チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

「風見さんと...」

2017-07-23 | 風見 治さんとハンセン病問題
昨日の間歇泉で「風見さんと私」というテーマでお話をしました。

頼まれたときにいい機会だなと思いました。

私もそろそろ整理したかったので。

近頃は日々あっという間に過ぎていく感じなのでそのままになっていたかもしれない。

ハンセン病問題は、取り組まなければいけない課題、

障害者問題を考える上で大事なことだろうと思います。

少人数だったので活発に話し合えました。

とてもいい時間を過ごせたし、私ももっと学ぼうと意欲が出ました~








言葉が...

2017-05-31 | 風見 治さんとハンセン病問題
あれから半年は経っている...

風見さんから電話はかからない

どうしているのだろうか

気になるので電話をかけてみた


誰かが電話をとって風見さんに渡してくれた様子

「元気がない...」

風見さんは秋にも同じことを言っていた

わたしは...風見さんに...

かける言葉がみつからない

このときも、ちょうど看護師さんがガーゼ交換に来ていたので

少し話して電話を切った


風見さんの体調

2016-11-20 | 風見 治さんとハンセン病問題
11月1日も2日も連絡がありませんでした。

あれ?いつもなら電話があるのに...

里帰りで長崎に戻ってきたのかどうか、連絡してみよう...

...と思いつつ、子どもの鼻かぜがうつったりあれこれとあって、

やっと先日電話してみました。

電話に出たのは、知らない女性。

「風見さんの携帯ですが、代わりますね」

女性は病院の看護師さん、そう、風見さんはまた入院していた。

この前は大腸の手術で、今度は眼がみえなくて検査入院中。

濃霧の中にいるような、周りが白く見え、自分の手がぼんやり見える、という。

原因は不明。

満身創痍の状態でかろうじて長崎へ戻ってきたので、連絡する余裕がなかったとか。

鹿児島へ帰ってから、また眼が見えなくなり園外の病院に入院した。

「見えないので自分からは電話ができない、退院したら連絡するから」

わたしもタイミングが悪いのか、前回と同様入院中に電話をかけてしまった。

また、濃霧から脱出できたらいですね、風見さん、連絡待っています...





みゆさんへ

2016-10-15 | 風見 治さんとハンセン病問題
風見さんに...電話をかけて里帰りのことを聞いてみました。

今の体調は悪くないので長崎に来るそうです。

10月31日に鹿屋を出て長崎へ入ります。

帰りは11月2日です。

時間に余裕があるのは1日です。

「風見さんの作品を、数年前から観に行って、県のほうにも会いたいと伝えている女性がいます」と

伝えました。

県の担当者も代わったらしいので、その話は聞いていませんでした。

もしまだお会いしたいと思うのでしたら、県に再度連絡してみたらどうでしょうか。

今回はどこを見学ということがないらしいので、今ならそういうセッテイングができるのかもしれません。

風見さんが毎回必ず立ち寄るところはおがわ旗店です。

わたしも、何もトラブルがなければ今年も風見さんとお会いします。

電話での声は今度も元気でしたよ。






新しい家族

2016-06-15 | 風見 治さんとハンセン病問題
今年1月に風見さんより連絡が入る。

ムンクが逝ってしまった後の日々は気力が衰えていた

もう自分も年だから...と思ったけど

...また犬を飼った

今度はクリーム色のチワワ

その犬の出身地が長崎...

