チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

やさい、死刑、ALS

2010-11-26 | 本と食べ物
2週間前に図書館から借りた3冊の本。

①「野菜の裏側」... ナチュラルハーモニー代表 河名秀郎さん


②「なぜ君は絶望と闘えたのか」本村洋の3300日...門田 隆将さん


③「逝かない身体」ALS的日常を生きる...川口有美子さん

 感想...①を読むと、野菜は自然栽培が一番安心。農薬だけでなく、有機もかえって身体に害すると書いてあったので、ええっ-!?とショックを受ける。農薬も肥料も全く使用しない自然栽培は確かにいいと思う。でも、この本は話が飛躍している感じがする。ネットで調べると、やはり真に受けないほうがいいらしいが、硝酸性窒素のことがもっと知りたいと思う。窒素が緑を濃くするから、薄い色の葉ものが安全なのか、本当にどうなのだろうか?
②は、本村さんの記者会見が思い浮かんで、手にした本。なぜ彼は悲しみの中で凛としていられたのだろうか。見ているこちら側がかえって痛々しく感じていた。本村さんの想いも、支える人たちのことも、加害者のことも、どちらの立場も考えさせられる。偏らない書き方のお陰だと思う。
③は、今日返却しないといけないのに読み終わっていません。が、これは、すごい本だと思います。わたしが不安に思うことを、実際の記録として書かれただけでなく、何か小説を読んでいる感じ。まだ、52ページ、これから先に読めば良かった...と後悔。買わなきゃいけないかな、2100円出す価値ある。

県庁移転と長崎のまちづくり

2010-11-24 | チョコハナ
第32回チョコハナのお知らせです~

2010年12月11日(土) 11時~13時頃

「県庁移転と長崎のまちづくり」についてお話と意見交換などしたいと思います。

お話をする人...長崎県議会議員 浅田ますみさん

場所...コミュニティーセンターみずほ ※ララなめし店前方

参加費...コーヒーとお菓子付きの500円

☆今回もご紹介していただきました。(チョコハナ参加者Tさん、有難うございます)
現役の県議さんは初めてです。
 電話で浅田さんの声を聞きましたが、とても感じのいい印象を受けました。
 当日、お会いしていろいろ尋ねて見たいなと思います。
 よかったら、みなさんもお気軽にご参加ください!
 お待ちしています。

★今月27日の「原則普通学級を考える」も、来てくださいね!
時間は13時30分~15時30分です!

社会的入院

2010-11-21 | 障害者問題あれこれ
久しぶりにBさんの掲示板を覘いてみました。

えっ...

Bさんの娘は、1年半前から精神病院へ入院しているの~?

そういえば、数年前に会った時、「家内も、スタッフも精神病院へ入院させろと言っている」と聞いていました。Bさんは「娘のために事業所を立ち上げたのだから」、入院には反対でした。

わたしも、自閉症の娘さんが何で精神病院へ?と思ったけど、これが「社会的入院」というものなんですね。

他害のある行動障害に家族が対処できなくて、かといって、障害者施設の受け入れ先がない。行くところは精神病院だけ。

でも...病院だから、「治療」ということで薬漬けにされるんじゃないのでしょうか。本当は飲む必要がない薬を。


可愛い顔をした娘さんです。父として最愛の娘を入院させてしまったのは、どんなに苦しい想いをしているのでしょうか。

う~ん、受け入れ先がない、というのを何とかならないものでしょうか...


教育者?

