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日本男道記

ある日本男子の生き様

坂東三十三ヶ所観音霊場 第十ニ番 慈恩寺

2006年06月30日 | 札所めぐり
私の趣味の一つに寺社めぐりがありますが、秩父三十四ヶ所観音霊場についで平成8年(1996)から平成9年にかけて回った坂東三十三ヶ所観音霊場を順次ご紹介します。
坂東三十三ヶ所観音霊場は、神奈川県鎌倉市を起点として、東京、埼玉、群馬、栃木、茨城をへて千葉県館山市の那古寺を打ち納めとする、関東地方一都六県の広範囲に全行程1300kmあります。
坂東霊場の始まりは、鎌倉幕府を開いた源頼朝によって西国霊場のシステムが導入されたのではないかとされています。
西国三十三ヶ所、秩父三十四ヶ所と合わせ日本百観音と称されます。
番号   第十ニ番
寺院名 華林山  慈恩寺(かりんざん じおんじ)
通称名 慈恩寺観音
宗派   天台宗
ご本尊 千手観世音菩薩
所在地 埼玉県さいたま市岩槻区大字慈恩寺139  地図
最寄駅 東武 豊春駅
参拝日 1996(平成8年)/12/23
コメント 
慈恩寺は人形づくりで知られる岩槻の町から五キロはど北の郊外にある。
寺名は慈覚大師が入唐求法の時に修学した長安の大慈恩寺の風景に、この地が似ているのでつけられたという。
本堂の中には、墨絵の三蔵法師と孫悟空の絵が飾ってある。
本堂の前には大きな御神木と、香炉がある。
これが縁となって境内から東南三百米の地に玄奘三蔵法師の分骨が納められた「大唐玄奘三蔵納骨塔」が刻まれている高さ15メートルの十三重塔が建てられている。
 

近くの観光スポット
「人形歴史館」 

巡礼あれこれ
「千手観音」(せんじゅかんのん)

不空羂索観音の次に成立した変化観音。千手千眼観世音菩薩、千臂千眼観世音菩薩ともいい、略して千手観音。
真言は「オン バザラ タラマ キリク」。
観音菩薩の万能の救済能力を最大限に形で表している。千の慈手を持ち、それぞれの手掌に一つの慈眼がある。
仏像としては、合掌する中央の二本の腕は像本来の大きさで、その外に小さな腕が実際の造像においては、小さな慈手が、本当に千本造られる場合もあるが、多くの場合、一本に二十五の世界を持つとされる慈手が四十本で、掛けて千手を表現している。
 





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