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自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

CDとアナログ盤とではどちらが音がいいのか?

2008-02-13 | 音楽

前から思っている疑問です。CDとアナログレコードでは,いったいどちらが音が良いのか?僕の場合,両方持っているアルバムが何組かあるんですけど,いずれも聞き比べてみると圧倒的にアナログレコードのほうが良いのです。CDとレコードを同時に回しながらスイッチ切り替えで聴き比べもしましたが,結果はいっそう明らかでした。アナログ盤のほうが高音域が出きっているのです。

例え話をします。飴細工で言うと,箸につけた飴をびろ~んと伸ばしたときに先っぽが細く伸びますよね。限りなく細く。音楽でいうとシンバルを叩いたときの音も,その音は限りなく微細な振動を含む音なのですけど,CDではそれが聴こえてこない。レコードだと良く聴こえる。

知人には「よくそういうことを言う人がいるけど,決してそんなことはない」と言われてしまいます。でもどうなんでしょう?
①僕の耳がおかしい(先入観がある)
②たまたま試したCDの録音が良くなかった
③やはり事実としてCDはレコードに劣る
うーむ,どれだろう?
②に関しては,いちおう4~5枚(組)で試したんですけどねー。


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4 コメント

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たぶん違います (つか)
2008-02-14 13:28:17
そうですね。CDは確か高音域は量子化(デジタル化)して、圧縮する際にカットされてしまったと思います。(ここまで書いてほんと?と思って一応ネットで確認しました)
ですので、本田さんのいうことはずばり正解です。一応それを補完する技術もあるようですし、SCDはそういった高音域や低音域までデータ化するんでしょうね。どうしてもデジタル化するとそういったオリジナルの部分の劣化はおきてしまいますね。MDはさらにカットしたはずです。そういったこととサンプリングの周波数的にはDATがもっとも優れているとは音楽やってる人からちらっと聞いたことがあります。
まあ、一般人にとってはその音質と手軽さなどを考慮したらデジタルの方が便利っていう人が多勢なんでしょうね。
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高周波再生について (Tongchai)
2008-02-14 16:20:44
ご無沙汰しております、Tongchai@web冬眠中です^^;
紅王やら鉛飛行船やらのビジュアルに誘われてついカキコ。
ポセイドンのめざめ、紙ジャケット版CD買っちゃいましたよ^^

CDの、12cmの円盤に44.1kHzサンプリングのデジタイズされた音源を入れるという一種割り切ったフォーマットは、
ノイズ特性やらとりまわしのよさといった利点で音楽再生の底辺を底上げするのにはすごーく意味があったと思います。
確かに良好な条件で再生されるアナログよりもちんまりした音になりがちですが(アナログ=大自然、CD=人工の庭?)、
よくできた箱庭はそれなり見栄えもしますし庭師さんが手塩にかければ相応の味も出ると。

ただし、20kHz以上の音声を(可聴範囲外という理由で)ばっさり切ってしまったことについてはここにきて色々な問題点が指摘され始めてます。
ほんださんの仰る「CDの音の色気のなさ」がまさにそれにあたるわけなのですが、生物学的工学的にそれを検証してる人がいらっしゃいます。
映画版「AKIRA」の音楽を手がけた芸能山城組の山城祥二さん(学者さんなんですよ)がその筆頭で、
可聴範囲外の音声を聴くか聴かないかで人間の生理反応に違いが出るという検証をしています。
http://www.yamashirogumi.gr.jp/bunmeiken/highlight.html#HSE
ちなみに、可聴範囲外の音は「耳から」聴くのではなく皮膚で触れることに意味があるんだとか。ヘッドホンステレオなんかはデジタルでOKな訳ですね。

ここでポイントなのは、「だからデジタルは良くない」という短絡的な結論になるわけではありませんで、
デジタルでアナログに迫ることは可能だけれど膨大なデータ量として取り扱う環境が必須というところ。
現状あるメディアですと、SACDやDVD-AUDIOのフォーマット限界でようやく○印とか。
SACDのHDレイヤーには、CDの64倍(2.82MHz)のサンプリングレート(笑・・DATの倍速録音がたしか96kHzサンプリング)で、
100kHzまで再生帯域の伸びた音声信号を入れられます。
オーディオのプロショップとかでSACDの試聴をオススメしときますね^^これは結構イイですよ~。

