最後の日

年末。
今年も終わりに近付いている。
私にとって今年の年末は、違った意味で思い出になりそうだ。

プロフィールでこっそり（？）告知していたが、
この不景気の中、転職をする。
来月からは新しい職場なのだ。

よって、現在の職場も明日で最後となるのだ。
てか、外来なのに３０日まで仕事って、どういう事？
しかも、理事長の方針で、「３連休はしない！！」という、こきの使われよう！！
1月２日の土曜は外来オープンするようだ。（始業は４日から！）
ただでさえ、今年は年末年始の休みが少ないのに…。
わっっっけ、わかんねぇ。（うふっ。私はもう無関係だが。）

病院って結局経営だから、いかにしてお客（患者さん）に来てもらうか、
っていう事に力を入れる。
残念ながらそうなの。
その思いが強すぎる組織。1番は患者さんではなく、利益なのだ。

その為には法律ギリギリのことだってしちゃう。
みんなで「免許剥奪される前に、辞めないと」っていうところまで来てしまった。
（ん～。ちょっと大げさだが、間違っちゃいない。）

でもね、外来スタッフの人達、本当にいい人ばかりで、
いい意味で和気あいあいで、雰囲気も良く、みんなで助け合って
今までやってきた。
組織の理不尽な方針にも、待遇面の悪さ、福利厚生が全くなくても、
どうにかやってこれたのも、そのお陰だ。
でも、それを上回るくらいに、耐えられない気持ちが膨らんできた。
退職を決めた。

外来だけで私の他３名。1月に２名…。
ええっ？て思うでしょ？
看護師の代えは沢山いるっていう考え方みたい。
実際、いないのに。どこも人員不足なのにねぇ。
知らないよ～。


パートさんたちは昨日で年内終了。
改めて感謝の気持ちを伝えた。
今日で終わりのスタッフもいた。

自然と涙が溢れる。

でも、本当の終わりは明日だ。

へんな医師ばかりだけど、中には素敵な医師もいる。
その先生たちにもご挨拶に行かねば。
泣いてしまいそうだ。
（だって、穏やかで、やさしくて、一緒にいると癒される、おじーちゃん先生達なの）

少し年上のお姉さん看護師さん達。
この人達には本当にお世話になった。
子供の事で、急に休みを貰ったり、早退させて貰ったり、残業を免除してくれたり。
思い返せば、負担ばかり掛けてしまっていたのに、
いつも笑顔でいてくれて、「気にしなくてもいいよ～」って言ってくれ、
何度救われたか。
仕事の面でもとても勉強になった。

極端な話、もう一生会わないのかなぁって思うと不思議だし、
とても寂しい…。
きっと、泣いちゃう。

皆さん、今までありがとうございました。

あと一日。
お仕事、頑張りましょうね。

ケーキの食べ方

事の始まりは、７～８年前。
旦那の以前の職場は、今の時代珍しく（っつーか付き合い上、止められない？）、
一家に1個、ホールでのクリスマスケーキを配布してくれた。

当時はまだ旦那との２人暮らし。
私は念願の「ケーキをホールのまま食べる！」という行為を
実施することが出来たのである。

ケーキ箱から出し、そのままフォークをさし、ガッツク…。
幸せの一瞬である。

以来、子供が授かってからもそのスタイルは不変のままだ。

今年転職をした旦那であるため、
残念ながら配給ストップ。自ら購入することとなる。

どこのケーキにしようか相談の結果、
私と娘が好きな「swimmer」が展開している「choholic」のケーキに決めた。

それが、コレ。

か～わい～！！

と感動に浸るのも疎かに
ロウソクに火を灯し、
「メリ～、クリスマ～ス！」の掛け声（？）とともに、
家族４人で、フォークでぶすっ！。
クマさんの悲鳴が聞こえそうな位の勢いで、ガッツキましたとさ。


子供達よ。
普通は人数分にカットし、お皿に取り分けて食すのだよ。
我が家が普通だと、思うなかれ…。

怖がっだ…

いつものように家族４人、車でお出かけ。

そして
ある用事が短時間で済むため、
路上の60分パーキングを探す。
日曜日だからか、なかなか見付からず、
少しグルグル探し回る。

すると前方に発見。
やれやれ。と駐車を試みると、
時間表示が「55」となっているではないか。
誰かが早めに車を出したのか？
一先ず、カウンターが「0」になるのを待つ事にした。
（そのように注意書きがあったし）

