人外花境

暇人の何でも自然観察日記

主に野歩き山歩き.たまに旅歩きの写真ブログ

天気は悪いし食物がない

2013年01月13日 | 旅行記

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午前8時ちょうど、一瞬の雲の切れ間から朝日が顔を出す。

天気予報では、本日は終日雨、現在気温24℃ 湿度90%、雨降り始める。

本日の波照間航路は三便とも欠航、昨日フェリーはてるまが入港していたので

当面の生活物資は島にあるだろう。

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早朝の集落の様子、朝だけ天気が良い。

島に食堂は数軒あるが、この時期観光客が少ないせいか大抵は休業中だ。

共同売店へ行っても、ガチガチの冷凍食品が主で、そんなモノを調理する備品は

ここハウス美波にはそろっていない。

現在食事難民状態です。石垣島へ行って、美味いもの食いたいが、船が来ない。

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いよいよ食物がなくなったら、こいつの新芽を茹でて食うしかない。

ミナミタニワタリ(西表島ではシマオオタニワタリ)です。

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一個だけ色付いたアダンの実を見つけた。

でもこれは食えない、これを食うのはヤシガニだけだ。


スズメウリにも色々有り

2013年01月12日 | 自然観察

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本日の夕暮れの空、雲に隙間が出来たなんて何日ぶりだろう。

今日は日中時々日が差す天気になったので、島内の道路を歩き

何か珍しい花でも咲いていないかと探し回りました。

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島へ来てから、なにわともあれ「波照間島の自然」奥土晴夫著 新星出版

を買いました。植物207種、動物303種が載っています。

それによれば、これはクロミノオキナワスズメウリの花ですね。

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これは普通のオキナワスズメウルです。

その他色々訳の分からない物も有りますが、そのうちまとめてUPします。


ペムチ浜に咲くハマユウの花

2013年01月11日 | 旅行記

先ほどテレビを見ていたら、北海道の歌登では三日続けて最低気温が

マイナス30℃を下回ったとか。

ここ波照間島でも天候不順で毎日寒いです。

今日はやっと日中の最高気温が20℃まで回復しました。

それにしても、狭い日本の北と南の端では、最高最低の気温差が

50℃もあるんですね。

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小雨交じりの寒いペムチ浜に咲くハマユウの花です。

本来ならば、この砂浜に日がな一日寝っ転がって過ごすつもりだったのですが、

今年は何処もここも異常気象です。


あやふふぁみ

2013年01月11日 | 旅行記

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波照間島の西の方、冨嘉(ふか)集落に「あやふふぁみ」という名の食堂があり、

料理は美味しいし、いつも猫が居るので時々昼食を食べに行っています。

でも店名の「あやふふぁみ」って何だろう?

メニューの片隅見たら店名の由来が書いてありました。

昼でもない、夜でもない、そんな夕暮れ時の不思議な心癒される光の時間帯、

それを島言葉で「あやふふぁみ」と言うそうです。

たしか沖縄本島にも同じような意味で「あこーくろー」という言葉がありました。

大和の言葉で言うならば「おうまがとき」に相当するのでしょうか?

でも沖縄本島から八重山諸島にかけては、この時間帯を一日の締めくくり、

心安らぐ時間帯ととらえているようです。

日が西の水平線に沈み、暑かった一日の労働が終わり、夕餉のかおりと

三線のつまびきが聞こえて来るようなひと時、それが「あやふふぁみ」

なんだろうなと勝手に解釈しています。

今年の波照間島は、曇り・雨・強風に低温で「あやふふぁみ」が全くありません。


天気が悪すぎます

2013年01月10日 | 旅行記

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高那崎付近の海岸に打ち寄せる荒波

昨年末から八重山諸島は、大陸から張り出した高気圧の縁に位置し、

常に曇り~小雨、強風に低温です。

天気図上には特に前線のマークはないのですが、気象衛星の画像を見ると

南シナ海から沖縄諸島を通って小笠原諸島へ至る何千キロもの厚い雲の中で

この気圧配置は昨年末から変わっていません。

週間天気予報を見ても、絶望的傘マークが並んでいます。

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こう天気が悪いと海も空も絵になる風景が無いので、猫の写真ばかり撮っている。

