4時過ぎに「お腹が痛い、病院へ連れて行って」と言われても、娘の寝起き時の発作が心配だった。
救急車には本人のみでいいんじゃないかと思っても「一緒に」といわれ同乗する。
娘に「留守番していてね」と伝えて。
病院についても専門医でないと分からない、その先生が来るのはあと数時間、それなら子どもがいるから帰ります、
タクシーで戻り、子どもにご飯や薬を飲ませていると看護師から「9時までに来てください、手術します」という連絡。
ディーの送迎に間に合わない、わっ、また子ども置いて行かなくちゃいけない?
主治医の説明のあと承諾書に書き、手術の準備。
「手術中は待っていてください」と看護師。
でも、誰だか知らないけど、「スリッパ、履物がいるね、取って来ておいで」と白衣を来た初老の男性が言うので。
「帰っていいいんですね、お昼ごろ戻ればいいですね」
「あぁ、いいよ、今度は病室は3階だからね」と言う声に再び娘のもとへ。
自宅に着くと、またもや電話が鳴る。
「奥さん、どこにいるんです?手術中はいてくださいと言ったでしょう?」と看護師の険しい声。
「帰っていいなんて、主治医にも聞いたら、誰もそんなこと言っていません、それは誰ですか?あっ、院長かも...」
昼ごろ病院へ行くと、手術が終って全身麻酔から目が覚めだした連れ合いが横たわっていた。
お腹は切ったけど中の腸は切らずに済んだらしい。
.....とても、とても大変な1日だった。