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癒し系獣医師の動物病院開業日誌

アニマルセラピー団体で活動している癒し系獣医師。農業団体職員から脱サラし、動物病院を開業しています!

避妊と去勢手術実施できました!

2013年02月08日 | 動物医療
病院のカウンターが来ました。
白い大理石を貼ってもらいました。
結構見栄えしませんか?

今日は札幌近郊の先輩の経営する動物病院でまるまる1日研修しました。
ついに、メスを持たせていただき、猫の避妊と去勢を曲がりなりにも自分で実施しました。
先輩に教えていただきながら、震える手でメスと針を進めました。
まあ、ボロボロでしたが何とか終わったという感じです。
兎に角、実践あるのみ、場数であることがよく身に染みました。

メスや持針器等の機器の持ち方、運針の方法など全然基本がなっていません。
それでも、先輩は今気づよく教えていただき、本当に感謝です。
一日で避妊と去勢両方経験できたのは自身にも繋がります。
まだまだですが、一山越えた感じです。
疲れましたが、疲れませんでした?

しかし、帰りは吹雪で全く前が見えなくなり焦りましたが、無事帰還です。
(´▽`)。
次はもう少しマシにやりたいです。

放射線遮蔽工事

2013年02月07日 | 動物医療
今日も雪がすごいですね。
そろそろやんで欲しい。

レントゲン診断装置はなくてはならないもので、病院に必須の診断機器です。
私も当然保有しなければなりませんが、設置すればいいというものでなく、診断装置が置かれる場所は「遮へい防護」設備を施し、基準を満たさねくてはなりません。
設置後は専門業者に依頼して、放射線の漏洩がないか、あっても基準を超えないか検査してもらう必要があります。
昔は結構緩かったみたいですが、今は結構厳しいみたいです。

私が引き継いだ病院は鉄筋コンクリートですが、オープンスペースの設計で隔壁が余りなく、レントゲン診断装置も個別の囲まれた部屋に設置して、鉛板を貼って遮蔽することにしました。
その分経費がかかりますが、これは仕方ありません。
しかし、最近は鉛の価格が上昇傾向だそうでいま見積もり中ですが・・・・・いくら?

いろんなことで配慮が必要であり、病院の研修終了後も真っ直ぐ家に帰れません。
サラリーマン時代にはたまに仲間と一杯・・・なんてこともありましたが、今はそれどころではありません。
退職以来ほとんどアルコールは飲んでいませんね。

うーんでも楽しいですね、自分のためですから。

お灸(マイボーム腺腫)

2013年02月06日 | 動物医療
写真が分かりにくいかも知れませんが、目にマイボーム腺腫がありまして、これでも小さくなりました。
まぶたの裏側に大きなのあったのですが、お灸で小さくできました。
お灸といっても場所が場所だけに、直接灸するのでなく、台紙の上に灸を置いて2回、2日間隔で行ったところ、「熟した」のか軽くまぶたを押したところ、内側でけですが内容物がでて1/3の大きさになり、今日もやや小さくなっていました。
今後わかりませんが、何回かお灸することでかなり落ち着く大きさになるように思うのですが・・・なにせまだ未熟者ですから。
少なくとも、今日の段階で腺腫による涙は止まりました。
外側でなく反対側が改善したところが、灸の不思議なところです。

「お灸」行けますよ、これ。

今日は研修病院がお休みで、雇用保険の説明会に出席していました。
求職者に変わりはありませんので。

病院については、今内装や機材のことで、業者と必死の交渉と折衝を展開中です。
イヤー、パワー要ります!
でも、楽しい!

お灸(マイボーム腺腫)

2013年02月06日 | 動物医療
写真が分かりにくいかも知れませんが、目にマイボーム腺腫がありまして、これでも小さくなりました。
まぶたの裏側に大きなのあったのですが、お灸で小さくできました。
お灸といっても場所が場所だけに、直接灸するのでなく、台紙の上に灸を置いて2回、2日間隔で行ったところ、「熟した」のか軽くまぶたを押したところ、内側でけですが内容物がでて1/3の大きさになり、今日もやや小さくなっていました。
今後わかりませんが、何回かお灸することでかなり落ち着く大きさになるように思うのですが・・・なにせまだ未熟者ですから。
少なくとも、腺腫による涙は止まりました。
外側でなく反対側が改善したところが、灸の不思議なところです。

「お灸」行けますよ、これ。

今日は研修病院がお休みで、雇用保険の説明会に出席していました。
求職者に変わりはありませんので。

病院については、今内装や機材のことで、業者と必死の交渉と折衝を展開中です。
イヤー、パワー要ります!
でも、楽しい!