ある程度枠の中に車体を入れておく。
何も気にしない人に先に停められちゃ、困るしね。
前にも駐車中の車がある事だし、ビミョーな位置で待機とした。

旦那がトイレに行きたいと言い出す。
しかし息子は寝ている。
その為、3人はそのまま車内でお留守番とした。


すると程なくして１台の白い大きな車がやって来た。
あのエンブレムは…。
メルセデス・ベンツではないか！
ま、まさか…。

予感は的中し、
どう考えても間隔狭いのに、明かに駐車体勢。
車体が斜めってるし。

心臓バクバク。
見りゃ、停めたいのはわかるはず。
微動だにしない私。
あぁごめんなさい…。
私にはここに車を停める任務があるんです…
。
フェンダーミラーから運転手は、おじさんとわかった。
助手席にも誰か乗っていそうだ。
男かな？女かな…。

訝しげに思ったのだろう。
助手席のドアが開く。
男性登場。
ゆっくり近付いてきたではないか。

口から心臓が飛び出しそうになる。
怒鳴られるかな？どうしよう…。

私はドアロックを確認。
胸倉を捕まれないよう、細く窓を開け、
いつもの低い声より１オクターブくらいあげ、甘えた声を出す。

「そこの数字がゼロになったら停めようと、待っているんです…。」
するとその男性は、
「こんなの、変わらないよ。」
と言い、クルッと向きを変え、車内に戻って行く。
そして、ベンツは去って行った…。


ごわがっだ…。
ただのお金持ちの人だったのか、
一般人、特に女子供には手は出さねぇゼ。
という本物の本物（←？）だったったのか…。

安堵感に満たされていると、
テケテケ旦那が戻って来た。
カウンターは「65」となり、未納のランプ点灯中。
あれ？と思っていると、
前に留めていた車の主が、小走りに戻って来て
「あ、すみません。今出します。」
と、車を出してくれた。
そこのカウンターは「0」に戻っている。

だったら、と結局、予定より一つ前の枠に駐車完了。
なんだかな…。

早速旦那に直前の怖かった話を始めるが、
息子が目を覚ました為、そちらに気を取られ
敢え無くスルー…。

はぁ～。
ま、いいか。生きてるだけで（笑）

都会（銀座）は怖いのう…。

ビスキュイ

新柴又駅。

どこ？
と、あまり知られていないかもしれないが、
北総線という初乗り運賃、区間運賃がとても高い電車があるのだが、
そこの停車駅の一つだ。

まぁ寅さんで有名な「帝釈天」のある柴又だが、
そこから少し離れたところにある。

このお店は、その新柴又駅前にある。
住んでいらっしゃる方にはしては失礼な表現かもしれないが、
その辺りには似合わないような、おしゃれなケーキ屋さんがある。

それが「Biscuit/ビスキュイ」だ。

これがまた旨いっ！！

なーんて、誇らしげな表現だが、
実際に店舗に入るのは初めてだったりして。
人からのおこぼれ（？）で口に入ることがあり、
お店の前も通ったことはあったのだが、
この度初入店。

極端には広くはないのだが、
店内にはたくさんのクッキーなど。
ショーケースには、
端から端まで食べつくしたいくらいおいしそうなケーキ達…。

じっくり眺めて、
どれを買おうか、悩んでいるだけでも楽しそうな空間なのだが、
なにせ、混み混み…。
ゆっくり見れないのが残念。

でも今回は、サクッとクッキー達を選び、
タイミング良くレジも並ばず、
お買い上げ～。

家まで待ち切れず、娘と一緒に車内でムシャムシャ…。

ふふっ。マジ旨いっす～。


帝釈天から徒歩１０分位との噂。
お参りがてら、寄ってみてはいかがでしょうか？
あ、でも、年末年始の営業時間は各自で確認してくださいなー。


次回はケーキを買うぞ。

お歳暮…？

病棟勤務でも外来勤務でも、
患者さんが医師に何かを渡す場面は、良く見掛ける。
大体スンナリ受け取る医師が多いが、
断固として受け取らない医師もいる。
人それぞれ。個人の考え方（もしくは病院の方針？）かな。

