援で後押ししてほしい」と訴えていた。

それ以外にも、選手たちが乗ったバスを入り待ちして、激励していたと知った。

考えつく限り、気合が入った応援でチームを熱く後押ししようとする人たちが大勢いることに、同じチームを応援する身として、ありがたく心強く思った。

 

試合前には、昨季をもって退団した鈴木孝司氏の「引退セレモニー」が行われた。

アルビのユニフォームを着て登場した孝司さんは、今はマリノスのスクールコーチとなって、子どもたちを教えているのだそうだ。

選手時代も今も一瞬が勝負だということを言っていたのは、孝司さんらしい責任感のある言葉だと思った。

 

さて、試合のメンバーで驚いたのが、GK田代の先発。

4日前の天皇杯2回戦の試合でクリーンシートを達成し、ピッチ上でチームメートを鼓舞し続けたのがよかったものなあ。

J1初出場。がんばってほしいぞ。

 

横浜FMも危機感を持ったサポーターが大挙して来場していた。

チームは、つなぐサッカーからの脱皮をマリノスは図っていると聞いたが、どんなものだろうかと思いながら試合を見た。

試合開始から、ホームの新潟がよく攻めていた。

動きもよく、つなぐサッカーをしながら、何度かゴールに迫った。

だが、ゴールを割るところまではいかなかった。

やがて、試合はこう着状態になった。

 

そんなときに思ったのが、

「これがあの強かったマリノスか?」

ということ。

去年までの対戦では、個人技が高く、いつピンチに陥れられるかという怖さがあったのだが、それを感じないのだ。

それは、それだけ新潟の選手がよいからだ、と言えればよいのだが、そういうわけでもないのが分かる。

ボールをつなぐ新潟のDFに対し、名古屋や湘南、福山シティのようにFWが迫って守備をしてくることはほとんどなかった。

だから、新潟は守りやすかったし、攻めに転じる時もストレスを感じることは少なかった。

ボールをつなぎながら、前線にパスを送るタイミングを探る余裕があった。

青森に敗れた天皇杯では、控えメンバー中心に戦ったという話だったが、今日の試合が主力だとすると、歯応えがないぞと思った。

もちろんところどころでは上回れるが、新潟の選手たちの方が明らかに必死でボールを追っていた。

だから、セカンドボールの回収も新潟の選手たちが果たすことが多かった。

 

こんな試合内容だから、「早く得点を奪え、アルビ!」と念じつつ、後半の試合を見守った。

途中、右ウイングの位置でダニーロが何度も片手をあげてボールを要求する姿が見られたが、なかなかそこにパスはいかなかった。

しかし、DF稲村はその時をねらっていた。

73分、稲村からダニーロへのロングパスが通り、受け取った彼はペナルティエリアに迫りながら、得意の左足を一閃すると、ボールは相手GKの手を弾いてゴールネットに突き刺さった。

新潟、待望の先制。

 

この後は、あと1点取ってほしいと願いつつ、潟るなよ、潟るなよ、と祈っていた。

危ないシーンは少なく、試合終了。

 

出場した2試合で連続のクリーンシートを達成したGK田代に飛びつく稲村や舞行龍の姿が印象的だった。

チーム一丸となってつかんだ勝利。

いや、ホームスタジアム一体となって得た「6ポイントマッチ」となった。

なにより勝ち点3が重要なのだ。

 

ダニーロの初MOM。

スタッツを見てみると、アルビのシュート16本に対し、マリノスはわずか4本。

しかも、枠内シュートが0本とは、マリノス重症だ。

だが、人のことを心配している余裕はない。

 

今季開幕の同じマリノス戦では、勝利を目前にしながらPKを与えて引き分けスタートとなってしまった。

それが尾を引いた感じがあった前半戦。

だが、後期の開幕戦に当たる今日のマリノス戦では、しっかり勝利を手繰り寄せた。

一人一人の選手が、自分のやるべきことに全力を尽くした結果だ。

どうか、このような試合を続けて上昇を果たしてほしい。

 

新潟は、まだまだ降格圏の18位なのだが、後半戦のいいスタートが切れた。

前半戦だって、勝利を目前にした試合の最終盤で逃げ切りに失敗したことがよくあった。

今日のように、下手をしなければもっと上位にいることができるはずだ。

久々に3万人を超えた観客は、入場者プレゼントで受け取ったサマーシャツに加えて、勝ち点3を土産に、気持ちよく帰ったのであった。

 

Visca Albirex !!!

