日本男道記

ある日本男子の生き様

道標(倉敷市羽島)

2005年04月03日 | 道標
道標は古くより旅人の道しるべとして、石等に里程や方向を示し、三叉路の路傍に立てられたものです。現在は全国画一化され道路標識にとって代わられ、道端に忘れられた様な存在になっています。散歩の途中気をつけてみて歩くと、今なお大切に残されている道標を見かけます。私はなぜか風雪にたえ人々の往来を見守り続ける道しるべにひかれます。道標シリーズ第六段。
・所在地   倉敷市羽島(心鏡寺前)
・建立年   明治十五年(1882年)
・建立者   岡山縣
・導(しるべ) 右 距 下津井管轄境六里一町四十四間一尺八寸  
        中 距 岡山元標五里
        左 距 三石管轄境十五里十四町五十四間三尺
・メモ    明治十五年に測量されたもので岡山県里程元標(岡山市京橋)より五里地点を標示、県の東端の三石(備前市)、南端下津井(倉敷市)までの里程がこまかく標示されている。民家の一角にきれいに整備され保存されいる。        
位置図

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