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日本男道記

ある日本男子の生き様

三陸海岸大津波

2012年06月07日 | 読書日記
三陸海岸大津波 (文春文庫)
クリエーター情報なし
文藝春秋

【一口紹介】
◆出版社/著者からの内容紹介◆
明治二十九年、昭和八年、昭和三十五年チリ地震。
人々に悲劇をもたらす大津波はどのようにやってくるのか。
前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。
アマゾン2011年上半期Booksランキング ノンフィクション部門の1位。

◆内容(「BOOK」データベースより)◆
明治29年、昭和8年、そして昭和35年。
青森・岩手・宮城の三県にわたる三陸沿岸は三たび大津波に襲われ、人々に悲劇をもたらした。
大津波はどのようにやってきたか、生死を分けたのは何だったのか―前兆、被害、救援の様子を体験者の貴重な証言をもとに再現した震撼の書。

◆著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)◆
吉村 昭
1927年、東京生まれ。学習院大学中退。66年「星への旅」で太宰治賞を受賞。
同年「戦艦武蔵」で脚光を浴び、以降「零式戦闘機」「陸奥爆沈」「総員起シ」等を次々に発表。
73年これら一連のドキュメンタリー作品の業績により第21回菊池寛賞を受賞する。
他に「ふぉん・しいほるとの娘」で吉川英治文学賞(79年)、「破獄」により読売文学賞、芸術選奨文部大臣賞(84年)、「冷い夏、熱い夏」で毎日芸術賞(85年)、さらに87年日本芸術院賞、94年には「天狗争乱」で大仏次郎賞をそれぞれ受賞。
97年より芸術院会員。

【読んだ理由】
著者の奥様津村節子さんの著作「紅梅」を読んで。

【印象に残った一行】
津波は、自然現象である。ということは、今後も果てしなく反復されることを意味している。
海底地震に頻発する場所を沖ににひかえ、しかも南米大陸地震津波の余波を受ける位置にある三陸海岸は、リアス式海岸という津波を受けるのに最も適した地形をしていて、本質的に津波の最大災害地としての条件を十分すぎるほど備えているといっていい。津波は、今後も三陸海岸を襲い、その都度災害を与えるにちがいない。

【コメント】
吉村氏は確実に津波を予測している。迂闊なことはいいたくないが、過去の教訓が活かされていたのだろうかという疑問はどうしても残る。
死者数比較
明治二十九年の大津波・・・・・・・・・・・26,360名
昭和八年の大津波・・・・・・・・・・・・・2,995名
昭和35年のチリ地震津波・・・・・・・・・・105名
平成23年東日本大震災・・・・・・・・・・・15,854名



Daily Vocabulary(2012/06/07)

2012年06月07日 | Daily Vocabulary
13066.talk a mile a minute(早口でしゃべり続ける、ペラペラまくしたてる)
It is no wonder you can't follow the story. She talks a mile a minute.
13067.talk over the phone(電話で話す)
When I talked with him over the phone,he seemed fine.
13068.talk one's way out of(上手く話して困難などを切り抜ける)
You talked your way out of that mess.
13069.talk on(話し続ける)
The speaker talked on for hours without a break.
13070.talk out(~を徹底的に話し合う、~を話し合いで解決する、論じ尽くす)
Let's not get upset and just talk it out calmly.
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