20160430
立山黒部アルペンルート 2日目。
朝は比較的早く起きて、朝食をとる。
さていよいよ今日は立山黒部アルペンルート横断のメインデーである。
まずはここ日向山高原から、立山黒部アルペンルートの出発点である、扇沢ターミナル駅まで行くことになる。
バスに揺られること20分、いよいよここから横断の旅の始まりである。
1st Stop 扇沢駅。
ここはターミナル駅になっており、バスや人も多く集まっていた。
見上げれば、すぐ近くに日本アルプスの山並みが悠々と聳えている。これからこの山を越えて横断していくのか…
バスの時間を特に調べずに行ってしまったので、扇沢に到着した時にちょうど、奥に行くトロリーバスが出発してしまった直後であった。
次のトロリーバスの出発の時間は9時30分。 40分以上時間はある…
呑気に一服したり、写真を撮ったりしていると…
なんと人が多すぎて30分以上前からトロリーバス乗車の列に並ばなければならないことに。
どれだけ人多いんだよ。まあ、ゴールデンウィークだからしょうがないんだけどね。
30分以上列に並んだ。ここで弁当を売っている売店の人(?)のセールストークがマジで上手だった。
弁当ここで買っておいたほうがよくないかな…て俺も思った。 まあ、買わなかったけど。
あと、待っている間、改札の前にテレビがあって、そのテレビで上の方の景色が生中継されてたんだけど、真っ白の猛吹雪で、本当にこの先に進んで大丈夫なのかと一抹どころではない不安を覚えた。
ようやく時間になり、トロリーバス乗車口へと移動。
奥さんから立山黒部アルペンルート横断一日切符を受け取る。
立山黒部アルペンルートの横断には様々な乗り物を駆使していく。
この切符があれば、一日好きに乗って移動できる。極端な話、途中で引き返すこともできる。
まずは扇沢から初めて乗る乗り物はトロリーバス。
ちなみにトロリーバスとは、上に電車のような電線がついている電車とバスの中間のような乗り物。
普通のバスよりもエコらしい。
暗いトンネルを抜けて次の目的地へ。
そしてようやく到着。第二の目的地は…
2nd Stop 黒部ダム。
ここは俺の中でハイライトの一つ。ここが一番来たかったといっても過言ではない。
実は俺はダムマニアだ。ダム大好き。ダムを見ると以上に心が躍ってしまう。
なぜ、ここまでダムに心揺さぶられるのかはいまだに自分でも理解できないが。
そんなダムマニアからしたら、かの日本でも一番有名と言っても過言ではない黒四を生で見ることができるのだ。垂涎ものである。
湧水を味見し、展望台へ。
何度も写真では見たことがあったが、実際に見る黒部第四ダムは迫力があった。
あれだけのスケールのものを人間が歳月をかけて建造したということに畏怖を覚えるのであろうか。
やっぱりダムは素晴らしい。あの吸い込まれそうな壮大さね。
そしてそのダムの壮大さに加え、周りの山々も美しい。
悠々とした大自然と巨大人工物。
一見、相反し、相容れないような思える二つのものが、ここでは素晴らしく調和しているように見える。
この圧倒的スケールは実際に見ないと味わえないと実感した。
有名なあの真ん中の道を通る。下を見下ろすと足がすくむほどの高さ。
スマホ落っことさないか不安になりながら写真を撮る。
売店も充実しており、一服したりキーホルダーを買ったりした。
一時間くらいは黒部ダムにいた。
黒部ダムからは歩いて次の目的地に向かう。普通に順路を行けば次の目的地に着く。
一つ目のハイライトを終え、次なる目的地は…
3rd Stop 黒部湖駅。
ここでケーブルカーに乗る。
トロリーバスの次はケーブルカーか…
ここでも暫し待たされ、ケーブルカーが到着。
相当に標高が上がるんだろうな…というくらい傾斜が半端じゃない。よくこの傾斜を登っていけるなと思うほど。
暗いトンネルからケーブルカーが降りてくるのがかっこいい。
なんかこの辺から、この立山黒場アルペンルートの横断が楽しくてしょうがなくなってきた。
なんか一つ一つ目的地をクリアしていく感覚と、乗り物を乗り継いで次に向かう感覚が楽しくてしょうがない。
ケーブルカーに乗り込み、次の目的地は…