お歳暮シーズンだからか、
最近また増えてきた。
午前中の診察だけで、3～4人とか。

お菓子だったり、お酒だったり、商品券だったり、
現金だったり…？

現金？！

そう。
ケッコーあるんだな、これが。

その時の渡し方が、ちょっと面白い。
皆さん、工夫を懲らしてくる。
看護師は、「現金だな。」と気付くんだが、
そこは見て見ぬふり。
何事もなかったかのように振る舞う。

あからさまに御祝儀袋に入れてくる人。
茶封筒に入れてくる人。
あたかも、書類記入依頼のように振る舞う人。
（先生、これをお願いします。とか言いながら。）
自分の薬の袋に入れて来た人もいたっけ…
（これはよく考えた。）


皆さんきっと、日頃の感謝の気持ちをこういった形に表わしているんだろうけど、
たまーに、見返り期待する人もいる。
残念ながら、見返りはないと思う。
特別扱いはされないよ。

だって、おかしいもん。
そんな事してたら、お金のない人はどうなっちゃうの？
たまーに、「いくらか渡さないとダメなのかしら…？」
って心配する人がいる。

周りがそうしていると、
そうしないといけない。みたいな…。

私は医師ではないけれど、
気にしなくていいと思う。
だって、高かろうが安かろうが、職場から給料貰ってるんだもの。
感謝してくださるなら、その言葉だけで充分だと思う。

医療費にお金がかかっているのだから、
そんなにお金使わなくても…って気がする。


なーんて、どうなんだろう？実際は。
そんなに単純なことではないのかなぁ…？

１歳６カ月健診

ごめんなさい。
今回の内容は、全体的に「不快」と感じる方がいらっしゃるかもしれません…。
（シモネタなの…）
嫌だなぁと思う方は、今回はこの辺で、
読み進みませんように。


さて。
先日、息子の１歳６カ月健診のうちの内科健診だった。

かかりつけの小児科に行く。
体重、身長、胸囲、頭囲測定。
動くもんだから、値の正確性は怪しいが、
ま、参考値という事で、
お互い（医師、看護師、私）暗黙の了解で終了する。
次に診察。
胸、背中の聴診。そして…。

おちんちんを見ます。
たまたまが膨れていないか（陰のう水腫）とか、
いろいろ観察点はあるようだ。
そして、先っちょも…。

先生あっさり「むけてますね」

そうなの。
９～１０カ月健診でも言われたんだけど、
いつの間にか…。

育児書に「生後３カ月までにはむいてあげましょう」とか、
今は載っているようだ。
私も息子が生れてから初めてその話を聞き、
実際、どうしたほうが本人のためだろう？と悩んだことがあった。
情報社会。知らなければ悩まないのに、
情報に踊らされる。

旦那に聞くと
「どうだろうね。みんながむけていない時にむけているのも嫌かもね。
逆もそうだろうし…」
と。
そうか、むけてりゃいい、っつうもんでもないんだな。

そして、「３カ月以内にむく」という考え方は、
もちろん、根拠があるのだが、
医師によっても考え方が違うようだし、
最終的には親の判断。

結局、自然に任せよう。と結論出したのだ。
でも、いつのまに…。
そんなもんなんだろうね。
ようは、垢が溜まってそれがばい菌になり、
腫れちゃったり、痛がったりしないようにしてあげることが
大切なんだと思う。

