チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

4日に石木ダム建設促進調整会議

2009-06-05 | 石木ダム・諫早干拓など
━長崎新聞より以下記載━

事業認定手続き申請に異論出ず 石木ダム建設促進調整会議

 県、佐世保市、東彼川棚町でつくる石木ダム建設促進調整会議(委員長・藤井健副知事)は4日、長崎市内で会議を開き、強制収用も可能になる土地収用法に基づく事業認定手続きの申請について検討した。結論は次回以降に持ち越したが、市町からは「反対派住民との対話を見いだすためには必要」などとして申請への異論は出なかった。
 会議は藤井副知事、朝長市長、竹村町長の3人で構成。朝長市長が1日、金子知事に事業認定手続きに向け協議に入るよう要請したことから開いた。

 会議では県市の担当者が治水、利水面での石木ダムの必要性や、事業認定手続きの趣旨について説明。朝永市長は反対地権者への個別訪問での現状の厳しさを説明しながら「今のままでは話し合いにまで至らないと感じている。事業認定は法律で認められた手法。話し合いの実現のため、ぜひ進めてほしい」と県に手続きに入るように求めた。
 竹村町長も「話し合いの機会をつくるのであればこれを否定することは難しい」と申請を容認。一方で強制測量時の混乱を挙げながら「川棚町の立場から事業認定をしてくださいとは言えない」と複雑な心境ものぞかせた。
 藤井副知事は県として認定手続きに進むかどうかの考え方は示さなかった。

 県によると、事業認定は公共性や必要性の判断を「第三者」である事業認定庁に仰ぐ手続き。認定されれば補償額などの決定後、用地の強制収用が可能になる。石木ダムの認定庁は建設する場合に治水費用として約93億円を負担する国土交通事業省九州地方整備局。国交省出身の藤井副知事は会議終了後、記者団からこの点を質問され、「事業を所轄する部局ではなく、独立した部署が別の視点から事業の必要性を判断する」として客観性は保たれるとの考えを示した。

えっ---、なんと勝手に推進派3人で話し合いをしていたんですね。
わたしたちにこそ、石木ダムの必要性を説明してもらいたいですね。
う~ん、どなたか一緒に拡声器を使いませんか?
これは悠長にしてられません

事業の認定とは

2009-06-05 | 石木ダム・諫早干拓など
石木ダム反対派が「事業認定をするな!」という意味がよく分からなかったので調べました。
国土省関東地方整備局建政部より以下記載。

土地収用法に基づく認定制度

公共事業の施行者は、その施行する事業について直ちに土地等の収用権が与えられているものではなく、施行しようとする事業のために土地等を収用し、又は使用しようとするときは、事業の認定を受けなければなりません。(土地収用法第16条)
この事業の認定というのは、具体的な事業の施行者(起業者)、事業を施行する土地(起業地)及び事業計画を確定し、その事業が土地等を収用又は使用する公共性があり、事業計画が土地の適正かつ合理的な利用に寄与するものであることを認めて、起業地内の土地等を収用(土地所有者等の意志を無視して強制的に土地等を収得し又は消滅させること)、又は使用(使用対象となる権利等を収得し又は制限させること)することができるという地位を付与する制度です。
起業者は、事業認定申請書を事業の認定を行う機関に提出し、事業の認定を受けることによって具体的な土地収用権を得ることとなります。
事業が都市計画事業として施行されるときは、事業の認可又は承認をもって事業の認定とみなされるので、改めて事業の認定の手続きをとる必要はありません。(都市計画法第70条)

...ということなので、つまり事業認定=強制収用なのですね。理解しました。
けれど、この事業は「土地の適正かつ合理的な利用に寄与するもの」ではないですね。
この点で裁判すると...でも諫早干拓にしろ、「正論」は司法で通らないのが日本の常識みたいですから、難しいのかなと思います。

長崎市雨水貯留タンク助成金

2009-06-05 | 石木ダム・諫早干拓など
大分前に、東京の墨田区が雨水タンクに助成金を出していることを知りました。
あぁ、長崎でもあればいいのに、水資源の有効活用に雨水は最適なんだけど...、と思う日々でした。
ところが、墨田区と比べると助成金の規模はとても小さいのですが、今年から長崎もスタートしました
長崎市の広報ながさき5月号に掲載してあったのを見つけ、即、担当者に電話して申し込みました。
助成金は、タンクの購入・設置にかかった費用の半分。(上限額は3万円)
今回、100基分を受付します。
市税の滞納がないことなどが条件ですが、詳しくは長崎市上下水道局料金サービス課 給排水相談係へ聞いてくださいね。
829-1183

購入0Kが出たので、現在長崎市の業者さんに注文しています。
これで水道代も少し減らんかな...と思っています。
でも、本当は墨田区のように助成金をバーンと出してくれたら、本格的な雨水タンクを購入するんですが....。

水不足という佐世保市は、こんな助成金はしないのでしょうか
トイレの水って(トイレの水で使うときは別にメータを設置しないといけないらしいですが)かなり使うし、あんなダム造るより自己負担半分で持ち家のところに雨水タンク設置してもらうほうが負担は少ないのでは?

これこそ国の事業にしたらいいのに....、無駄なダムは止めて、....。