4th Stop 黒部平駅。
実はこの旅で一番ここで待たされた。
次の目的にまではロープウェイで行くんだけど、まあ、乗れなかったね。整理券をもらったけど2時間待ち位あった。
黒場平駅内は人、人、人…の大混雑。
けど、外に出ることができて、ここからの眺めは素晴らしかった。天気も良く、涼しい風が心地よい。
先ほどまでいた黒場ダムがはるか下に見える。
標高は1828メートルなので、だいぶ高くなってきた。涼しくなってくるのも当然である。
ケーブルカーにはいつ乗れるのか…
ひたすらに待っているのももったいなかったので、時間を上手に潰そうと、まずは昼飯。
またそばを食べる。その名も、立山そば。入っていたかまぼこに“立山”と書いてあった。
売店もとんでもない混みようだったので、何も買えなかった…
11時10分に黒部平に着いて、結局ロープウェイに乗れたのは12時40分。
実に一時間半待ったけど、あの人の量を考えたら比較的早く乗れた方だと思う。
ロープウェイに乗れたときは心より安堵した。
そして次の乗り物はロープウェイ。次の目的地に向かうごとに使用する乗り物が違うのが面白い。
ロープウェイ乗り場には信じられない位大きな荷物と、スキー板を持った人たちがちらほら…
この人たちは本気の人たちなんだろうな。
黒部平からロープウェイで、さらに高いところへと向かいます。
次なる目的地は…
5th Stop 大観峰
ここも外に出ることができ、下を見下ろすことができるんだけど、黒部ダムは、黒部平で見たときよりもさらに下の下。
なんせこの大観峰の標高は2316メートル。景色はここを境に一気に変わり、雪景色になった。
さっきまでは青い空が見えたのに、大観峰では真っ白。まさに雪山の景色… こんな一気に変わるのか…
そしてこの大観峰は、手田山黒部アルペンルートのちょうど中間地点に位置する。
ようやく半分まできたのか。この一個一個目的地を制覇していく感覚に完璧にはまっている。
そしていよいよ次は…
この立山黒部アルペンルートで最も標高の高い目的地へと向かう…
続く
立山黒部アルペンルート 2日目。
朝は比較的早く起きて、朝食をとる。
さていよいよ今日は立山黒部アルペンルート横断のメインデーである。
まずはここ日向山高原から、立山黒部アルペンルートの出発点である、扇沢ターミナル駅まで行くことになる。
バスに揺られること20分、いよいよここから横断の旅の始まりである。
1st Stop 扇沢駅。
ここはターミナル駅になっており、バスや人も多く集まっていた。
見上げれば、すぐ近くに日本アルプスの山並みが悠々と聳えている。これからこの山を越えて横断していくのか…
バスの時間を特に調べずに行ってしまったので、扇沢に到着した時にちょうど、奥に行くトロリーバスが出発してしまった直後であった。
次のトロリーバスの出発の時間は9時30分。 40分以上時間はある…
呑気に一服したり、写真を撮ったりしていると…
なんと人が多すぎて30分以上前からトロリーバス乗車の列に並ばなければならないことに。
どれだけ人多いんだよ。まあ、ゴールデンウィークだからしょうがないんだけどね。
30分以上列に並んだ。ここで弁当を売っている売店の人(?)のセールストークがマジで上手だった。
弁当ここで買っておいたほうがよくないかな…て俺も思った。 まあ、買わなかったけど。
あと、待っている間、改札の前にテレビがあって、そのテレビで上の方の景色が生中継されてたんだけど、真っ白の猛吹雪で、本当にこの先に進んで大丈夫なのかと一抹どころではない不安を覚えた。
ようやく時間になり、トロリーバス乗車口へと移動。
奥さんから立山黒部アルペンルート横断一日切符を受け取る。
立山黒部アルペンルートの横断には様々な乗り物を駆使していく。
この切符があれば、一日好きに乗って移動できる。極端な話、途中で引き返すこともできる。
まずは扇沢から初めて乗る乗り物はトロリーバス。
ちなみにトロリーバスとは、上に電車のような電線がついている電車とバスの中間のような乗り物。
普通のバスよりもエコらしい。
暗いトンネルを抜けて次の目的地へ。