最後にこんな体操があるんだよ！！
どビックリ～。

むきむき体操

●イライラ…

アクアビーズという、女児用の玩具（？）がある。
BB弾（懐かしい…）みたいなのを使うんだけども。

BB弾を知っている人は、想像つくであろうが
かなり小さな代物だ。
よって、
テツが間違えて口にしないよう、
テツがいる時は遊ばない約束を
マチと交わしている。

しかし、
何故かその日は、テツの前で遊び始めた。

テツが興味津々となり、触るのは目に見えた。
幸い、口にする事はなかったが、
小さな入れ物に移したアクアビーズ達は、
入れ物ごとテツの手に。

テツは、これみよがしにその入れ物を
ブンブン振り回す。
散らばるビーズ達…。

私はマチに片付けるよう話しながら
ビーズ達を集めた。

ところがマチは知らんぷり。
集めたビーズは、またテツの手に。
また散らばる…。

私はたまらず、
「もーっ！何回言ったらわかるのっ！！」
と叱った。
マチは飄々と


「２回…。」


キ～ッ！！
確かに２回サっ！
マチは続ける。


「何回言うの？」


今回も惨敗である。

おめかし

先週末、結婚披露宴の二次会に行ってきた。

二次会とはいえ、披露宴会場と同じ場所。
披露宴に参加した人達も同席するとなると、
ある程度、小綺麗にして行かねばならなかった。

仕事中、スーツを着るわけではないので、
スーツは１着しかない。
これがホントの一張羅か？
加えて、他の小綺麗な服もない！
ま、ない訳ではないが、冬に着るには生地が薄かったり…。

っつー訳で、
先々週にお買い物。
しかも、以前、
旦那が貰った２万円もの商品券を
「好きに使えば？」と
そのまま私にくれ、未使用だったのを思い出す。
あぁ、あの時はありがとう…。

そんな訳で軍資金調達も苦労せず、
商品券片手にショッピングモールへ。

子宝に恵まれてから、自分の服は値段と相談する日々…。
でも、今日は値段を見なくても買えるんだわ、と
ウキウキで買いに行ったっけ（笑）

んで、アローズでドカーンと購入。
久しぶりだったわ、あの感覚……。

それはさておき、
二次会当日、子供達に邪魔されないようコソコソ支度。
アイシャドーやグロスなんて、いつ振りかしら？

出来上がった？私を見る娘の視線がいつもと違う。
そりゃそうよね、普段の格好とは全く違うし
化粧なんてしちゃってるしね。

会場に着いたものの、不安があった。
招待してくれたのは、以前の職場の人。
他に誰が来るか分からない。
知らない人ばっかりだったらどうしよう…。

と、ドキドキ入って行くと懐かしい顔触れが！
一瞬にして不安が安堵に変わる。
もう4.5年振りなのに、みんな変わらない。
幸い、私の事も覚えてくれていた。（当たり前か？）

久しぶりに会えて楽しかったなぁ～。

あれっ？
主役の話がまだか…？

そちらはもう、
見ているだけで顔が自然と綻んだ。
8年もお付き合いしていたそうだが、
結婚となると、また違った感情になるのか、
とにかく、幸せそうな笑顔と初々しさにやられっぱなしサ…。

我が家も夫婦仲は良いと思うが、
その初々しさが、ちょっぴり羨ましかったなぁ…。

招いてくれてありがとう。
素敵な一時を過ごせ、幸せのおこぼれ？を貰えた気がするよ。


月並みだけど、
末永く、お幸せに…。

子供服のネットショップ

ちょっぴり、宣伝させておくレレレのレー

以前の職場で一緒に働いていた子が
子供服のネット販売を始めたよ

とてもセンスのいい子だったから、
きっと、可愛い服たちをチョイスしているんだろうなぁって
思いながら覗いたら、
やっぱり想像通り

見てると、どれも可愛くて欲しくなっちゃって大変

手先もとても器用で、自分でいろんな物を作ったり、絵も上手
店長さんの似顔絵とか、手書き風の挿絵は
おそらく彼女が書いたんだと思うな～
すごいでしょ？

５歳も年下なのに、とってもしっかりしていて
仕事も丁寧、確実ににこなしていたなぁ
ムードメーカーで、居てくれるだけで場が和み、
患者さんからの人気？もあったっけ

そんな彼女がオープンしたお店。
女の子用が多いけど、男の子用もあるよ

彼女のほんわかした雰囲気そのままのＨＰはこちらから

ToriDory

●ナンバープレート

車を出先で駐車していた際、
隣の車のナンバープレートが
「・１１１」
だった。

マチは何故か目についたらしく読み上げる。
「あ、あそこ、１１１だ。」
そして続けて話す。


「イチ、イチ、イチ。
いちいち（うるさいなぁ）のイチイチ。」


う、上手すぎる！
そうきたか！

考えてみれば、
旦那が変な所に細かくて、
いい加減な私は時々嫌になりマチに、
「いちいち、うるさいよね～。お父さん…。」
と、言っているかも。

大したリアクションはないが、
ちゃんと聞いているのね、マチ様。