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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第160話 用意周到

2018-03-22 00:04:49 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
マサリアの死のショックを受け更にラウラの精神を追い込む事になった。
完全に動けなくなりVF-X-8の射程に収まった。
このままではVF-X-8の銃弾の餌食になる・・・・・・

ラウラはそれでいいと思っていた。
そんな時・・・・・

ズドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドド ズドドドドドドドドドドドド

「くっ.......」

ラウラ「あれは........」

吉野大樹「イャッホー!ヒーロー参上だぜ!」

アルタミラの航空隊が到着、ラウラの危機を救った。
その一番乗りを果たしたのが大樹であった。
大樹の姿を見たラウラは心の中で安心する。

もまだまだ死ぬ気は残っていた。

桐原少佐「ラウラ・ベルタリア准尉、母艦アルタミラに戻りM-Z1パック装着しに戻れ!実弾のガンポッドミサイルに装着だ!」

ラウラ「・・・・」

桐原少佐「貴様!死ぬ気か!」

ラウラ「!!」

茂人の言葉を聞いて自分が死ぬ気だと正確に認識する・・・・・
ラウラは自分の思っている事で皆に迷惑をかける事になる。
正気を取り戻したラウラは顔を青くして今自分がしている事に気がつく・・・・

死のうとしても別の人に迷惑をかけると・・・・・
そう認識したラウラは・・・・・・

ラウラ「は.はい。死ぬ気はありません。」

桐原少佐「そうだその勢いだ、母艦へ戻ってM-Z1パックを装着してこい実弾装填も忘れるなよ。」

吉野大樹「待っているぜ、お前は仲間だからな。」

ラウラ「はい。」

自分は死ぬ気はないと伝える。
茂人らもそれを聞いて安心し、直ぐに母艦へ戻るように言った。
大樹なんかは自分自身を応援している言葉を述べている。
それを聞いただけでも物凄く嬉しかった。

「ちっエース部隊と最新型のVF-5000スターミラージュか、しょうがない各機へオペレーション開始出番だぞ!」

VF-X-8のパイロットは想定外の援軍に苛立ちを覚え。
何処かに通信を行い、オペレーション開始だと言う、
吉野大樹がさっき発見した民間船。
いきなりハッチが開き、バルキリーの集合体が確認できる。

「了解 作戦開始する!アビラーツィヤ ミエスーテ、各機.....統合軍の犬っころを妨害しろ!」

出てきたのは可変戦闘機、新統合軍が保有するものとはまったく違う感じの物である。

その名は・・・・・・・・・・・・・・・

Svー54テルミナートル、反統合組織の新たなる統合への犯行の刃。
黒いパイロットスーツに包んだ兵士達が発進の態勢を取る。

「全機発進!」

「スメルト2ウラズミェートナ」
「スメルト3ウラズミェートナ」
「スメルト4ウラズミェートナ」
「スメルト5ウラズミェートナ」
「スメルト6ウラズミェートナ」
「スメルト7ウラズミェートナ」
「スメルト8ウラズミェートナ」
「スメルト9ウラズミェートナ」
「スメルト10ウラズミェート」

「全ては我らの正義のために・・・行け!」

エミリー「隊長、敵接近!数は11機です。未確認機です。」

劉深潭「敵は新型のようだな、反乱勢力としては兵器が良質すぎる。」

桐原少佐「全機散開!、遊撃戦を開始する!」

茂人の指示で遊撃戦が開始される。
こいつらはゲリラ特化部隊なので死を覚悟している可能性がある。
そんな連中とまともに戦うような真似をすれば死ぬのは自分たちである。

吉野大樹「隊長、敵は3段いるようだ。空戦ポッドとノーマルのヌージャデル・ガーだ!」

桐原少佐「くっ・・・・・やり手な指揮官のようだな。どんな奴なんだ・・・・このシナリオを書いた奴は・・・・・」

物凄い事件を描いた人物・・・・ゲラム・・・・
茂人は一体どんな奴か気になった・・・・・・

これほど準備周到な奴・・・・・
こいつはただものではない・・・・
とんでもない考え方を持つ優秀な指揮官だと・・・・・

「当分遊べるね、正直あんたら強いから助っ人が必要でね。」

VF-X-8はカンで強敵だと認識している。
一人で相手をしても任務を達成する事が出来ないのでいろいろと偽装した物で配置し。
目的を達成するため新統合軍の動きをけん制する・・・・・・・

案外不安定要素が存在すればやっかい。
そこまで頭が良くない自分でも分かると・・・・・・
VF-X-8のパイロットは思っているようだ。

エミリー「くっ背後・・・・・神楽!!」

神楽少尉「了解」

かなり高度な訓練を積んでいる部隊。
連携はかなり優れており、圧倒的な速さでアルタミラ航空部隊を追いつめる。
茂人は更に仕込みがあると考える。

吉野大樹「エデン防衛軍艦隊の通信を若干傍受した・・・・連中も襲われているみたいだぜ!」

桐原茂人「これほどの部隊をどうやって・・・・まさかイルミナシオンの時みたいに軍が裏から支援しているオチってのはないよな。」

吉野大樹「さぁそれはどうかと思うぜ。」

惑星エデン防衛軍宇宙艦隊も攻撃されているようである。
数は20機程度だと・・・・・・
一体何処から装備を調達でもしているのだろうか・・・・

一体どのようにしてこのような配置が出来たのか疑問に思った。
その真相は・・・・・

ゲラム「私の配下とはぐれゼントランの一部にデータをあげて正解だったな。」

「はい、うまく訓練ができ今回の作戦にうまく活用されています。」

ゲラム「ふっ当然の結果だな、まぁデータを採取してくれたらもっとありがたいな。」

ゲラムである。
VF-X-8の背後にいる人物ゲラムによる主導であった。
いろいろな人脈を生かしはぐれゼントラーディを説得し今回の作戦に生かした。

「しかし本当にうまくいくんでしょうか?」

ゲラム「いくさ、あいつの命がどうなろうと私の有利には変わりはないさ。」

「はぁ・・・・・・」

これほどの戦力を動員し成功するのかは・・・・・VF-X-8がどうなろうとも変わらない。
最初から捨て石前提であった。

ゲラムはふっと笑う・・・・・・・自分の書いたシナリオがそのまま進み。
データを採取できるのだから・・・・・・・・
コメント
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