 

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手こずりながらもジャイキリ許さず、勝利 ~2025天皇杯2回戦対福山シティFC戦~

2025-06-12 15:36:06 | アルビレックス新潟

昨日の天皇杯2回戦福山シティFCとの試合について、カテゴリーが4つも下のチームに大勝できないのか、情けないということをいうサポーターも多くいたようだ。

けれども、私はそうは思わなかった。

手こずったけれども、勝ってJ1の名誉を守った。

そう思っている。

その理由は、前日のブログに書いたように、福山シティFCは、強敵だったからだ。

過去2年続けて天皇杯では勝ち上がっていたし、地域リーグでは2年連続優勝したが、JFLに昇格するための試合の結果、惜しくも勝ち上がれなかったということも知った。

そんなチームが、今年リーグ開幕から快勝続きだったということは、今季は去年まで以上に強いということだ。

しかも、福山シティFCの持ち味が、攻守の切り替えの早さと球際の強さであった。

新潟のチームについては徹底的に分析して、対策を練ってくるだろう。

私は、カテゴリーに関係なく、強敵だと思って臨まないといけないと警戒していた。

それで、昨日のブログに書いていたというわけだ。

そのチームに、ジャイキリを許さず勝ち切ったというところを私は評価するのだ。

そして、チームの一体感も感じられたということも。

 

昨日の先発メンバーは、私にとっては、すごく期待したい顔ぶれであった。

新潟を愛してやまない、堀米、高木、早川の名前があった。

ベテランとして頼もしい存在の名前が、小野、千葉と、攻守両面にあった。

そして、GK田代の初起用であった。

 

それでも、試合は簡単ではなかった。

新潟対策がしっかりなされていた。

新潟は、特に前半、なかなかシュートに行けなかった。

コンパクトに守りながら、圧をかけるところにしっかりかけていたからだ。

J1という上のカテゴリーに所属して試合をしているから、やはり選手個々のレベルは新潟の方が上だったかもしれない。

しかし、新潟のよさを消すためのプレーが、福山は光っていた。

特に、ボランチの宮本に対しては厳しくマークしていたから、自由にさせてもらえなかった。

そして、サイドにボールが渡っても、そこで厳しく圧がかけられて、なかなか前に進めなかった。

左のミゲルも、右の太田も、ドリブル突破するタイプではないから、パスが来ても後ろに戻すしかできなくなっていた。

だから、ボール保持はしても、出すところがなくなり、なかなか前に進むことができなかった。

福山シティFCの小谷野監督、ただものではないな、という気がした。

 

前半は、互いに目ぼしいシュートシーンはなく、ハーフタイムを迎えた。

志向しているサッカーがいくら似ていても、カテゴリーが上なのだから、個人の力量は新潟の方が上回れるはず。

後半は、マークされても個人の力量で上回れる選手を起用していくしか打開の道はないだろう、と思った。

そこらへんは、さすが樹森監督、よくわかっていた。

後半開始からミゲルに代えて奥村を起用した。

59分には、小野に代えて運動量も豊富な長谷川を出場させた。

すると、奥村が、前半にはなかった相手のエリア、ポケットへの進入を何度も果たし、確かに左サイドは活性化した。

86分には、矢村、太田に代えて、笠井、ダニーロを入れ、さらに福山に揺さぶりをかけた。

だけど、ゴールを割れず、ピンチも迎えたがなんとか切り抜け、本来は避けたかった延長戦入りとなった。

 

運動量の豊富な選手が入って攻撃は活性化したが、ゴールシーンは、なかなか生まれなかった。

逆に、4,5回連続で相手のコーナーキックが続くという、心臓に悪いシーンもあったが、よく声をかけ合って身体を投げ出して守り切った。

そんなシーンを見て、負けるはずがない、と思った。

移籍加入して半年かかって今季初出場のGK田代の存在が、とても安心感を与えた。

彼は、新潟のメンバーに対して、すごくよく声を出していた。

「史哉、ナイス!」という彼のかけ声も聞こえた。

そして、時々振り向いては、もっと声援をくれとばかりにサポーター席のゴール裏をあおったりもした。

チームに安心感を与えるGK、いいですね、彼。

 