2010-11-19 | 学校の中で
卒業後の居場所探しで、今度は某生活事業所を体験することになった。
今日は「その件について話したい」と2人目の教頭先生が言うので、放課後話し合うことになった。
どういった話なのか、分からないまま話し合いの場所へ行くと、担任の先生と1番目の教頭が同席する。

先日、子どもを連れて担任と一緒に事業所へ行った際、先方のスタッフにてんかんと言う病気のことを告げていた。そのことで、どうもわたしに確認したかったようだった。
新教頭先生が「お母さんは事業所に話したようですが、てんかんについて事業所に話してもいいですか」と尋ねたので、わたしは「構いません」と返事した。

しかし、その返事が何か気にいらなかったのか、今度は1番目の教頭が頭をひねりながら「それはどういう意味ですか?」と聞いてくる。わたしこそなぜ聞いてくるのか正直不思議だったのだが、丁寧に答えると...また「どういうこと?」と聞いてくるのだ。担任の先生は、1番目の教頭へわたしが言っていることを教えようと隣で言っているのだが、ご本人ひとり分からない様子。

すると、新教頭のほうから「学校で預かっている座薬のことも事業所へ伝えていいですか?」と尋ねてきた。それに「はい、構いません」と言うと、「今度は10日間の体験なので先方が学校で座薬を預かっていると知ったら...」...などなど...

話し合いの意味がなかなか掴めなかったのだが、結局、「座薬の件は保護者と事業所とで話し合ってください」ということだった。要するに学校が医療行為となる座薬の件で職場体験先の事業所と話し合いたくない、面倒なことはしたくない、ということのようだった。

本当に回りくどい話し方で、1番目の教頭の絡んでくる言い方には正直爆発しそうでした。本当にこの人は、会話が難しい、発達障害?それとも生い立ち?
2年前も、あのときはわたしから「進級についてご相談したい」と担任の先生にお願いして教頭と主事と3人で話し合ったのだ。このとき、わたしはびっくりした。県教育センターから来られ熱心な教育者だと思っていたが、話を聞く態度が....机に頬杖してそっぽを向いていたのだ。わたしが話している間もずっと...また返事もなかったので声をかけると「あぁ、僕に言っているの?」と言うが、頬杖ついたまま!
過去、いろいろな管理職と話す機会があったが、ここまで態度の悪い人間は初めて。今長崎県の教職員の不祥事が表に出ているが、当たり前だと思う。この教頭は、障害児の親と目の見えない主事だから頬杖つきそっぽ向いて話したけど、他の教員がいるときはしない。裏表が激しい人とゴマすり上手は出世するのかも。
あ~、ムカムカする、なるべく怒りたくない...のだけど。


ちょっと成長...

2010-11-15 | 支援が必要な子
修学旅行から戻ってきたときは更に大人の雰囲気が醸し出されたような表情だった。
「学校で見るのと違う一面を見ました。満員の電車に乗車したときも声を上げることはありませんでした。落ち着いていて、他の生徒と違って慣れた感じを受けました。いろんな経験をさせているからなんでしょうね」。担任の先生からも褒められた。

そう、今度の修学旅行はとても少人数だけあって、移動は全部一般の人と同じである。また、乗り継いで行くことが多い。
小・中学校のときは70名~240名ぐらいの団体だったから他との摩擦の心配はなかった。
日頃、奇声?を上げている娘が東京で3泊4日も滞在するのは、わたしも内心不安だった。
電車の中で、一声上げて、「うるさい!」とヘンな人からからまれたりしないだろうか...と。担任の先生も、発作よりもそっちが心配だったかもしれない。
しかし、無事に帰ってちょっと成長した感じが嬉しく、修学旅行へ行かせて良かったと思った。

ちょっと成長したはず...だったのだが、昨日の様子はその微塵もなかった。
タダで遊覧船に乗れるというので土木の日のみなと廻りに参加した。
本当に青空がきれいで心地よいクルージング?を満喫するつもりだった。
娘の様子が心配であったけど、やっぱり...叫びまくっていた。
沢山の人がいるのが嬉しく、自分に関心を引こうとしているらしいのだが...
注意し続けるわたしが疲れる。
娘の状態と眺望で室内でなくて屋外にいて、本当に良かった...

