あをによし・・・巻三・三二八 小野老
あをによし・・・巻三・三二八 小野老
「あをによし 寧楽の京師は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり」
校訂原点(漢字)
「青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有」
現代語訳
「美しい奈良の都は、咲き誇る花が輝くように、今が盛りです」
あをによし・・・巻三・三二八 小野老
「あをによし 寧楽の京師は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり」
校訂原点(漢字)
「青丹吉 寧楽乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有」
現代語訳
「美しい奈良の都は、咲き誇る花が輝くように、今が盛りです」
山上憶良の「貧窮問答歌」を思い出します。
今から1300年前の710年奈良の都が作られま
した。大化の改新以降、都はてんてんとして
農民達の疲弊は相当だったと思います。
この歌にはいつもその裏面をも感じてしまう
のです。
管理人さんの深い読み方に敬服します。
さて、私は明日、明後日と第三回の四国巡礼です。
高知県内を八カ寺回る予定です。
天気が心配です。