延長後半、こうして左からの攻めはいったい何回目だろう、と思うくらいに攻め上がった堀米が、ゴール前に利き足とは逆の右足で挙げたクロスに、ニアから笠井がジャンピングヘッドですらせたボールが、ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれた。

待望の先取点!…と言っても、108分の時間は遅すぎたけどね。

 

だけど、油断はできない。

そう思っていたら、相手のフリーキックの際には、ベンチの稲村がライン手前からゴール前に守りのコーチングをしたりしているのも見た。

一体感を感じながら、試合終了の笛を聞いた。

 

最終盤に千葉と代わって出場したDFの稲村は、GKの田代のところまでいって、抱きついていた。

 

試合後、本日ゴールのヒーロー笠井は、マイクの前で、「新潟といえば長谷川、ではなく新潟といえば笠井、と言ってもらえるようにがんばります!」と叫んでいた。

いいね。

 

試合は簡単には勝てなかったけれど、選手たちの一生懸命さとチームワークを実感することができた。

これからのリーグ戦後期の試合でも、不器用(?)な試合があるかもしれないけれど、この一生懸命さと温かさは、チーム新潟の大きな武器だ。

アルビレックス新潟は、チームとして大丈夫。

そう実感することができた。

やはり、チケット買って平日夜の応援観戦に行ってよかったよ。

 

天皇杯3回戦は、小島や小見の柏ではなく、去年稲村がいたので新潟サポが大金を寄付した東洋大となった。

柏は東洋大から自チームに入団する選手にゴールを決められて負けたのだそうだ。

東洋大は、稲村先輩や新潟サポに忖度してくださいね。(ま、それはないわな。)

 

それよりもまず、次の日曜日の試合で、青森に負けてさらに意気消沈している横浜Fマリノスに勝って、後半戦のよいスタートを切らなくては。

 

Visca Albirex !!!

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今夜は、福山シティFCと天皇杯2回戦

2025-06-11 10:50:25 | アルビレックス新潟

リーグ戦の中断期間を経て、10日ぶりに公式戦の試合に臨むアルビレックス新潟。

この期間中に、正選手の小見が移籍転出してしまった。

だが、新しい選手の加入情報はなく、その期間は終わってしまった。

リーグ戦再開の前に、今日は、天皇杯2回戦の試合がある。

快勝して、リーグ戦の後半開始に向けて、よいムードを作りたいもの。

少しでも後押しになれば、という思いもあって、今日の試合のチケットを買った。

駐車券の1600円は高いけど、まあ仕方がない。

 

さて、対戦する相手は、福山シティFC。

地域リーグの中国リーグに所属するチームだ。

広島県福山市で2017年に設立されたチーム。

地域リーグのチームが相手とはいえ、全く油断はできない。

なぜなら、地域リーグでは強豪だからだ。

直近3年は中国リーグ3連覇を果たし、3年連続で全国地域サッカーチャンピオンズリーグに出場しているが、惜しくもJFL昇格を叶えていないのだという。

 

どれどれと、今季の地域リーグの順位表を調べてみて驚いた。

開幕から4勝1分と無敗でリーグ首位を走っている。

しかも、つい2日前の6月8日の試合、1対1で引き分けになるまでは、4連勝。

そのうえ、得点20,失点0という、圧倒的な攻撃力で強さを誇るチームであった。

守りでも、8日の試合が、今季初失点だったということである。

なかなかの強敵じゃないか。

 

もう少し調べてみると、福山シティFCは、去年の天皇杯でも2回戦進出を果たしていたという。

そのサッカースタイルは、攻守において主導権を握る「ボールも人も動くアグレッシブなサッカー」を志向しているという。

あれ?どこかで聞いたようなスタイルだな…。

攻守の切り替えの早さと球際の強さが持ち味だなんていうことも。

 

同じようなスタイルのチームの対戦、ということになるが、どんな試合になるだろうか?

J1の誇りにかけて負けるわけにはいかない。

今日の先発予想は、新潟日報では、こんなで、日頃リーグ戦での試合出場が少ない選手たち中心。

 

サッカー新聞電子版「エルゴラ+」の予想は、だいぶ違う。

 

誰でもいい。

いずれにせよ、リーグ戦前半で活躍することの少なかった選手たちが躍動して勝利する姿を見たいと思う。

まずは、先取点を取って、主導権を握って試合を進めてほしいものだ。

では、夕方、行ってきます!