手術

2013年02月05日 | 動物医療
寝起きの家の犬です。
寝ぼけています。
最近朝が遅い!

今日もいつもの通り研修です。
研修病院は手術が多く、ほぼ連日複数の手術が入ります。

今日は、猫の去勢2匹と犬の肛門周囲腫瘍の除去でした。

猫の去勢は難しくないので、時間的には早く終わるのですが、準備は同じですから手術時間は短くても1件を終えるのにはそれなりに時間がかかります。
猫の去勢は難しくないですが、それでも手術!
麻酔には細心の注意を払っています。
手術においてその成否は麻酔に寄るところが大きいのです。
麻酔は対象動物の種類、年齢や手術内容により大きく異なってきます。

猫の去勢の場合は時間的に早く終わるので、導入麻酔はまあ普通に行いますが、維持麻酔で気管挿管はしない場合が多いですね。
犬の去勢はほぼみなさん同じ方法に近いですが、猫はいろんな方法があるようです。手技が微妙に異なります。
切る部位、清掃からでる精管と血管の縫合方法、残った陰嚢の縫合等、個人差がでます。
それぞれ利点があるのでしょうが、私のような遅れに遅れた新人は基本に忠実にやるしかないでしょう。
麻酔も定番?の方法ですね。

手術は見るのとやるのでは天地でしょうが、いろんなことを想像しながら見ていてもものすごく勉強になります。
今日も3件すべて研修させていただきました。
教えてくれるのは全員私よりかなり若い獣医師ですが、「地を這うように」のとおり、兎に角教えてもらいまくりです。

武者修行

2013年02月04日 | 動物医療
今日は月曜日ですね?
農業団体を辞めてから曜日の感覚が薄らいでいます。
「無職」の身ですから「休日」というものは存在せず、改めて「組織」のありがたみを感じます。
だからといって、そういう身分に戻りたいとは思いませんし、戻れません((^<^)。
進むしかないですからね。

準備は確実とは言いませんが、まあそれなりに進んでします。
技術の研修に集中したいのですが、中々そうも言ってられません。
しかし、臨床経験は牛歩ですが積んできました。
近日中にはメスも持ちたいですし、そういう段取りもしています。
やはり、臨床家としてメスをもつ時間が欲しいです。
避妊手術の習熟が絶対条件です。
うまくなくても、確実で安全なオペが必要です。
机上で練習はしていますが、実践が必要です。
それにはやるしか、経験するしかありません。
偶然できることなどないのです。

今週も自分を磨いたですね、臨床家として。
まだまだ、武者修行は続きます。
開院ぎりぎりまで・・・・・

ステップ

2013年02月03日 | 動物医療
今年はお手伝いできませんでしたが、町内会の排雪が終了しました。
今年は雪が多くいつもの年よりかなり前倒しで実施されました。
雪の量が多かったので、限られた時間内での排雪作業が制限され、例年どおりの丁寧な排雪は無理だったようです。
それでも、これだけ排雪されればOKです。

今日も今日とて、いつもお世話になっている病院で研修です。
日曜日は混みますね。
獣医師3名でフル稼働してもおっかない状態でした。

ここの病院は猫の来診が多いようです。半分位猫かな。
症例もいろいろでとても勉強になります。

昨日は肛門腺絞りを行いましたが、これが結構苦手です。
しかし、こつを掴むと「どびゅっ」とでました。
右と左とでは堪り方が違うようです。
外から絞ってもでない場合は、肛門に指を入れて絞ります。

爪切りも重要なニーズで、如何に出血するギリギリまできるかですかね。
芯みたいなのが出てきたら、慎重に切り、角をとりつつ爪を整えます。

小さいことから経験させていただいていますが、この小さいことが重要ですね、私にとって。
どんな小さなことでも自信につながるからです。

そろそろ、メスも持たなくてはなりません。
野良猫ちゃんで避妊や去勢はある程度経験していますが、まあゼロからスタートするつもりで望む機会を伺っています。
犬の避妊ができれば、通常の手術はほとんど問題なくできるそうです。
裏を返せば、避妊手術の難易度は結構高いということになります。

