不良おやじの小言

思いのまま、自分で考え 人の生きる人生を認めた上で 

自由に、のびのびと、たった一度の人生

⑥日本の豊田商事詐欺事件(高齢者)

2012年05月14日 | 国内不正・汚職事件

今の世界が異常な金融状態に陥った欧州、米、日本の内、
米・日本の主な金融の事件をインターネット・ウイキペディア等
より拾い概略を述べてみます。

⑥日本の豊田商事詐欺事件1985年倒産した豊田商事の詐欺手法は、
客は金の地金を購入する契約を結ぶが、現物は客に引き渡さずに
会社が預かり「純金ファミリー契約証券」という証券を
代金と引き替えに渡す形式を取りました。

このため客は現物を購入するのか確認できず、
証券という名目の紙切れしか手許に残らない
現物まがい商法(ペーパー商法)と言われるものでした。
一応、豊田商事の営業拠点には金の延べ棒が
これ見よがしに積まれていましたが、
後の捜査によってそれは「ニセモノ」であったことが明らかになっています。

また勧誘に於いては主に独居老人が狙われたのも特徴的でした。
まず電話セールスで無差別的に勧誘し、
脈ありと判断すると相手の家を訪問する。
家に上がると線香をあげたり身辺の世話をしたり「息子だと思ってくれ」と
言って人情に訴えるなど、徹底的に相手につけ込み契約を結ばせました。

騙しやすい高齢者を狙う、おれおれ詐欺のはしりですね。
(豊田商事の勧誘手口)
コメント
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