想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

お歳暮…?

2009-12-17 23:37:58 | ロバの耳
病棟勤務でも外来勤務でも、
患者さんが医師に何かを渡す場面は、良く見掛ける。
大体スンナリ受け取る医師が多いが、
断固として受け取らない医師もいる。
人それぞれ。個人の考え方(もしくは病院の方針?)かな。

お歳暮シーズンだからか、
最近また増えてきた。
午前中の診察だけで、3~4人とか。

お菓子だったり、お酒だったり、商品券だったり、
現金だったり…?

現金?!

そう。
ケッコーあるんだな、これが。

その時の渡し方が、ちょっと面白い。
皆さん、工夫を懲らしてくる。
看護師は、「現金だな。」と気付くんだが、
そこは見て見ぬふり。
何事もなかったかのように振る舞う。

あからさまに御祝儀袋に入れてくる人。
茶封筒に入れてくる人。
あたかも、書類記入依頼のように振る舞う人。
(先生、これをお願いします。とか言いながら。)
自分の薬の袋に入れて来た人もいたっけ…
(これはよく考えた。)


皆さんきっと、日頃の感謝の気持ちをこういった形に表わしているんだろうけど、
たまーに、見返り期待する人もいる。
残念ながら、見返りはないと思う。
特別扱いはされないよ。

だって、おかしいもん。
そんな事してたら、お金のない人はどうなっちゃうの?
たまーに、「いくらか渡さないとダメなのかしら…?」
って心配する人がいる。

周りがそうしていると、
そうしないといけない。みたいな…。

私は医師ではないけれど、
気にしなくていいと思う。
だって、高かろうが安かろうが、職場から給料貰ってるんだもの。
感謝してくださるなら、その言葉だけで充分だと思う。

医療費にお金がかかっているのだから、
そんなにお金使わなくても…って気がする。


なーんて、どうなんだろう?実際は。
そんなに単純なことではないのかなぁ…?