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沖縄県人は佐喜真氏を知事に選ぶつもりなのか?本土の人間は佐喜真氏を沖縄県知事にさせて良いのか?

2024-08-08 08:19:54 | 沖縄

 沖縄県人は翁長氏死去に伴う知事選でまた佐喜真氏を選ぶのか?佐喜真氏は安倍自公政権の熱い信頼を受け、彼らの期待を担う事を求められており、自らも積極的にそれに応えようとしている人物である。翁長雄志知事の死去に際しての彼らの言葉がどれほど心にないものであるために、心のこもらない空虚で形式的な社交辞令に過ぎないか、薄ら笑いさえ感じさせるものかを記録しておきたい。

 安倍首相「常に沖縄の発展のために文字通り命がけで取り組んでこられた。沖縄の発展のために尽くされたご貢献に対し、敬意を表したい」

 菅官房長官「突然の訃報に大変驚いており、謹んでお悔やみを申し上げたい。知事になられてからは政府と立場が異なる場面もあったが、沖縄の発展について話し合った」

 二階自民党幹事長「沖縄が抱える諸問題に命がけで取り組む知事の姿に盛っ時かとして、人間として通じるものを常々感じていた」

 山口公明党代表「沖縄の発展、振興のため懸命に努力されていた。大変残念。これまでの功績に感謝する」

※以下は、2016年1月14日投稿『宜野湾市長選、安倍政権の手下佐喜真淳は狡猾卑怯、詐欺師的手法。名護市辺野古に新基地押し付け沖縄県を米軍の永久基地化して罪悪感なし。政治家の選択のポイントは先ずその人の理念・哲学のチェックだ。』に18年2月2日に加筆し再投稿したものです。

 名護市の有権者は、宜野湾市長選での安倍自公政権の陰険な手法を思い出し再び騙されないようにしよう。札束に目を眩まされてはいけない。子どもたちにこの先今と同じ「基地問題」の苦しみを背負わせないために。辺野古新基地は、米国の公文書では、「耐用年数200年」とされ、基地建設は沖縄県を米軍の恒久基地化につながるのである。もちろん、移設、建設、維持の費用は安倍政権が国民の税金で負担する事になっているのである。本土は沖縄を踏みつけている事に気づき、沖縄を踏みつけて真の平和を手に入れる事はできない事に気づくべきである(2018年2月2日加筆)。

 沖縄県宜野湾市長選が17日に告示される。佐喜真氏は、安倍晋三、島尻安伊子の手下である。

 2012年に自民・公明・改革に推薦されて当選し、今回は自民・公明に支援されて再選をめざす佐喜真淳氏と、翁長県知事が支持する志村恵一郎氏との対決のようだ。志村氏は「辺野古新基地建設反対」「普天間飛行場の辺野古移設反対」を主要な争点としている。これはこれまでの経過から当然の事である。

※メディアでは、志村氏の主要な主張(争点)を「普天間飛行場の辺野古移設反対」と書いているが、正確には上記のように書くべきである。このような点にもメディアによる「情報操作」「世論操作」が表れている。

 ところで、メディアは「かみ合わぬ争点」と書いているが、佐喜真氏は、7日の公開討論会で、志村氏から上記の「辺野古」問題、「普天間」問題について、自民党・公明党に支援されている立場の表現では、「普天間飛行場の辺野古移設」への賛否を明確にするよう迫られたが、「明言しなかった」。その代わりに安倍政権と手を組んだ「振興策」一辺倒で、「ディズニー関連施設」の誘致を訴えた。佐喜真氏は故意にそうしているのである。

 自分の正体を明確にせず、「金で心を買う」。これはあまりにも市民有権者を愚弄している。今、宜野湾市民にとって最大の問題は「普天間飛行場」をどう解決するのかという「基地問題」である事は、誰の目から見ても明確である。「市長」の地位に就く者は関わる事を拒む事ができない問題であるにもかかわらず、それに一切触れようとしない態度は「無責任」「非常識」で許す事はできない。また、安倍政権の意を呈した人物である事を表している。安倍首相は、衆院予算委で、「普天間飛行場移設」についての大西健介氏(民主)の質問「沖縄では、(前回の)知事選も衆院選も自民党は負けた。(今夏の)参院選で島尻安伊子沖縄担当相が落選しても、辺野古移設を粛々と進めるのか。沖縄の民意は関係ないのか」に対して、「安全保障に関わる事は、国全体で決める事だ。一地域の選挙で決定するものではない。」と答弁しているからだ。つまり、「基地問題は一市長の関わる問題ではない」という考え方を表明しているのである。彼の本音は「普天間飛行場を辺野古に新基地をつくり移転する」事であるにもかかわらずである。その事は自民党県連関係者の「安倍政権と同一視されたら、『政府対沖縄』という土俵に乗ってしまう。辺野古を争点にしない事が狙いである」という言葉にも証明されている。

 「沖縄振興」は、誰が「市長」に就いても取り組まねばならない事で、志村氏にも取り組もうとしている事がある。佐喜真氏だけが考えて取り組もうとしているのではない。つまり佐喜真氏の「専売特許」ではなく、志村氏では「沖縄振興」はできないと考える事は誤りであるという事だ。また、安倍政権の力を借りた「米国」の「ディズニー関連施設」という「借り物」の誘致以外にも、沖縄独自の振興策は持っているのだ。安倍政権流の振興策は「普天間飛行場を辺野古に移転し、跡地へ米国資本のディズニー関連施設を誘致して開発する」という事であるが、それは、市民の、県民の「自主決定権」を認めない、意思を尊重しない安倍政権の手前勝手な内容であり、「グアム島」のように、「沖縄らしさ」を失わせ、沖縄の歴史を消去する事につながり、「基地の島」を固定化し、「基地問題」を今まで以上に深刻化させるだけなのである。自民・公明に支援された佐喜真氏は、その事を承知の上なのだ。そして、沖縄の将来に責任は取らないのである。

彼のこのような手法(金で心を買う)を見ると、彼は極めて狡猾で卑怯で詐欺師的な人物である事がわかる。安倍政権の手法とまったく同様同質である。

佐喜真氏は、安倍政権は、普天間飛行場を宜野湾市から辺野古へ移転させる事ができれば、辺野古が米国の永久基地化しようとどうなろうと沖縄県がどうなろうと、(他の地域についても同様であるが)どうでもよいのであろう。そんな事には関心はないのである。所詮、彼らからすれば、沖縄県民(他の地域の国民についても同様であるが)は自分たちの意のままにできる人間(奴隷)としか見ていないのだから。

安倍政権はもちろん、その手先である佐喜真氏も島尻安伊子氏も意のままにさせてはいけない。本当の奴隷にされないために。

「政府の手法は、その政府が国民のレベルをどう見ているかが正直に現れる。国民を馬鹿にしたような手法を取る政府は、国民をその程度の馬鹿だと本気で思っている。」

国政は地方行政とは直接関係ないという考え方は非科学的で改めるべきだ。 

国政はそのまま地方行政の「身近な問題」とリンクしている。国政が良くなければ地方行政も良くならない。

国民は主体的な「学び」の習慣が必要だ。

国政から逃げようとしても、国政は国民がどこにいても逃がさないから。

(2018年9月3日投稿)

 

 

 

 

 

 

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