「お前はわざわざ長崎から来たのか」と

買ってしまったらしい。

犬の名前を思案中だけど何かいい名前はないか、

そう話す風見さんの心が弾んでいるのが伝わる。


今年の春は体調も良くないから長崎へ里帰りできないかもしれない。

春に連絡がなかったから体調悪化したのかな、と思い昨日電話してみた。
 
知らない女性が出て風見さんと代わった。

風見さんは1週間前に手術して、園外の病院に入院している。

ムンクの次の犬の名前も、ムンクに。

二代目ムンクも風見さんもお互い早く会いたいだろうね。

「もうそろそろ退院かな」という声はまだ張りがある。

まだまだ今からムンクと楽しんでほしい。



今年も会いました

2015-07-01 | 風見 治さんとハンセン病問題
5月のふるさと里帰り事業で長崎へ帰ってきた風見さんと会いました。

今回は歴博見学というので、わたしも特別展を見に行くから、そこで待ち合わせです。

それぞれぐるぐる展示物を見ているとおしゃべりする時間が短くなってしまいました。

1年ぶりの風見さんは車椅子を使用。

声は、あいかわらず。

張りがありました。

まだまだ大丈夫、でしょう。

愛犬ムンクの死は...乗り越えるのは難しい

やっぱりもうちょとムンクに頑張って生きてほしかった

1時間ぐらいの会話のあと、風見さんは「久しぶりに皿うどんが食べたくなった」と予約した中華レストランへ。

風見さんともう3度目となるスタッフを笑顔で見送ったあと...

わたしもお昼についていけばよかったかな...とちょぴり後悔。

人気のお店の皿うどんはどうだった...?

また電話してみようか。








ムンクが逝く

2015-05-10 | 風見 治さんとハンセン病問題
風見さんから電話があった。

今月の20日から2泊3日で長崎へ来る。

今回は歴史博物館など長崎市内の観光になる。

その間再会できるだろう。

...という話のあと、「先月、ムンクが死んだ」と聞いた。

ムンクとは風見さんの愛犬チワワの名前。

11歳だったから、その長い間風見さんの傍にいた。

「自分が亡くなった後残ったムンクが心配」と気にしていたが、ムンクのほうが先に旅立っていった。

わたしは、慰めのつもりで「いずれは亡くなるのだから...」などと陳腐なことをいってしまった。

風見さんにとって、とっても大切な家族だったのに。

本当の血のつながったものよりも大事な存在だったのに。

何もいわないほうがよかったな...と思った。

ムンク、もう少し傍にいてあげてほしかった...

ムンクも、もっと一緒にいたかっただろうね。






風見さんとの懇談会

2014-04-15 | 風見 治さんとハンセン病問題
「もう今度こそ長崎行は最後かもしれない...」といわれてた風見さん。

この春、また来る予定です。

そのときに懇談会をします。


5月22日(木) 14時~15時30分

長崎県保険医協会の会議室で元ハンセン病患者の風見治さんを招いて学習懇談会をします。


できましたら5月16日までに参加希望の連絡ください。

連絡...095-825-3829へ  FAX..095-825-3893


できれば...少人数でじっくり...がいいかな...と思っていますが..風見さんの歩んできた人生...にちょびり興味のある方ご参加くださいね。







春に

2014-02-19 | 風見 治さんとハンセン病問題
ハンセン病問題が、みなさんの記憶から忘れられていく...


原爆も、被爆者が高齢でこのままいけば忘れられるだろという、危機感を覚え、被爆2世、3世へ繋げていっている。

ハンセン病には、2世も3世もいないだろうから...

いや、堕胎されずに隠れて出産し、誕生した2世となる人もいるのかもしれない。

けれどもその数はどのくらい....

被爆2世なんて片方の親が被爆者と認定されていれば2世になるようだから相当の数になる。

かくいうわたしたち夫婦も被爆2世である。

長崎にいると、子どもの頃から「原爆は怖ろしいもの」と知る。

学校の郊外学習で原爆資料館へ行ったり原爆投下日時に黙祷のサイレンがあったりなどする。

長崎市が身近に感じることができるようにしているからである。

それに比べると長崎市出身のハンセン病元患者がいるのに、長崎市は何かしているだろうか。

数の問題なのか。

県がふるさと事業をしているのは、国からのによるのだろうし。

わたしにとって被爆者問題よりもはるかに危機感があるのは、ハンセン病問題。

もっとみなさんに知ってもらいたい。

日本国内でこんなことがあったと。


春に風見さんがふるさと事業で戻ってくる。

そのときに講師としてお話をしていただく予定。

少しでも他の誰かに知ってもらいたいからお願いした。


電話の声は、まだまだ張りがある。

5月も元気な姿を見せてください。