想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

怖がっだ…

2009-12-22 00:29:24 | Weblog
いつものように家族4人、車でお出かけ。

そして
ある用事が短時間で済むため、
路上の60分パーキングを探す。
日曜日だからか、なかなか見付からず、
少しグルグル探し回る。

すると前方に発見。
やれやれ。と駐車を試みると、
時間表示が「55」となっているではないか。
誰かが早めに車を出したのか?
一先ず、カウンターが「0」になるのを待つ事にした。
(そのように注意書きがあったし)

ある程度枠の中に車体を入れておく。
何も気にしない人に先に停められちゃ、困るしね。
前にも駐車中の車がある事だし、ビミョーな位置で待機とした。

旦那がトイレに行きたいと言い出す。
しかし息子は寝ている。
その為、3人はそのまま車内でお留守番とした。


すると程なくして1台の白い大きな車がやって来た。
あのエンブレムは…。
メルセデス・ベンツではないか!
ま、まさか…。

予感は的中し、
どう考えても間隔狭いのに、明かに駐車体勢。
車体が斜めってるし。

心臓バクバク。
見りゃ、停めたいのはわかるはず。
微動だにしない私。
あぁごめんなさい…。
私にはここに車を停める任務があるんです…

フェンダーミラーから運転手は、おじさんとわかった。
助手席にも誰か乗っていそうだ。
男かな?女かな…。

訝しげに思ったのだろう。
助手席のドアが開く。
男性登場。
ゆっくり近付いてきたではないか。

口から心臓が飛び出しそうになる。
怒鳴られるかな?どうしよう…。

私はドアロックを確認。
胸倉を捕まれないよう、細く窓を開け、
いつもの低い声より1オクターブくらいあげ、甘えた声を出す。

「そこの数字がゼロになったら停めようと、待っているんです…。」
するとその男性は、
「こんなの、変わらないよ。」
と言い、クルッと向きを変え、車内に戻って行く。
そして、ベンツは去って行った…。


ごわがっだ…。
ただのお金持ちの人だったのか、
一般人、特に女子供には手は出さねぇゼ。
という本物の本物(←?)だったったのか…。

安堵感に満たされていると、
テケテケ旦那が戻って来た。
カウンターは「65」となり、未納のランプ点灯中。
あれ?と思っていると、
前に留めていた車の主が、小走りに戻って来て
「あ、すみません。今出します。」
と、車を出してくれた。
そこのカウンターは「0」に戻っている。

だったら、と結局、予定より一つ前の枠に駐車完了。
なんだかな…。

早速旦那に直前の怖かった話を始めるが、
息子が目を覚ました為、そちらに気を取られ
敢え無くスルー…。

はぁ~。
ま、いいか。生きてるだけで(笑)

都会(銀座)は怖いのう…。