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マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

戦国の風雲児 織田信長頑駄無生誕

2018-03-02 16:49:34 | SDガンダム SDマクロス 戦国伝 日の本伝説
時は戦国・・・・・・
日の本の地は応仁の戦乱により荒れた・・・・・
上の者が弱まり力のある者が実力で追い上がる下剋上・・・・

度重なる強弱の勢力が入り乱れる戦・・・・
民は疲弊し誰を信じていいのか分からぬ日の本最大の内乱・・・・・・

そんな中・・・・一人の風雲児が日の本尾張の地で産声を上げた。

その名は・・・・

吉法師

後に第六天魔王として恐れられる天下統一の寸前で非情な死を遂げるも・・・・
豊臣秀吉・徳川家康と天下統一の地盤を築いた
戦国の覇王織田信長の誕生である。



                   【天文14年 夏】
暑い暑い尾張国の夏・・・・・
一人の若武者が平地の多い尾張国の地を馬に乗り駆けていた。
目的地は織田大和守家が守る清洲城である。

織田吉法師頑駄無「よし火を放て!」
織田弾正家嫡男織田吉法師(後の織田信長)

『おぉぉぉ』

城下についた途端、各所に火を放った。
それに気がついた織田大和守家の家臣の者が出てくる。

「お主ら何をしている!!」

「うぉお主は弾正の所のうつけではないか!!」

織田吉法師頑駄無「おうおう出てきたぞ!皆の者逃げるぞ!!」

『おぉぉぉぉ』

織田大和守家の足軽大将璽武.足軽兵雑魚が出てくると吉法師は素早く逃げた。
年少から青年期の奇抜な行動が多く、身分にこだわらず、民と同じように町の若者とも戯れていたと言う。

人はこの頃の信長を尾張の大うつけと呼んだ。

織田吉法師頑駄無「爺、戻ったぞ。」

平手政秀ザクⅡFS型「若・・・・なんて事を・・・・・織田家中は大荒れですぞ。」
吉法師守役.平手政秀

織田吉法師頑駄無「いつもの事ではないか爺」

それ故か、吉法師の守役である政秀を悩ませる事が多かった。
政秀もいつの日か・・・・まともな吉法師になると信じて・・・・・

池田勝三郎グフ「若・・・・いい加減、平手様の気持ちを考えて真面目に武芸や勉学に励んでください。」
織田家家臣.吉法師小姓池田勝三郎(後の池田恒興)

織田吉法師頑駄無「くどいぞ、勝三郎。」

池田勝三郎グフ「な・・・・・」

織田吉法師頑駄無「なんか固い事、古い事・・・・なんで俺が学ばなくてはならぬ・・・・むしろ・・・・これの方がいいだろう・・・・」

                  カチャ

池田勝三郎グフ「これは・・・・・」

織田吉法師頑駄無「種子島だ・・・・親父が手に入れてな、遠くからいる敵を射抜く事ができる・・・・こいつを使った時は驚きの連続よ・・・・むしろ学ぶのは決められた勉学よりも自分自身で選ぶ独学こそが必要よ。」

うつけ時代の信長は鉄砲に強い関心を持っていたとされている。
何しろ信長は新しい物や珍しい物への好奇心旺盛である。

織田信秀頑駄無「平手よ、最近の吉法師の様子はどうじゃ?」
織田弾正家当主織田信秀

平手政秀ザクⅡFS型「はぁ何度もお諌めしていますが、なんとも・・・・・」

織田信秀頑駄無「そうか・・・・流石は吉法師じゃな・・・・」

織田信秀・・・・織田家の庶流でありながらも、父信定の基盤を受け継ぎ。
尾張の商業都市である津島や熱田などの経済流通拠点を支配下に置き、軍事力を強化し。
尾張内部で強大な勢力を築き、西三河まで勢力を延ばし。
周囲から尾張の虎と恐れられた名将である。

