チョコハナな日々

ちょこっとした日常のさまざまなことに対する想いを書いていきます。

銀屋町教会へ

2009-12-28 | 日々のひとこま
市役所へ行って諸々の手続きをしてきました。

順番を待っていると、「福祉医療費って印鑑が要るんですね?」と窓口で聞いている人がいました。

要るとわかって、その女性はそのまま立ち去って行きました。

わたしもドタバタしているときは何か忘れて手続きが出来ず何しに役所まで来たの?というときがあります。

今回はそういうこともなく無事終わって銀屋町教会を目指しました。

確か、ここら辺かな...でも古川町?銀屋町ってあるのかな?

....が、ありました、銀屋町教会

銀屋町教会のホームページで見たとおりの外観です。

写真を撮ろうとしましたが、電池切れ。

牧師さまに使い捨てカイロとテレホンカードを手渡さそうと思ったらチャイムに返答なし。

仕方ないので郵便受けに入れてきましたが、市役所から心地よい散歩コースでした。

ひとりで歩き回るのも面白いかもしれません。

来年はメガネを買い換えて散策しようかな...。


障害者の福祉医療費について

2009-12-28 | 障害者問題あれこれ
おととし(平成19年4月)、長崎市で乳幼児医療費が現物給付になった。
そのとき、なぜ先に障害者の福祉医療費を現物給付にしないものか、と思った。
弱者の味方だという議員は何も発しないし、障害者団体が要望していることも聞いたことがなかった。

ところで、他の親たちはどう思っているのだろうか。
昨年、いっしょに活動している会のメンバーに尋ねてみたら次のような返事が返ってきた。
「わたしたちの子は将来役に立つ子でないから...現物給付にはならないんじゃないですか」。

多分これが大半の当事者と親の考えなのかもしれない。
これを聞くと、親たちがいかに「障害児を生んだ親が悪い」と日本社会から思われているか....悲しくなった。

10年ほど前も、ある集まりで「広島は現物給付になっていますが、長崎はなっていません。年をとると、償還払いは手続きが大変なので現物にしてもらえないかと思います。」といった親がいた。

当時のわたしは未だ若かったので、苦にならなかったし、自分の子の学校問題で手一杯だった。そうなればいいかな...と思った程度だった。

今もまだ大丈夫なのだが、乳幼児の親が現物給付で楽になったというなら、障害者当事者も支援者も親もかなり楽になるに違いない。
現に、障害のない幼児と障害のある小学生の子を持つ親は「下の子より上の子が大変です」という。

わたしと娘の将来を考えると面倒な手続き不要の現物給付がいいのかもしれない。

さて、来年はこの件についても勉強していこうと思う。




今年のチョコハナ

2009-12-27 | チョコハナ
昨夜のテレビで浅田真央ちゃんの笑顔を見て、涙流してしまいました。
近頃出ないし、いや、CMでは見ますが...、心配でしたが、ほっとしました。
女性に人気の福山...なんでしたっけ?は興味がありませんが、女子レスリングのメンバーも全員大好きです。
さおりちやんも京子さんもみんないいですね。
彼女らの活躍を見ていると、来年もチョコハナを続けていこうと思います。

今年のチョコハナを思い出してみますと....

第10回「新聞のかたち」 朝日新聞長崎総局長 島ノ江さん
第11回「どうわ問題って何?」 県人権教育啓発センター研修講師 石村さん
第12回「いのちが輝くとき」  小児科医 福田さん
第13回「特別支援教育というもの」 元教員 森永さん
第14回「連想、創造性、授業そして学び」長崎大学名誉教授 糸山さん
第15回「北欧の人ってどんな生活しているの?」
            NPO法人DV防止ながさき代表中田さん
第16回「桑迫賢太郎さんと平和について語り合いませんか?」画家 桑迫さん
第17回「10年目を迎えた介護保険、そのしくみと今後の展望」
            長崎県社保協事務局長 山崎さん
第18回「記者の1日」  朝日新聞長崎総局長 島ノ江さん
第19回「ボクは難民です。」ビルマ難民 アウンミャッウィンさん
第20回「前ルーマニア大使・東良信さんとお会いしませんか?」
            前ルーマニア大使・東良信さん

 今年もいろんなテーマのお話が聞けて面白かったです。
 来年の1月と2月は大丈夫なようですが、3月以降が悩みますね。
 来年も「ボランテイアでいいよ」という人などを見つけ、お願いして行きたいと思います。

 ボランテイアで来ていただいた話し手の方々、どうもありがとうございました。
 どうぞ来年もチョコハナの想いに共感して来てくださいね。

 また、遠路はるばる来てくださった方(佐世保、大村、島原)、コミセン近くの方、ご参加ありがとうございました。
 よろしければ、来年も時間が合えば参加してください。
 いっしょに質問しましょう!
 