結論は特にないのですが、デジタルは敷居が低いかわりに、アナログに迫るにはお大尽な投資必須。
アナログは手間隙かかるしメディアは物理的にでかいし(30cm盤とか)それなり敷居も高いけど基本的な音の素性はデジタルより上・・
といったところでしょうか。
別エントリーで話題の出ていたVictorのK2HD、
http://www.jvcmusic.co.jp/k2hd/k2hd.html#top
なんかもCDのフォーマット限界のなかで色々試行錯誤してる中のいち回答ですが、ハイエンドを目指すデジタルはやっぱお金がかかると^^;

近頃ちょいとお仕事で近いセンをウロウロしてるのでついつい長文カキコしちゃいました。すんまそんm(_ _)m
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つかさん (ほんだ)
2008-02-15 18:38:16
お忙しい中をコメント有難うございます。
CDは高音域がカットされているということですね?ですよね。絶対そうですよね。聴けば分かりますもの。何枚聴いても結果は同じ。特にシンバルやアコースティックかそれに近いエレキ
ギターのカッテイング音は分かり易いです。
補完する技術?ふむふむ,それがSCDですか。低音域までデータ化できるんですか?ふーむ。
MDは更にカット?でしょうねー。あんなペラペラの磁気デイスクに大きいデータが入る訳ないですよね。僕はMDって落語の録音用にしか使いませんです。
DATって何ですか。デジタル・オーデイオ…テープ?DVDなら分かるのですが。
考えてみれば僕らの下の世代って最初から音楽メデイアはデジタルだったんですよね。だから比較の仕様がない。ちょうど過渡期にいた僕たちだから両者を比べてしまうのですね。
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Tongchaiさん (ほんだ)
2008-02-15 18:39:43
うわ~,Tongchaiさん。お久しぶりでしたー。ブログは時々チェックしていたんですよ。「どうされているのかなぁ。お元気かなあ」と,時に思いをめぐらせておりました。お目に(?)掛かれて、嬉しいです!!
ポセイドンの目覚めは僕も紙ジャケ版買いました。CatFood のシングルヴァージョンって,いまひとつピンとこなかったのですけど(汗),僕だけかな?
アナログ=大自然。CD=人口の庭って例え。すごく分かりやすいです。適切な例えですね。庭師さんが手塩にかけた庭が見栄えがいいのも良く分かります。
20khz以上がカットですか。でもそれってほんとに「可聴範囲外」なのでしょうかね。スピーカーを鳴らして聴いてみると聞えるような気がするんです。写真のアルバム1曲目→Song Remains The Sameで言いますと,出だしのエッジの効いたカッテイングなんか,LPで聴いたほうがよりソリッドに,際立って聞えますね,
山城詳司さんの研究,拝見しました。興味深いですね。人間の生理反応ですか。それから祭りの音楽の件。僕はガムランが好きで,コンサートに行ったりCDで聴いたりしているのですが,まさにあれは脳内麻薬を生み出す音楽です。トランス状態。合点がいきました。
はい,「だからデジタルはだめ」ってわけじゃないのですよね。僕もずいぶんと恩恵を受けております。置き場所を考えただけでも文字通りCDはコンパクトです。SACDというとSONYでしたか。まだ持っていません。DVDは確かに音いいですね。CDとは明らかに違います。時に見かける「DVDコンポ』というのは,DVDも音楽再生できるコンポってことですか?「なんで画面がないのにDVDコンポなんだあ?」とついこの前まで疑問に思っていました。
デジタルは敷居が低いけどアナログに迫るには尚甚大な投資が必要…。
ふあ~,これで胸のつかえがとれました。

長大なコメントをいただき誠に有難うございました。もはやコメントの域を超えて論文1本書けそうな雰囲気じゃありませんか?というかすでに論文です(すごい)。
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