平手政秀ザクⅡFS型「そのような事を・・・大殿は吉法師様に甘いですぞ・・・・今や家中や奥方様らは若ではなく弟君勘重郎様を推す声が聞こえますぞ。」

織田信秀頑駄無「そんな声は捨て置け・・・・吉法師の器量を見抜けん愚か者なんぞに!!」

政秀は吉法師に対する信秀の考え方に苦言と弟勘十郎を推す家中の声があると言う事を言うが・・・・信秀は激怒する。

平手政秀ザクⅡFS型「しかし、ながら今後.若の態度では織田弾正家が分裂する恐れが・・・・・・」

織田信秀頑駄無「政秀よ・・・・だから捨て置けと言う・・・・」

平手政秀ザクⅡFS型「しかしながら・・・・・」

織田信秀頑駄無「落ち着いて話を聞け・・・・・なぜわしがそこまで吉法師に対してあの態度をとっているのかを・・・・・・・・・」

信秀は自身がなぜそこまで吉法師に対して力を入れているのかを理解していない政秀に理由を言おうとする・・・・・・・・

なぜあそこまで吉法師に力を入れるのか・・・・信秀は口を開き・・・・・・・

織田信秀頑駄無「吉法師は後に天下を轟くような名将になる、だから幼いうちに那古野城の城を与えたのじゃ・・・・・常識が全てではない・・・・今は非常識と言われようが、その考えこそが戦国の世を生き抜く力なのじゃ・・・・わしは信じている吉法師がこの狂った世を終わらす漢(おとこ)となる事を・・・・・」

平手政秀ザクⅡFS型「なっ・・・・・・・」

織田信秀頑駄無「だからな・・・・・政秀よ、どんなに周りが吉法師を不安視されようとも支えてくれるか・・・・・・・今は耐えがたき事であるが・・・来るべきまで支えてくれ・・・・・」

信秀は吉法師の器量を見抜いていた。
周りからは変な馬鹿な奴と思われても、信秀から見れば・・・・それが信長特有の武器であり。
自分の後を継いでこの厳しい戦力の世を生き抜き、後に主家斯波家を倒し勢力を拡大し。

この狂った戦国の世を終わらしてくれるとそう思った。

話を聞いた政秀は・・・・

平手政秀ザクⅡFS型「・・・・・・・・・・・分かり申した、この平手五郎左衛門政秀・・・・全力を持って若を支え申す・・・・・・」

織田信秀頑駄無「うむ頼んだぞ・・・・・・」

周りからどんな事を言われようが、吉法師を支えていくと決めた。
どんな苛酷な道であろうが・・・・・

翌年・・・・・・・・天文15年

織田信長頑駄無「織田三郎信長か・・・・・官位は上総介か・・・悪くない。」

吉法師、古渡城で元服し織田信長と名乗った。
これにより織田信長と言う男の物語が本格的に始まるが。

その翌年に自分の人生の一つの運命の中間点に到達する・・・・
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第151話 アンサーズ飛行大隊

2018-03-02 03:07:46 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
     【西暦2021年5月11日ARMD-213アルタミラ】
アルタミラ飛行隊は全て展開完了まで後少しであった。
可変戦闘機部隊だけではなく、可変攻撃部隊まで展開していた。

そこまで大げさに展開しているのは・・・・・・

ジェイル艦長「伏兵がいるかもしれんな・・・・・」

伏兵の存在である。
報告された奇襲部隊の他に別の奇襲部隊がいる可能性がある。
もしそこを見逃して別の奇襲攻撃部隊の攻撃を受けてしまえばひとたまりもない。
その時に備え全飛行隊を周辺宙域に展開させ警戒させる・・・・

更に・・・・・・・

相沢美弥「ゴースト・コマンド先行発進!」

無人戦闘機ゴースト部隊が発進させる。
無人攻撃部隊は遠い宙域に展開させ、幅広い策敵エリアで敵部隊を見つける。
2重の防衛線を敷き、襲撃を備えるが・・・・・

連絡してきたエデン防衛軍艦隊も同じような事をしているだろう。
とにかく時間はない・・・・・

僅か数分でも遅れたら大勢の人間が死んでしまう事になるだろう。

劉夢華「桐原少佐.アングレード大尉.ウィクソン大尉は直属の小隊と別働の2個小隊を率いて現場へ急行してください。別働隊の出現も想定されませ、救援時間が長引けば訓練機は全滅はおろか艦隊にも被害が拡大します。急いでください。」

桐原少佐「アンサー隊了解。」

ガブリエル「ライジェル隊了解!」

リンジー「フォークス隊了解!」

アルタミラ飛行隊は夢華の言葉を聞いてラウラ達の元へ向かう。
全部隊ではなく隊長を中心にした2個小隊で・・・・
3飛行隊の2個小隊が出撃するのだが・・・・・

一つだけ問題が起こる。

マルコ「おい俺に指示がないぞ?俺たちはどうするんだ?」

マルコ・マイフィールド大尉率いるSVF-129チェリボンの2個飛行隊だけ命令が出されていない。
なんで他の部隊に出撃命令が出され前へ出ているのに自分の部隊だけ・・・・
マルコはそれに不満に思った。