 来年もささやかながら自分にできることをして行きたいと想いますので、引き続きよろしくお願いします。
 チョコハナに関わったみなさま、良いお年をお迎えくださいね。
 


使い捨てカイロとテレホンカードの寄付

2009-12-26 | お知らせ
長崎ホームレスを支援する会のホームページを見たら、使い捨てカイロの寄付のお願いが書き込んでありました。

ちょうど使わない使い捨てカイロがあったので、よかったです

明日、封筒に入れて送ります。

不要な使い捨てカイロとテレホンカードがある方は、下記に送ってみませんか

〒850-0854
長崎市銀屋町1-5 日本キリスト教団長崎銀屋町教会

095-823-0667

期間は2009年12月末まで

※「ホームレス支援品在中」と表記してください

ささやかな抵抗?

2009-12-25 | 支援が必要な子
平山家のサンタは、プレゼント探しに奔走していた。
娘の大好きなチャーミーのぬいぐるみは既に持っているものしか見つからない。
仕方ないのでチャーミーのタオルやキティーのぬいぐるみ、パンツ?やコートやらを袋に入れてもらった。
大きな袋を見ればなんとなく嬉しいものかもしれない、と昨夜、寝起きの表情を楽しみにベッドの傍へ置いてみた。

...なのに、今朝は気づかずにスルーしてしまう。
「あっ、ほら、これ何?プレゼント、サンタさんが置いていったんよ」の声かけで立ち止まる。
プレゼントが見えてなんとなく喜んでいるような感じ。
でも、プレゼントの中身を出しても、にっこ~りという表情は見ることができずにちょっと残念。

今日は歯の検診日なので、歯磨きをして、大学病院へ行く。
就学前からずっと定期的に通ってきているが、近頃はまた手がかかるようになった。
あぁ、今日もかな....と内心思いながら、歯科衛生士から歯のチェックをしてもらう。
今回は雄たけびは少ない感じだったのだけど、気分が乗らないのか、ともかく嫌だった様子。
歯科衛生士の方に爪を立てるし、口は開けないなどで、傍にいるわたしも困った。
「すみません、虫歯があるかどうかだけ診てもらったら...」と伝えて、担当医のA先生にバトンタッチすることになった。

A先生には笑顔が出てきたので大丈夫かと思ったら、これまた駄目でした。
歯ブラシなどが入ると、ぱっくと閉じてなかなか開けてくれない。
開けるように声かけして、口からブラシを取ってまた入れるとばくっ。
その様子を見て、A先生がいう。
「嫌みたいですね。ささやかな抵抗ですね」。
結局、「虫歯はない」らしく、うがいもしないで帰ることになった。
娘の噛んだ歯ブラシは山の形になって、娘の歯茎は血が出たらしい。

いま、A先生の言葉が頭に浮かんでくる。
そうか、また手がかかるようになったけど、以前とは違う。
前は、もっと激しい抵抗だった。
今日はそういうストレートでなく、口を開けないぞという「ささやかな抵抗」で自分の意思を主張したのである。
これも成長かな...、そう成長なのだ。

まだまだ先が長いな...と思うクリスマスの日だった。





「知的障害者施設の現状と展望」

2009-12-24 | お知らせ
医療と福祉を考える長崎懇談会の学習会が来年2月にあります

テーマ「知的障害者施設の現状と展望」

講師...サントピア学園施設長 吉岡健仁さん

日時...2010年2月25日(木)14時~15時30分

場所...長崎県保険医協会(フコク生命ビル2階)※長崎中央郵便局近く
    
    長崎市恵美須町2-3 095-825-3893 Fax 095-825-3893

参加費...無料・会員でない方も参加ok

★医福懇で、今年の5月に障害者自立支援法について学習会をしました。
 講師は南高愛燐会の田島理事長でしたが、今度は違う意見も聞きたくて障害者施 設長の吉岡さんにお願いしました。
 田島理事長の「大型施設解体、施設から地域へ」という意見には賛成ですが、本当に利用者にとってすべての施設は不要なのでしょうか今後の施設はどうあるべきなのか、利用者にとっての障害者支援法はどういった形のものがいいのでしょうかなどなどお聞きしたいと思います。
 
〇興味のある方はどうぞ参加ください 
 一応、上記へ連絡(五島、木村)くださいね

これだけは....

2009-12-24 | 日々のひとこま
ホームレスに強い興味をもつようになったのは、ある新聞記事がきっかけとなった。

それまで失業やサラ金業者の追いたてなどでホームレス化してしまった人々のことは聞いていた。

家賃を払うお金がなく、住所不定ということで生活保護を受けられずに路上で寝泊りする。

列車の中に捨てられた雑誌や空き缶などを売って日々の生活費を稼いでいることも知った。

でも、ホームレスの中には日々の食事が残飯だと知ったときは衝撃だった。

えぇっ、この日本で残飯しか食べられない人がいる?

これを想像すると、ちょっと具合が悪くなる。

犬猫でもなく人間が?

