実は、今日の母の脳の検査の結果を恐れていたのだが、
ホッ~と、胸をなでおろした。
2年前のMRIの写真と比べて、ほとんど脳の萎縮が変わっていなかった。
アリセプトという薬の効果も大きく影響しているのでしょう。
ただこれからは、パーキンソン病のような症状も現れてくるかもしれないとのことだった。
癌も辛いけれど、認知症も先の見えない予想のつかない病気です。
母も私も、この先の運命は、
神様におまかせして、今を一生懸命生きるしかありませんねっ!
母は、最近は言葉をほぼ理解できない状態だけれど、
今日は、注射させてね、と言ったら、
いやよぉ~、と呟いた。
私のこともわかっているのか、どうなのか・・・
時々無性に寂しくなる。
病院のあと、お天気がよかったので、
母と神社にお参りに行きたくなった。
目黒不動尊をお散歩する。
久しぶりだね、ふたりで歩くの。
うれしいね。
母がハミングしながら、楽しそうに笑っていた。
途中、父から電話があり、
お昼ごはんを作って待っているとのこと。
きっと、父も私と同じ気持ちなんだろう。
お風呂場で怪我をしてから、父が介護に自信を失い、
あれからずっと施設暮らしの母。
今日みたいに一日一緒にいると、
施設に入れていることにかなり罪悪感を感じてしまう。
夫や息子がいなければ、もちろん一緒に暮らしたいところだが、
現実的にむすかしい。
医院の仕事は絶対に抜けられないし。。。
最低限の仕事以外全部やめちゃおうか、とも考えながら過ごした一日だった。
二ヶ月ぶりに母が実家に戻った。
「ただいま~」と自分で言いながら、
この響きが懐かしくて涙が出そうになった・・・
ホルモン療法のせいなのか・・
疲れているのか・・・
今日は一日涙もろかったわぁ・・
少女のような目差しで私を見つめながら微笑んでいる母を見ては、うっ・・ときたり、
背中が少し丸くなった父が、母と手をつないで立っている姿を見たときは、
これには涙を止められなかった。
木洩れ日を浴びた二人の姿。
あまりに切なくなってしまった。
二人が並んでいる姿を見たのは、どんなに久しぶりだろう。
遠い過去の記憶へ遡っていく。
おしゃれで華やかだった母と日に焼けてたくましかった父。
賑やかで楽しかったあの頃。
でも、もうそこにいたのは、
たくさんの思い出の中にいるパパとママではなく、
年老いたおじいさんとおばあさんだった。
いつのまにこんなに小さくなっちゃったんだろ、、。
「時」とは、なんと残酷なんだろうか。
きっとこのシーンを私は一生忘れないと思った。
どうかこの時間だけ、しばらく止めてあげてください、と神様に願った。
きっといつか、、、、
いつか、、この二人のいっしょの姿を見ることができなくなるのよね。
それも、私が先にいなくなる、ってことだってありえるかもしれない。
今もあっという間に過去になり、そして人は死に、その記憶も消えて無くなるんだもの。
生きるって、なんて辛いことでもあるんだろう。
生きれば生きるほど、
愛している人をもっともっと愛してしまうのに、
いつか別れなくてはならないなんて。
必死で「今」の足跡をつかみたくなる。
必死で「今」を記憶を心に詰め込みたくなる。
副作用かしら、今日は感情が不安定だわ・・
明日は、癌研。
漢方科へ行ってきます。
こんな日は、早く寝るに限る~
ホッ~と、胸をなでおろした。
2年前のMRIの写真と比べて、ほとんど脳の萎縮が変わっていなかった。
アリセプトという薬の効果も大きく影響しているのでしょう。
ただこれからは、パーキンソン病のような症状も現れてくるかもしれないとのことだった。
癌も辛いけれど、認知症も先の見えない予想のつかない病気です。
母も私も、この先の運命は、
神様におまかせして、今を一生懸命生きるしかありませんねっ!
母は、最近は言葉をほぼ理解できない状態だけれど、
今日は、注射させてね、と言ったら、
いやよぉ~、と呟いた。
私のこともわかっているのか、どうなのか・・・
時々無性に寂しくなる。
病院のあと、お天気がよかったので、
母と神社にお参りに行きたくなった。
目黒不動尊をお散歩する。
久しぶりだね、ふたりで歩くの。
うれしいね。
母がハミングしながら、楽しそうに笑っていた。
途中、父から電話があり、
お昼ごはんを作って待っているとのこと。
きっと、父も私と同じ気持ちなんだろう。
お風呂場で怪我をしてから、父が介護に自信を失い、
あれからずっと施設暮らしの母。
今日みたいに一日一緒にいると、
施設に入れていることにかなり罪悪感を感じてしまう。
夫や息子がいなければ、もちろん一緒に暮らしたいところだが、
現実的にむすかしい。
医院の仕事は絶対に抜けられないし。。。
最低限の仕事以外全部やめちゃおうか、とも考えながら過ごした一日だった。
二ヶ月ぶりに母が実家に戻った。
「ただいま~」と自分で言いながら、
この響きが懐かしくて涙が出そうになった・・・
ホルモン療法のせいなのか・・
疲れているのか・・・
今日は一日涙もろかったわぁ・・
少女のような目差しで私を見つめながら微笑んでいる母を見ては、うっ・・ときたり、
背中が少し丸くなった父が、母と手をつないで立っている姿を見たときは、
これには涙を止められなかった。
木洩れ日を浴びた二人の姿。
あまりに切なくなってしまった。
二人が並んでいる姿を見たのは、どんなに久しぶりだろう。
遠い過去の記憶へ遡っていく。
おしゃれで華やかだった母と日に焼けてたくましかった父。
賑やかで楽しかったあの頃。
でも、もうそこにいたのは、
たくさんの思い出の中にいるパパとママではなく、
年老いたおじいさんとおばあさんだった。
いつのまにこんなに小さくなっちゃったんだろ、、。
「時」とは、なんと残酷なんだろうか。
きっとこのシーンを私は一生忘れないと思った。
どうかこの時間だけ、しばらく止めてあげてください、と神様に願った。
きっといつか、、、、
いつか、、この二人のいっしょの姿を見ることができなくなるのよね。
それも、私が先にいなくなる、ってことだってありえるかもしれない。
今もあっという間に過去になり、そして人は死に、その記憶も消えて無くなるんだもの。
生きるって、なんて辛いことでもあるんだろう。
生きれば生きるほど、
愛している人をもっともっと愛してしまうのに、
いつか別れなくてはならないなんて。
必死で「今」の足跡をつかみたくなる。
必死で「今」を記憶を心に詰め込みたくなる。
副作用かしら、今日は感情が不安定だわ・・
明日は、癌研。
漢方科へ行ってきます。
こんな日は、早く寝るに限る~