必勝!!

 

Visca Albirex !!

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小見ちゃん、柏に行っちゃった…

2025-06-08 20:36:20 | アルビレックス新潟

アルビレックス新潟小見洋太選手、柏レイソルに電撃移籍!

 

 

小見ちゃん、それはないだろう。

チームが一番苦しい今、クラブを見捨てていくのか?

…とそんなことを言いたい人はたくさんいるのではないかな?

 

小見ちゃんにしてみれば、いろいろな点で悩むところはあったのだろうな、とは思う。

だけど、入団してから今まで、アルビレックス新潟で成長を見守ってきたサポーターにしてみれば、やっと中心選手として活躍するようになったというのに、それなのにチームが苦境にある今出ていくのは、ちょっとあんまりなのじゃないか、と思ったりする。

先月の湘南戦でヒーローとなったときに、成長したなあ、と実感していたのに。

 

9戦目にして、ホーム戦初勝利! さあ反転攻勢だ!! ~2025第18節ホーム湘南ベルマーレ戦~ - ON  MY  WAY

勝った~!!アルビレックス新潟、待ちに待った、ホーム戦初勝利。なんてったって、ここまでホームで8試合、勝利を見せてもらうことがなかった。分け、分け、分け、負け、分...

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移籍に当たって、残されたコメントは、次のとおりだった。

 

■コメント

このたび、アルビレックス新潟を離れることになりました。

 

プロへの扉を開いてくれた寺川さんをはじめとしたクラブの皆様、私のことを受け入れて優しく、時には厳しく接してくれたチームメイトの皆様、そしてどんなときも私のことを信じて後押しをしてくださったファンサポーターの皆様、本当にありがとうございました。

 

プロサッカー選手として、人間として、より成長するために今の自分がどうするべきか考えた結果、この居心地が良すぎるほどの”街”を離れ、新たな環境でチャレンジするべきだと感じました。

 

これからまた新たな環境での挑戦となりますが、自分らしく目の前のやるべきことをひとつひとつ積み重ねていきます。

 

約4年半本当にお世話になりました。ありがとうございました。

 

プロサッカー選手として、人間として、より成長するために、この居心地が良すぎるほどの”街”を離れ、新たな環境でチャレンジするべきだと感じた、と彼は言う。

だが、なんとなく彼が焦っているような気がしてしまった。

 

時を同じくして、一緒にアルビレックス新潟に同期入団した三戸舜介は、2シーズン前に欧州へと旅立った。

そして、オランダで実績を積んで、今回のワールドカップ最終予選のメンバーに初選出されている。

なのに、自分はJ1のままでチームは残留争いに巻き込まれている。

三戸ちゃんと自分とでは、大きく差がついてしまった。

もっと自分のプレーが多くの人に認められる、上位のチームで活躍し、できた差を詰めたい。

今、自分に何が足りないのかは考えるところがある。

だが、今のチームは、負けても常に自分たちを励ましてくれる温かいサポーターが多い。それに甘えて、今の自分には厳しさが足りないのじゃないか?

もっと厳しい環境でプレーしなければ、成長しないのじゃないか?

今、柏レイソルからオファーがあったのは、そのチャンスなのじゃないか?

若者がそんなふうに思ったとしても不思議はない。

 

まあ、そう思ったかどうか、真偽のほどはわからない。

でも、柏に行かなくても、自分しだいで成長はできるはずだと思うなあ。

伊藤涼太郎しかり、三戸舜介しかり。

彼らは新潟で活躍して、欧州への道を開いた。

自分の力でチームを残留に導いた、なんてことになれば、もっと評価は上がるはずだと思うのだけどなあ。

なんだか、1年前に広島に移ったA選手と姿がかぶってしまう。

やっぱり何らかの焦りがあったのかなあ…。

 

ここまで推してきた側としては、三戸ちゃんは新潟に遊びにこれても、今後小見ちゃんはなかなか来れなくなってしまうだろうなあ、なんてことも考え、残念に思う。

 