また、コンビニ店も廃棄処分の弁当をごみ箱へ捨てるときは「ホームレスが食べ散らかすので水をかけて捨てる」という。

確かにコンビニ店も散らかされると大変なので、それをしない約束に不要な弁当を渡してもらえないかと思う。

国内において、人が残飯しか食べられない状況は何とかしてほしい。

これだけは他人にもしてほしくないし、自分もしたくないことだから。




新知事には

2009-12-21 | 日々のひとこま
本日、ハローワークつきまちセンターでワンストップ・サービス・ディーがあって、かなりの行列が出来ていた、と聞きました。

福岡のホームレスの数はすごいようですが、長崎も増えていくんじゃないかと心配です。

この寒空の中、水辺の森公園などで寝ているのかな...。

新知事には、イサカン問題などだけでなく、貧困についても考えてくれる人がいいです。

そういえば、長崎県職員の給与は全国の上位、上から何番目ですが、長崎県民は下から2番か3番でしたったけ?

どうも聖域になっているようです。

ここの格差を是正できる県知事立候補者は誰なのでしょうか。

東さん、橋本さん、ファイヤー、深町さん、中村さん、押渕さん....





親が頑張らなくてもいいような社会へ

2009-12-19 | 障害者問題あれこれ
新聞やテレビに出たことにより、ブログミーナわーるどへのアクセスが増えているようです。

みなさん興味があるのでしょうが、中にはひどいコメントもありました。

応援のメッセージよりも非難や疑問をぶつける方が多いようです。

コメントは承認制にしたようですが、竹原市長と比べると非難のコメントも載せています。

若いお父さんは冷静に対処されていて、とても感心します。

しんどいでしょうに。

竹原市長の性格でも非難のコメントは載せないということは誰でも非難されることはつらいということです。

ところで、この非難や疑問の類のコメントを読ませていただくと、わたしからいわせると「余計なお世話」ですね。

「あなたの子どものために看護士を雇えというのですか、なぜ自費でしないんですか?なぜ障害児の通園施設や養護学校へ行かないんですか?」というようなもの。

今回の件は、気管切開という医療的ケアの必要なお子さんですが、医療的ケアが必要かどうかでなく障害のある子が一般の保育園へ行く、それに余計に税金も使うということは許しがたい感じなのでしょう。

「昔よりも障害者への視線が優しくなった」という方がいますが、表向きだけで根本的なものは何も変わっていないのが分かります。

たかが保育園へ入る、というだけで親は苦労しないといけないなんて、悲しいです。

別に障害があるから優先的に入れてといっている訳ではありません。

要望書を読むと、わたしは当たり前の要望だと思います。

うちの子を保育園へ入れるとき、署名活動は必要ありませんでしたが、最初の保育園の保育士が全然見ようともしないで結局措置換えしたことがあります。

あのときも大変でしたが、行政の担当者から「保育園に障害のある子が入ると、園に別に補助が出る」と聞きました。

確か、当時一人につき80万円だったと思います。

うちの子には特別つけませんでしたが他の保育園ではパートを雇ったところもありました。

今もそういう補助は出るのではないでしょうか。

わたしは第三者として、みいなちゃん家族と立川市との交渉を見守って行きたいと思います。




募金の想い出

2009-12-19 | 日々のひとこま
雪が降った、こんな冷える日に思い出すのは募金の集金。

「平山さん、台車も持って行かないと」。

「えっ、鞄に入らないんですか?」

「無理ですよ、今日は僕が付いて行きますから」。

Tさんに台車を押してもらって二人でちょっと先の社協へ向かう。

現場に着くと、待っていたのは募金箱の山?大中小とさまざま。

いろんな形の募金箱をグリーン色の袋に詰め込んで台車に載せる。

もちろん鞄にも入る分を入れて、道路の段差に気をつけながら慣れた手つきでTさんが台車を職場まで押す。

手伝ってくれたTさんは営業の仕事へ戻り、パートのわたしは袋から募金箱を出し、募金箱のお金を機械に投入する。

本当によくもまぁ善意の小銭が集まったもんだと感心する。

しかし、募金箱の中に入っているのは小銭だけでない。

郵便局の機械は数百万するらしいが、銀行の機械はあと一桁は高いらしい。

その機械が時々止まる。

募金箱の中にクリップなどが入っていて、それを取り除かないと集計ができない。

不器用なわたしは機械にも弱い。

何度教えてもらっても頭に何も残りません。

でも、窓口の女の子には仕事が出来て優しい子もいる。

「Hさん、すみません、機械が止まっちゃたので見てもらえますか?」

Hさんは「またかよ」と内心思ったかもしれないが、そういう顔は出さずに詰まった原因を取り除いてくれた。

もちろん、Hさんが忙しいときは無理なので、別の人を見つけ機械のところへ連れてくる。

社協から「また、募金が溜まった」という連絡が入ると、台車を押して集金へ行った。

今となると、歳末助け合いで集まったあのとても重たい無数の小銭が懐かしく感じる。