すると美弥は・・・・・・

相沢美弥「マイフィールド大尉。SVF-129チェリボンは、直衛待機です。」

マルコ「待機だぁ?」

相沢美弥「チェリボンは本艦直衛として護衛してもらいます。」

残された部隊と共にSVF-129チェリボン全機はアルタミラ艦隊の直掩につく。
他の部隊も哨戒任務で6個小隊除いていないのだが・・・・

それでもなおマルコは・・・・・・・・・・・・

マルコ「納得いかなねぇ、せめて俺の直属の小隊だけでも出撃させろ!」

不満に思っており、自分の小隊だけでも出撃させろと要求した。
美弥やカゴメらオペレーターはなぜマルコがそんなに出撃したいのか疑問に思った。
何があるのだろうか・・・・・・・・・なんか変な疑いもあるが・・・・

自分たちは疑問解明よりも任務優先なので・・・・・・・

相沢美弥「しかし艦長は許可してません。」

カゴメ「無断出撃は軍法会議にかけられます。」

マルコ「何!?」

相沢美弥「そんなに無理矢理でも・・・・・出撃したければ軍法会議を覚悟してください。」

マルコに強制的に部隊を動かして襲撃しようならば軍法会議にかけると脅す。
美弥の脅迫にマルコはぎょっとする。
命令なく部隊を動かしたら指揮権のはく奪と降格処分になるのは間違いない。

各飛行隊に所属し戦功をあげ得た結果が自身の独断により崩されてしまう。
更に言えば新統合軍内部で出世する事ができない。

マルコ「分かったよ・・・諦めるよ・・・・・」

相沢美弥「それでよろしいです。」

ようやくマルコは出撃する事を諦めてくれた。
これで一安心と行きたいが・・・・・・

それはそうとさせてくれなかった・・・・
美弥に脅された後であるが・・・・・・・・・

マルコ「くそ....納得いかん。ゼントラーディの小娘(ラウラ・ベルタリア)はともかく、エデン軍に恩を売るチャンスなのによ。」

自身の不満と惑星エデン防衛軍を助ける真の目的を暴露してしまう。
マルコが考えていたのは単なる人助けではない。
自身が英雄として扱われるための道具にあったに過ぎなかった。

内心、マルコは出世のみで惑星エデン防衛軍の事は考えていないし。
戦場から離脱しつつあるラウラの事なんて考えてもいなかった。
簡単にいえばどうでもいいと・・・・・

それを聞いていた美弥は・・・・・・

相沢美弥「マイフィールド大尉、我々はエデン軍に恩を売るために救援に行くんじゃないですよ。さ・い・て・い!」

マルコ「ケッ。」

マルコに対し最低と言った。
夢華もカゴメも皆、マルコの事をそう思った。
しっかり自分の本音を聞かれていた事を知ったマルコはケッとバツの悪い表情を浮かべ通信を切った。

相沢美弥「フン、あんな男今後ロクでもない目に遭えばいいのよ。」

カゴメ「本当にそれだよね。」

美弥達はマルコの事を悪く言う。
彼女達はラウラの味方だ・・・・・・・マルコは味方の軍人だけど。
自分たちに置き換えたら敵である。

あんな女の敵など死んでくれとは言わんが一生後悔するような悪い目に遭ってくれと思った・・・・・・

ただ・・・・・・・

相沢美弥「それより艦長よろしかったのですか?」

ジェイル艦長「なんだ?」

相沢美弥「マイフィールド大尉の部隊まで投入しなくて?」

内心、美弥は私情よりも任務内容的にはマルコ部隊を出さなくてよかったのか質問する。
明らかに1機でも数が多ければ有利になるのは間違いない。
それなのに何故、出撃させないのか・・・・・・

命令に従ったとは言えそこだけが気になってしょうがなかった・・・・
それに対し・・・・・・・

ジェイル艦長「余計に戦力を割くわけにはいかん、本艦に奇襲攻撃部隊が向かってくる事も考えられる。上級指揮官がいないと困るだろ・・・・・それに・・・・念には念をと言うだろ。」

相沢美弥「はい。」

美弥に対しきちんとした答えを返した。
艦隊直掩の部隊の指揮官が必要とするためだと・・・・・
それを聞いて美弥はほっとする・・・・・

後は・・・・・・・・・・・・・

ジェイル艦長「帰還したベルタリア機には実弾の装填とM-Z1装備に切り替えさせろ!」

相沢美弥「はい。」

全ての役割を果たし後はラウラ達の到着を待ち。
ラウラのバルキリーに海兵隊装備M-Z1を装備させなくてはいけない。
ジェイルは帽子をかぶりなおし正面を見続けた・・・・・
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