【西暦2010年2月11日 ヨーロッパ ピレネー山脈 上空】
ゼントラーディ軍第118分岐艦隊.通称.ボドルザー基幹艦隊が地球に来襲した。
これにより地球統合政府並びに地球統合軍より非常事態宣言と全住民の地下シェルターへの避難命令が発令される事になる。
地下施設に入ればある程度の被害を防ぐと見込んでいた。
しかし
異星人艦隊接近・・・多くの人々は冗談だと思って地下シェルターへ避難を進まなかった。
それもそのはず、ゼントラーディ人と接触したのはSDFー1マクロスの面々しかいないのだから。
そんな中ピレネー山脈を警戒索敵のために飛行する3機のバルキリーの姿があった。
通常のバルキリーではない、偵察を任務を中心とした機体だ・・・・・
「こちらアプリコット3よりリーダーへ。非常事態宣言って何でしょう?」
マスター「さぁな俺に聞かれても困るな、噂だと異星人が攻めてくるとか?」
「まさか嘘ですよね。」
マスター「分からんな・・どうせならH・G・ウェルズの宇宙戦争のノリならいいが・・そうだ一応峠の道にあるマリア様を拝んで異星人が、来ないようにお祈りをしよう。」
バルキリー小隊を指揮している男の名はマスター・ピースファング。
23歳、若き偵察バルキリーに乗る精鋭であり階級は大尉。
熱心なキリストの信者であり、異星人が上手く撤退するようにマリア像に対し祈りを捧げようとする。
「リーダー本気ですか?」
マスター「あぁ一応心配だからな、わざわざ軍や政府の正式声明だからな。」
「以外に隊長も臆病ですな。」
マスター「そう言うな・・・・それにしても・・高い山だとオペレーターの声が聞こえないな、お前らは聞こえるが・・・マリア様の所へ行った後のルート上にある近くの街まで出れば直るだろう。それに曇りだし天気悪りぃな。」
3機の偵察機が峠の道にあるマリア像のある洞窟付近まで到達したその時であった・・・・・
地球衛星軌道上にボドル基幹艦隊旗艦フルブス・バレンスがデフォールドしてきた。
基幹艦隊司令であるボドル・ザーが自ら出てきた理由は、アドクラス艦隊などが文化汚染されたと言う報告を受けた事と地球人がプロトカルチャーだと証明されたからである。
そして最大の目標は・・・
「全艦デフォールド完了。」
ボドル・ザー「よろしい。まず敵本星をたたく。全艦砲撃準備!」
「エスケスタ」
「司令、敵本星付近に敵艦隊展開中。」
ボドル・ザー「構うな所詮はマイクローンの艦隊だ、恐れる必要はない!」
「砲撃準備完了しました。」
ボドル・ザー「プロトカルチャーの文化を根絶やしにしろ!ガドラス!」
ズドォォォォォォォォォォォン
地球
ボドルザーが狙っていたのは地球人と文化の殲滅であった。
約500万隻の主砲が地球に向けて一斉に砲撃される。
「艦長、敵.衛星軌道上から砲撃・・・・数千いや計測反応限界を超えています。」
「そんな馬鹿・・・・・」
ゼントラーディ軍艦隊の砲撃によりARMD-03エンタープライズ.ARMD-05アカギなどの4隻のARMD級
と125隻などの統合宇宙軍艦隊99%が一瞬で全滅。
当時のアポロ基地の記録書【月面方面軍第1期記録書】によると、地球が太陽よりも輝いたと残されている。
その場にいたギャスバル提督や後に2代目宇宙軍総司令官になり星村謙三などの幹部は茫然と無残に焼かれる風景をた
だ見ているだけだったと・・・・
「隊長!高熱原体接近上からです!」
マスター「何!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズドカァァァァァァァァァン
マリア像にお祈りしようとしていたマスターは内部に入った途端に砲撃を目の当たりにする。
2名の部下は砲撃に飲まれ、マスターは洞窟の奥に吹き飛ばされる。
【ヨーロッパ方面軍第1司令部】
「地球、各地に異常発生。」
ラーナ「これは.....」
「地上各地、砲撃で殆どやられています。壊滅に言ってもいいほどです。南極・グリーンランド・一部の諸島を除き、全大陸ダウン!!」
ズドーン ズドーン ズドーン
地球統合軍欧州方面軍司令部の第1司令部では、地上で砲撃する振動を味わう。
まるで押しつぶされそうな衝撃である。
一体何が起きているのであろうか、まったく分からない・・・・・
ラーナ「こちら司令部官制.地上施設・・・・・・・・・・こちら司令部官制」
ラーナは砲撃の振動の中、地上施設と交信する。
他のオペレーター達も同様に地上施設と交信を行う・・・・・・
「カザハラ少尉状況は?」
ラーナ「地上施設は応答なし、全滅です。」
「全滅だと?」
ラーナ「はい・・・・・」
そんな分けの分からない危機的な状況にラーナは砲撃前と同様な態度で上官に地上の状況を確認する。
地上施設は応答はなしと・・・・・・・ヘッドホンから聞こえる途絶音が聞こえるので地上は全滅と・・・・・・
「とにかくオペレーター各位は現状のまま行動せよ!」
『ハッ』
上官からは慌てずに現状のまま行動するようにラーナ達に伝えた。
ただ・・・・・・ラーナは恋人であるマスターの事を心配していた。
偵察飛行隊だから砲撃に巻き込まれたんじゃないかと・・・・・・・・・
ラーナ「マスター・・・・・・いいや死ぬはずがない・・・・・・・あの人は運がいいから・・・きっと生きている。」
ラーナは絶望的な状況であり、誰もが生存は絶望視する状況でもマスターの生存を信じる。