鍼灸の方はそれなりに自信が出始めていますが、やはり西洋医学全般をこなせなければだめですから。

ステップバイステップです。

採血

2013年02月01日 | 動物医療
写真が、うさぎさんに使いる歯科ユニットです。
先日研修に行った病院にありました。
この程度のもので、70万円くらいだそうです。
「あったらいいよ」とのこと。
うーんあればいいのですが、ちょこちょこ装備を買い足していくといつの間にか膨らむ。
今、悩んでいるのは電気メス・・・
あればとても便利です。出血がほとんどしないし。
「あったらいい」の世界ですが。
どんどん、膨らむのも怖い。

今日はいつもの病院で研修です。
採血させてもらいましたが、後ろ足の外側伏在静脈からの採血は経験がなく、結局橈側皮静脈(前肢)から採血できました。
どちらで行うかは好みだすですが、ライン確保は橈側皮静脈からなので、できるだけ外側伏在静脈にしたほうがいいそうです。
ミニチュアダックスだったのですが、難易度は高いとのこと。
猫は大腿静脈からでこれは大丈夫そうです。
ちなみに、コーギーも採血難易度は高く、うちの犬で練習します。

慣れなのでしょうが、病院の勤務獣医師は難なくこなします。
早く慣れなければ。
牛とはやはり違います。
血管が細い。数ミリのこともあるし。
まあ、慣れると思いますが・・・

東京研修ファーストシテージ完了!

2013年01月31日 | 動物医療
6日間に渡る、東京滞在から今日の夜帰ってきました。
鍼灸の専門学校に通い、うさぎ専門獣医師の指導を受け、今日は「動物東洋医学専門病院」で研修しました。

この病院は杉並区の荻窪にあるのですが、遠くは仙台から来る方もいるそうです。
今日はうさぎを連れて、茨木から車で1時間半かけてこられた方もいました。

うさぎの診療は多いそうです。
うさぎはストレスに弱く、定期的に見てあげげている子も多く、また斜頚の子もきていました。
この子は、右方に首が傾いたまま、起立もできないのですが、お灸と鍼、マッサージにより首が一時的ではありますが、正常位置に戻り、飼い主さんも私も驚きました。

また、犬もうさぎもそうですが、施術のあいだはリラックスして保定はほとんどいりません。
治療後は床に気持ちよさそうに伸びのびして、表情も脈も非常にいい状態に変わりました。

鍼灸は素早く目に見えた効果も発揮しますが、じわじわした効果も確実にあり、効果を目の当たりにして東洋医学に可能性を確信しました。
今回の研修でまた新たな技術も教えてもらい、得しましたね。

体力的にもお金的にも大変な東京研修でしたが、まだまだ極めたいです。
今回はファーストステージです。
いろんな病院といろんな診療を学びたいですね。
この約1週間は充実していました。大成功!

明日からまた、札幌の病院で研修します。

所沢の動物病院にて

2013年01月30日 | 動物医療
ウーン、不動の気持ちが大切です。
メンタルでめげない、これが目標です。
無職でいると、何となく不安になりそうです。いや、今は全然そんな気がないのですが、気持ちの持ち方が大切。



今日は、埼玉県所沢市の同級生のS夫妻が運営している病院をおじゃましました。
はやり、いろんな病院を見ておくことが大切です。
最近の動向やら診療スタイル、医療機器設備や在庫の持ち方、会計や明細書の発行方法などが参考になります。
それと、麻酔方法は必ず確認して教えてもらいます。
皆さんちよっとずつ違います。

ここの病院は開業して20年以上で固定客も多く、朝からてんてこ舞いでした。
忙しい・・・、こんなだといいなと思いつつ、診療方法や投薬、薬材の取り扱いなどを見せていただきました。
忙しかったのですが、一瞬空いた時間等で教えてくれました。
ありがとうごあいました!
やっぱり、同級生は便りになります。
今年の春に更に看護師さんを2名雇うそうです。
まだ伸びるのでしょうね。
あやかりたい、というかまだ始まらない自分です。
焦ってませんがね。

明日は、最終日で夕方札幌に帰り、翌日からすぐに研修です。
止まらない、止まれない。