赤瓦の古民家に福木とサンゴ石の石垣、ここ波照間島の集落には昔の琉球の

佇まいがそっくり残っています。


ネコアサガオ

2013年01月09日 | 自然観察

今日は朝から終日北東の風強く低温(とは言っても最高気温18℃)時々小雨。

本日の波照間航路は荒天のため三便とも欠航、また島から食物がなくなる。

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有人島最南端の荒海、ここは何時行ってもこんな様なもんですが。

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宿でゴロゴロしていると体に良くないので、近所のサトウキビ畑を散歩して見つけた。

「ネコアサガオ」台湾・中国南部などが原産で、広くアジアに分布する。

日本では、奄美大島以南の琉球諸島に分布、サトウキビ畑その他至る所に生えている。

花の直径1.0~1.5cmほどの小さなアサガオ、ネコの名前が付く花の名前は珍しい。


PENTAX GPS Unit の精度について

2013年01月09日 | 写真

今回は星空の写真を撮るために、PENTAX  K-5 Ⅱに GPS Unit  O-GPS 1を

付けて持ってきたのに、毎夜曇り空ばかり、泣けてきます。

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そこで暇つぶしに、最南端の碑で GPS Unit の測位精度を確認してきた。

国土地理院の二万五千分の一地形図によれば、最南端の碑の緯度経度は

N 24° 02′ 53.6″  E 123° 47′ 42.7″  GH=20m  である。

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測定結果はご覧の通り、これを秒単位に換算すれば

N 24° 02' 53.9"     E 123° 47' 42.7"  であるから、測定誤差は

緯度で 0.3"  経度で 0.1" であった。

これがGPS Unit  の測定誤差なのか、図面上の読み取り誤差なのかは分からない。

それにしても、測位結果の表示を分単位の小数点以下三位までとするならば、

なぜ秒単位の小数点以下一位としなかったのか?責任者出てこい!  


空のある風景

2013年01月08日 | 写真

波照間島には、サトウキビ畑と海と空しかないと言いましたが、

その空のある風景を集めてみました。

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猫のひたいほどの小さな島ですが、山がなく真っ平らな地形なため

地面の上はすぐ空です。

オーストラリアの大草原で撮った写真とウソを言っても通用しそう 

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芭蕉の葉と空へと続く道を撮ってみた。

実はこの写真、十年前に買った320万画素のPENTAX Optio s で撮ったもの、

ガジガジに写り過ぎないのが気に入っている。

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南国の島らしく、アダンの木と白い雲と坂道。

今頃北海道は雪と寒さで何もかにもカチンコチンに凍りついているんだろうと

思いながら撮りました。

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日が暮れた西の空、夜になると必ず雲に覆われる。

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番外編、猫のいる風景


ハウス美波はこんな所

2013年01月08日 | 旅行記

今日で波照間島滞在早くも十二日目、本日の気温24℃ 湿度85%、

時おり小雨がパラつく変な天気。

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宿泊先のハウス美波は、プレハブに毛の生えたような建物(小屋)が

十棟ほど建っており一戸貸ししている。

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部屋の広さや間取りは色々なタイプがあり、これは暇人が一ヶ月暇つぶしをする

生活空間、中央のトビラはシャワートイレ、体を洗うシャワーは屋外で共同使用。

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今日宿泊料を前払いしてきた。

11月から3月のシーズンオフは半額料金であるが、年末年始は通常の3,500円。

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夜寝ようと明かりを消したら・・・・・・なんと天井に星空が。

蛍光塗料の星型が天井一面に貼り付けてあるという遊び心でした。

それにしても本物の星空が一向に現れてくれない。


今夜の晩酌は泡波で

2013年01月07日 | 旅行記

正月休みも終わったせいか、ハウス美波の宿泊客もほとんどが

帰ってしまいました。

大晦日と元旦の夜は、オーナーがユンタクの場をセットしてくれたので

皆で大いに飲み明かしましたが、今夜は一人寂しく晩酌です。

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近所の南共同売店へ行ったら、泡波の二合瓶が600円で売っていたので

今夜の晩酌はこれです。

酒はこれで良いのですが、酒の肴がありません。

左はじの白い四角い物、何だか解ります?イカサシです。

これは大東島の方で釣り上げられるダイオウイカの孫みたいな

ソデイカ(だったかな?)でしょう。

あとはカマボコとカニ棒ぐらいしかありません。

バタピーが瓶に入っているのは、沖縄の常識です。

それにしても、泡波飲みながらカジキマグロのオオトロ食べたいな。