そしてようやく到着。第二の目的地は…
2nd Stop 黒部ダム。
ここは俺の中でハイライトの一つ。ここが一番来たかったといっても過言ではない。
実は俺はダムマニアだ。ダム大好き。ダムを見ると以上に心が躍ってしまう。
なぜ、ここまでダムに心揺さぶられるのかはいまだに自分でも理解できないが。
そんなダムマニアからしたら、かの日本でも一番有名と言っても過言ではない黒四を生で見ることができるのだ。垂涎ものである。
湧水を味見し、展望台へ。
何度も写真では見たことがあったが、実際に見る黒部第四ダムは迫力があった。
あれだけのスケールのものを人間が歳月をかけて建造したということに畏怖を覚えるのであろうか。
やっぱりダムは素晴らしい。あの吸い込まれそうな壮大さね。
そしてそのダムの壮大さに加え、周りの山々も美しい。
悠々とした大自然と巨大人工物。
一見、相反し、相容れないような思える二つのものが、ここでは素晴らしく調和しているように見える。
この圧倒的スケールは実際に見ないと味わえないと実感した。
有名なあの真ん中の道を通る。下を見下ろすと足がすくむほどの高さ。
スマホ落っことさないか不安になりながら写真を撮る。
売店も充実しており、一服したりキーホルダーを買ったりした。
一時間くらいは黒部ダムにいた。
黒部ダムからは歩いて次の目的地に向かう。普通に順路を行けば次の目的地に着く。
一つ目のハイライトを終え、次なる目的地は…
3rd Stop 黒部湖駅。
ここでケーブルカーに乗る。
トロリーバスの次はケーブルカーか…
ここでも暫し待たされ、ケーブルカーが到着。
相当に標高が上がるんだろうな…というくらい傾斜が半端じゃない。よくこの傾斜を登っていけるなと思うほど。
暗いトンネルからケーブルカーが降りてくるのがかっこいい。
なんかこの辺から、この立山黒場アルペンルートの横断が楽しくてしょうがなくなってきた。
なんか一つ一つ目的地をクリアしていく感覚と、乗り物を乗り継いで次に向かう感覚が楽しくてしょうがない。
ケーブルカーに乗り込み、次の目的地は…
4th Stop 黒部平駅。
実はこの旅で一番ここで待たされた。
次の目的にまではロープウェイで行くんだけど、まあ、乗れなかったね。整理券をもらったけど2時間待ち位あった。
黒場平駅内は人、人、人…の大混雑。
けど、外に出ることができて、ここからの眺めは素晴らしかった。天気も良く、涼しい風が心地よい。
先ほどまでいた黒場ダムがはるか下に見える。
標高は1828メートルなので、だいぶ高くなってきた。涼しくなってくるのも当然である。
ケーブルカーにはいつ乗れるのか…
ひたすらに待っているのももったいなかったので、時間を上手に潰そうと、まずは昼飯。
またそばを食べる。その名も、立山そば。入っていたかまぼこに“立山”と書いてあった。
売店もとんでもない混みようだったので、何も買えなかった…
11時10分に黒部平に着いて、結局ロープウェイに乗れたのは12時40分。
実に一時間半待ったけど、あの人の量を考えたら比較的早く乗れた方だと思う。
ロープウェイに乗れたときは心より安堵した。
そして次の乗り物はロープウェイ。次の目的地に向かうごとに使用する乗り物が違うのが面白い。
ロープウェイ乗り場には信じられない位大きな荷物と、スキー板を持った人たちがちらほら…
この人たちは本気の人たちなんだろうな。
黒部平からロープウェイで、さらに高いところへと向かいます。
次なる目的地は…
5th Stop 大観峰
ここも外に出ることができ、下を見下ろすことができるんだけど、黒部ダムは、黒部平で見たときよりもさらに下の下。
なんせこの大観峰の標高は2316メートル。景色はここを境に一気に変わり、雪景色になった。
さっきまでは青い空が見えたのに、大観峰では真っ白。まさに雪山の景色… こんな一気に変わるのか…
そしてこの大観峰は、手田山黒部アルペンルートのちょうど中間地点に位置する。
ようやく半分まできたのか。この一個一個目的地を制覇していく感覚に完璧にはまっている。
そしていよいよ次は…
この立山黒部アルペンルートで最も標高の高い目的地へと向かう…
続く