もっと乗りた~い,自転車に!

自然の中をロードバイクで走るのが大好き。現在の愛車ははPINARELLO GAN-RS(2016)。

ワイクリフ・ジーン

2006-02-08 | 音楽

今日も雨だす。ん~雨の予報でしたっけ?
こんなの書いても誰も読まないかとも思いつつ,レビューします。

フージーズの音楽的リーダーであったワイクリフが97年に出したアルバム,『ザ・カーニバル』は,90年代ヒップ・ホップのチャンピオンである。
ハイチに生まれニューヨークに育った彼は,幼いころからレゲエを聴いて育った。フージーズ時代にカバーしたボブ・マーリーの“ノー・ウーマン・ノークライ”は有名。ライブバージョンの原曲はほんと泣けてくるくらいにイイ曲だけど,フージーズの曲もかなりイイ。
ワイクリフのこのアルバムは,かの渋谷陽一氏がNHKFMの番組で異様なくらいプッシュしていたので,迷わずゲット。たまらなく良かった。全体がひとつの物語というか,テーマ性を持っていて,それはワイクリフが「革命家」として告発されている法廷のシーンから始まる。レゲエ感覚とカリビアンミュージックの土臭さと圧倒的な存在感は,歌詞の政治性もあいまって強烈なパワーと個性を際立たせている。アニマルズのカバー“朝日のあたる家”では,ローリン・ヒルが哀愁のこもったたっぷりとした歌声を聴かせるてくれるし,ビージーズのカバー“ステイ・アライブ”はもう笑ってしまうくらいカッコイイ。
こちらもamazonできっちりレビューしてる人がしました。素晴らしい。


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