あの人の悪運はとてつもないから・・・・・・・・
ゼントラーディ軍第118分岐艦隊.通称.ボドルザー基幹艦隊が地球に来襲した。
これにより地球統合政府並びに地球統合軍より非常事態宣言と全住民の地下シェルターへの避難命令が発令される事になる。
地下施設に入ればある程度の被害を防ぐと見込んでいた。
しかし
異星人艦隊接近・・・多くの人々は冗談だと思って地下シェルターへ避難を進まなかった。
それもそのはず、ゼントラーディ人と接触したのはSDFー1マクロスの面々しかいないのだから。
そんな中ピレネー山脈を警戒索敵のために飛行する3機のバルキリーの姿があった。
通常のバルキリーではない、偵察を任務を中心とした機体だ・・・・・
「こちらアプリコット3よりリーダーへ。非常事態宣言って何でしょう?」
マスター「さぁな俺に聞かれても困るな、噂だと異星人が攻めてくるとか?」
「まさか嘘ですよね。」
マスター「分からんな・・どうせならH・G・ウェルズの宇宙戦争のノリならいいが・・そうだ一応峠の道にあるマリア様を拝んで異星人が、来ないようにお祈りをしよう。」
バルキリー小隊を指揮している男の名はマスター・ピースファング。
23歳、若き偵察バルキリーに乗る精鋭であり階級は大尉。
熱心なキリストの信者であり、異星人が上手く撤退するようにマリア像に対し祈りを捧げようとする。
「リーダー本気ですか?」
マスター「あぁ一応心配だからな、わざわざ軍や政府の正式声明だからな。」
「以外に隊長も臆病ですな。」
マスター「そう言うな・・・・それにしても・・高い山だとオペレーターの声が聞こえないな、お前らは聞こえるが・・・マリア様の所へ行った後のルート上にある近くの街まで出れば直るだろう。それに曇りだし天気悪りぃな。」
3機の偵察機が峠の道にあるマリア像のある洞窟付近まで到達したその時であった・・・・・
地球衛星軌道上にボドル基幹艦隊旗艦フルブス・バレンスがデフォールドしてきた。
基幹艦隊司令であるボドル・ザーが自ら出てきた理由は、アドクラス艦隊などが文化汚染されたと言う報告を受けた事と地球人がプロトカルチャーだと証明されたからである。
そして最大の目標は・・・
「全艦デフォールド完了。」
ボドル・ザー「よろしい。まず敵本星をたたく。全艦砲撃準備!」
「エスケスタ」
「司令、敵本星付近に敵艦隊展開中。」
ボドル・ザー「構うな所詮はマイクローンの艦隊だ、恐れる必要はない!」
「砲撃準備完了しました。」
ボドル・ザー「プロトカルチャーの文化を根絶やしにしろ!ガドラス!」
ズドォォォォォォォォォォォン
地球
ボドルザーが狙っていたのは地球人と文化の殲滅であった。
約500万隻の主砲が地球に向けて一斉に砲撃される。
「艦長、敵.衛星軌道上から砲撃・・・・数千いや計測反応限界を超えています。」
「そんな馬鹿・・・・・」
ゼントラーディ軍艦隊の砲撃によりARMD-03エンタープライズ.ARMD-05アカギなどの4隻のARMD級
と125隻などの統合宇宙軍艦隊99%が一瞬で全滅。
当時のアポロ基地の記録書【月面方面軍第1期記録書】によると、地球が太陽よりも輝いたと残されている。
その場にいたギャスバル提督や後に2代目宇宙軍総司令官になり星村謙三などの幹部は茫然と無残に焼かれる風景をた
だ見ているだけだったと・・・・
「隊長!高熱原体接近上からです!」
マスター「何!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
ズドカァァァァァァァァァン
マリア像にお祈りしようとしていたマスターは内部に入った途端に砲撃を目の当たりにする。
2名の部下は砲撃に飲まれ、マスターは洞窟の奥に吹き飛ばされる。
【ヨーロッパ方面軍第1司令部】
「地球、各地に異常発生。」
ラーナ「これは.....」
「地上各地、砲撃で殆どやられています。壊滅に言ってもいいほどです。南極・グリーンランド・一部の諸島を除き、全大陸ダウン!!」
ズドーン ズドーン ズドーン
地球統合軍欧州方面軍司令部の第1司令部では、地上で砲撃する振動を味わう。
まるで押しつぶされそうな衝撃である。
一体何が起きているのであろうか、まったく分からない・・・・・
ラーナ「こちら司令部官制.地上施設・・・・・・・・・・こちら司令部官制」
ラーナは砲撃の振動の中、地上施設と交信する。
他のオペレーター達も同様に地上施設と交信を行う・・・・・・
「カザハラ少尉状況は?」
ラーナ「地上施設は応答なし、全滅です。」
「全滅だと?」
ラーナ「はい・・・・・」
そんな分けの分からない危機的な状況にラーナは砲撃前と同様な態度で上官に地上の状況を確認する。
地上施設は応答はなしと・・・・・・・ヘッドホンから聞こえる途絶音が聞こえるので地上は全滅と・・・・・・
「とにかくオペレーター各位は現状のまま行動せよ!」
『ハッ』
上官からは慌てずに現状のまま行動するようにラーナ達に伝えた。
ただ・・・・・・ラーナは恋人であるマスターの事を心配していた。
偵察飛行隊だから砲撃に巻き込まれたんじゃないかと・・・・・・・・・
ラーナ「マスター・・・・・・いいや死ぬはずがない・・・・・・・あの人は運がいいから・・・きっと生きている。」
ラーナは絶望的な状況であり、誰もが生存は絶望視する状況でもマスターの生存を信じる。
あの人の悪運はとてつもないから・・・・・・・・