まあ、本人が下した決断だから、「じゃあ、元気で」と手を振りたい。

だけど、出ていった人のことは、今までのようには応援しない。

「別れても好きな人」ではなく、「別れたら別の人」の応援だ。

代わりに誰がチームの力となって活躍するか、それを楽しみにすることにする。

この苦しい中、チームに残って勝利を目指そうとするメンバーを、心から応援したい。

 

小見ちゃん、じゃあ、元気で。

 

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好試合暗転、今季最多失点の負け ~2025第19節アウェイ名古屋戦~

2025-05-31 17:19:17 | アルビレックス新潟

今季初の連勝を、などと言っていたのに、試合は…。

 

0-3。

今季最多失点負け。

何とも残酷な結果になってしまった。

16位名古屋と19位新潟の下位同士の対戦となった一戦。

勝って上位への足がかりを作りたかった両チームだが、今季初の連勝をねらった新潟より直近5試合負けなしだった名古屋の勢いが勝った試合となった。

 

出だしから、ホームで連勝をねらう名古屋の攻勢にさらされた新潟は、なかなか攻めへの転換ができないままだった。

前半15分までで、ボールポゼッションは、名古屋62%、新潟38%と、戦型からすれば全く逆の数値を示していた。

その後、少しはよくなってきたが、ペナルティエリアに進入できたのは2度か3度かというところ。

シュートは、谷口の超ロングシュート1本だけで前半が終わった。

それでも、前半は0-0だったから、後半勝負なら新潟に十分勝機はあると思われた。

だが、後半から舞行龍に代わって久々に出場した稲村が自陣エリア内でちょっとしたミスをおかしてしまった。

そこから生まれたチャンスを逃さずに名古屋に決められ、先制を許してしまった。

まだ後半開始から10分、これからだと思いながら試合を見守った。

後半は、それなりに攻めるシーンも見られたが、相変わらずフィニッシュが決まらない。

奥村の積極果敢なドリブルやシュートは、見ごたえがあったが、最後のシュートは枠を外したりキーパーの正面をついたりで、同点に追いつけなかった。

選手交代も空しく時間が過ぎていった。

 

たった1点がなぜ取れないのだ。

と、サッカーで得点することの難しさを実感した。

ところが、相手ゴールは、いともたやすく決まってしまうのだから、応援して見ている者にとってはなんともつらかった。

アディショナルタイムの直前に、名古屋の絶妙なミドルシュートが決まって、0-2。

その2分後には、やはりペナルティエリア手前からシュートを打たれ、GK吉満の手を弾いてゴールが決まり、0-3。

1点を争う好ゲームは、瞬く間に崩れた。

 

結局、今季ワーストの0-3での敗戦となってしまった。

 

試合は、NHK新潟のテレビ放送を見ていたのだが、宮沢ミシェルさんの解説はとても聴きやすかった。

実況アナは、どうしてもネガティブに考えてしまう傾向があったけど、宮沢さんは冷静にいい試合だと言って見てくれ、アルビの側に立った語りをしてくれた。

その中に、「あとはシュート練習」という言葉が出たときもあったが、やはり数少ないチャンスを決めきる決定力が必要だ。

また、アルビの戦い方はこうだというのが、どのチームにも知られてしまっている気もした。

名古屋が、稲村の前には、足の速い永井を置いて攻撃にふたをしたり、ダニーロには2人がついて自由にボールを上げさせないようにしたりしていた。

そういうのを見ると、相手に慣れられていて、もう一つ攻撃に工夫が必要だとも思える。

 

最下位だった横浜F・マリノスも、前節首位鹿島に3点を挙げて勝ち、今日もしつこい町田に3-0で連勝し、19位の新潟とは勝ち点2差に迫ってきた。

次節は、半月後の6月15日、今季後半戦最初の試合を、そのマリノスとホームで戦う。

ここをこらえられないと、降格圏からの浮上は難しい。

その前に天皇杯2回戦福山シティFCとの試合があるが、まずはリーグ戦の勝利が優先だ。

新潟にしてみれば、名古屋も横浜も、調子が悪い時でなく好調になって来たときに当たってしまうという巡り合わせの悪さもあるとはいえるが、それは仕方がないことだ。

今後ずっと正念場の試合が続く。

覚悟を決めてかかるしかない。

 

Visca Albirex !!!

 

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