【内容】
エルメス家の食卓から、すべての食いしん坊に捧ぐ。子どもたちにも、大人たちにも、優雅な美食家にも、スノッブな健啖家にも贈りたいテーブルマナーの書。正しい礼儀作法は社会の中で人を魅了し、惹きつける力になります。
およばれ先で、子どものテーブルマナーの悪さに決まりの悪い思いをしたことはないでしょうか? そんな方に読んでもらいたいのがこの絵本。 もともとは、エルメスの4代目社長の息子である作者が、自分の子どもたちにテーブルマナー教えるために書いたもので、ナイフやフォークの持ち方から、美しい食べ方、客人との自然な接し方、リラックスした仕草まで、食事における振る舞いの基本がイラスト主体で説明されています。 ウィットに富んだ文とユーモアあふれるイラストを親子で楽しみながら、正しいテーブルマナーを身につけましょう!
●著者から日本の読者へのメッセージ
日本でもヨーロッパでも、美食は、その利己的な悦びを、 たくさんの人と分かち合うものです。 こちらの食欲が奪われてしまうほど不快な作法の人が自分の目の前にいるよりも、 きちんと礼儀を身につけた客人がいる方が、うれしいものです。
【著者】
絵と文 フィリップ・デュマ PHILIPPE DUMAS 1940年
ナチスによるフランス占領下の疎開地で、エルメス家の別荘があったコートダジュールのカンヌに生まれる。 戦後すぐにパリに戻り、幼年期からパリで教育を受けるが、デッサンにおける描写力は画家バルテュスにも認められる。 パリ国立美術学校(エコル・デ・ボザール)を卒業。またその生まれに忠実に、馬術の名手で、ルイ15世により設立された名門ソミュール国立乗馬学校でカドル・ノワール級の乗馬技術を習得する。1976年に、絵と文をひとりで書く童話作家として、子どものための最初の絵本「ローラの冒険シリーズ」を発表。以後、著名な作家のリクエストにより、あるいは名著の挿絵画家として、数多くの作品を世に送り出している。 1987年にはパリ市から、児童文学の分野で出版した一連の作品に対してグランプリを贈られる。子どものための本ばかりでなく、1972年には父ロベール・デュマのニックネームであるロビデュRobiduを主人公に、奇想天外な長編の大冒険ストーリーをアシェット社から出版。1960年代後半に、現代の車社会への大いなる皮肉と、人間がネズミに支配される恐怖をモノクロだけでユーモラスに表現した『ネズミLes Rats』を出版したがほとんど売れなかった。2015年、『ネズミ』は、長男エミールとの共同製作により、15分の短編映画へと生まれ変わり、2016年、エミールはこの映像作品でヤンググランプリを受賞する
【読んだ理由】
不明。忘れました。
【最も印象に残った一行】
太陽王ルイ14世は、テーブルにすわったまま用を足していたそうです。
食べることは喜びです。
不明。忘れました。
【最も印象に残った一行】
太陽王ルイ14世は、テーブルにすわったまま用を足していたそうです。
食べることは喜びです。
だからこそ、食欲をなくすようなことをして、この喜びを台無しにするようなことがあってはならないのです。
【コメント】
【コメント】
ソースはパンで拭って食べていい?どちらなのか?
パンをフォークにさしてソースを拭うはNGらしい。