成長しているのか、全くしていないのか...分からない1日だった。


ホイホイから救出

2010-11-11 | 日々のひとこま
近頃、遭遇したくもないゴキが出没するので、ホイホイを置いてみた。
時々、連れ合いが中をチェックしていたが、先日のこと。
「ホイホイにイモリが~」と叫ぶ。

確かにホイホイの中に小さなイモリがべたっと張り付いていた。
死んでいるのか...
いや、心臓か?何か動いていた。

で...どうしようか?
あまりに小さいから無理に剥がしたら悲惨な姿になりそう。
それは見たくない。

「そのまま捨てたら」と連れ合い。
しかし、赤ちゃんイモリなのか子どもイモリなのか不明だが、そのままというのも後味が悪い。
イモリの目が...何か訴えている気がして...

どう剥がしたらいいのだろうか、とネットで検索。
オイルとつまようじ~!
さぁ、連れ合いが早速実行してみる。



まず、ホイホイを切り取り



ベビーオイルとつまようじを使ってイモリの身体を浮かすが、イモリは怒っているらしく噛み付こうとする。



ホイホイからの脱出に成功し、イモリを外へ逃がす。

すっきりとしない日々

2010-11-10 | 日々のひとこま
6日は親子共体調イマイチのまま、それぞれお出かけした。
娘はヘルパーさんとバスに乗って行き、わたしは講演会のお手伝いへ。
ちょっと無理したこともあって娘は蓄膿症が再発し耳鼻科へ、わたしは鼻炎。
今日も親子で鼻をズルズルとしていて、すっきりとしない。

いや、鼻だけでない、すっきりしないのは。
近頃の政府の対応を見ていると...すっきりとしないどころかイライラとしている。
もう情けない、情けなくて仕方がない。
そこに尖閣ビデオ流出、よくやったと嬉しかった。
しかし、政府は犯人捜しを始め、またしても外交よりも内部問題重視。

今日、第5管区の海保職員が名乗り出たが、どこからビデオを手に入れたのか、分からないが、罰しないでほしい。
故意に当て逃げした中国人船長を罪に問うことをしなかったのだから。

しばらく国会もこの問題が中心となるのだろうか。
中国やロシアにはっきりものを申すことが出来る人はいないのだろうか。
今の首相だけでなく歴代の首相らの責任は重いのだけど、...その場しのぎの外交...
強いものには何も言えないし...日本人の本質?なのだろう。

北方領土の返還なんて夢物語なのかもしれない。
わたしもすっきりしないけど、ソ連から追い出された島民の想いというものは...
老いていくと故郷への愛着は強まるというから戻させてあげたいな...叶うなら。




花道?

2010-11-09 | 学校の中で
娘が小・中学校のときは毎年必ず教員異動を新聞で隈なくチェックしていた。
支援学校に行くようになると、見ることもなかったのだけど、今年は見てみた。
すると、学部主事の先生が教頭に昇格していて驚いた。
ということは、現教頭先生はどこかへ異動する、と思っていた。

ところが、昨年度からの教頭先生は引き続き在職。
つまり、この学校に教頭先生が2人もいることになったのである。
なぜ?生徒がたった1クラス分しかいないのに...

近くの支援学校との統廃合を見据えて今年から教頭を2名体制にしたのかも。
親たちの間でも「なぜ、生徒が少ないのに2人もいるの?」と話題。
この疑問に答えてほしくてPTAの総会で尋ねてみた。
校長先生の話では、統廃合ではなかった。
正直、理由が良く分からない。

先日、なんとなく理由が分かった。
2人目の教頭先生となった方は「再来年が定年」だと言った。
...ということは、教頭職はたった2年だけ。
長崎県教委は、来年の退職のために「花道」を用意してあげたということなのだろう。

わたしも、花道で見送られ、見送るのは気分がいいかもしれないと思う。
2人目の方は優しい感じなので。
でもね、これは税金使ってなのだから、そうしたかったなら、もう1人は降格させれば良いのである。
相変わらず、身内には手厚い、と思う。