想憲美茶

くだらないですよ、ホントに。

シャチ

2014-08-13 15:25:40 | お出かけ
過去、数えられないくらい(ま、実際数えてないけど。)行っている、
鴨川シーワールド。
数ヶ月前にも行ったが、
海水浴のついでに寄って来た。

シャチのショーは自分が好きで(笑)、
半ば強制?で見る事に。

んで、シャチといえばお約束の水掛け。
冬期は寒さを考慮してくれているのか、
やや手加減あり。
夏期ともなれば、そりゃもうスゴイよ。
シャチも遠慮しない。(つーか、トレーナーさんの指示か。)

で、一先ず問題なのが、何処に座るかだ。
いつもは端の上の方で、水が掛からない所だ。

なのに…。



家族のAがとある場所をチョイス。
そこはやや中央寄りの一番上。
といっても、列が沢山ある所から比べると前の方。
Bはそのベンチに若干の水溜りがあるのを発見。
「ここ、こんなに濡れてんじゃん!掛かるよ?水!」
という。
Cもいつも座る所がいいという。
Aは、Cの希望場所は屋根がなく、陽射しもあり、止めようというから結局そこになる。
(Bは渋々。)

カッパを買おうか迷うが、
一つ300円。4人だと…。
濡れるとしりつつも、
…買わずに時を待つことに。

ショーも始まり、楽しく見る。
演技?を見せてくれたシャチに対し、
トレーナーさんが、ものすごく顔を近付けて、
「ヨシヨシ。」
って撫でるシーンが好き。
信頼関係が成せる技なんだろうけど、
基本、シャチは獰猛らしいからね。
侮ってはだめなんだろうなぁ。

そして、相変わらずの元気さでバシャバシャ水を掛けているが、
我が家が座っている所までは、
全くもって水しぶきは飛んでこない。

Dは水が掛からず、つまらないと言い出す。
Cも「掛からないじゃん!」と言い出す。
Bは「あれ?ホントだね。けど、これからだよ。濡れてたじゃん。」とやや自信消失…。


バッシャーーーン!

ショーも終盤。
シャチはトレーナーさんの指示に忠実。

そして、ショー開始前に
「ドラム缶をひっくり返すくらいの水が掛かる場合もあります、カメラなどの…」
と言っていたね、そういやぁ。

ものの見事に、4人ともビショビショ。
付近の人達はカッパを着ている人も多い。
あ~あ~という視線を感じる。

Dは念願叶ったのに「寒い!」と怒り出す。
Bは「だから、ここは止めようって言ったじゃん!」
Cは「じゃ、何でカッパ買わなかったの?」
と家族内ケンカ勃発(笑)

Aは「こんなに濡れるとは思わなかったよ。コレ海水だろ?」
B「だから、言ったじゃん!」

と、まぁ、それぞれが文句を言い出し、
それぞれが心の中で思っていたことなのか、
ホントにその言葉を発したのかも
既にわからず、
皆があーだ、こーだと自分の意見を正当化し、キレ始める(笑)

半ば険悪になりつつ、一旦車に戻り着替えを済ませる。
海水で濡れた髪や身体を気にし始めるAはイライラ。
あそこに座ろうと決めたのはAじゃないか、と誰もが思う。

Aはこのまま帰りたいようだったが、
自由研究の題材の為もあって、
また戻るが、「さっさとやろう。」と急かす始末…。



皆が悶々とする中、
鴨シーでの初体験は幕を閉じたのであった。

もう、絶対に水が掛かる所には行かないと、
皆、心の中で思っていたであろう。
(カッパを持参する案も出ているのだが、荷物になるし、濡れた後持ち歩くのもね…)