つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

関釜裁判原告・李順徳(イ・スンドク)ハルモニと元参議院副議長・本岡昭次さんが相次いで死去

2017-04-30 15:25:44 | 慰安婦問題

 日本軍「慰安婦」被害者の中で最高齢だったイ・スンドクさんが、2017年4月4日に亡くなった。享年100歳。1918年に全羅北道金堤(キムジェ)で生まれた。1934年、17歳の時に「米の飯と良い服を与えるという日本人の言葉に騙されて日本軍に連れて行かれ、満州と上海を転々とし、1945年の解放後、韓国に帰ってきた。アジア太平洋戦争の犠牲者遺族会の会員を通じて被害者申告を受け付けている事を知り、遺族会を通じて過去を申告し、世界各地を回り、証言活動をしてきた。日本政府を相手に起こした「関釜裁判」の原告で、1998年から5年5カ月間の法廷闘争を行った。1審では勝訴を勝ち取った。

 彼女は、麻浦区にある「慰安婦」被害者の共同施設「平和の我が家」(ウリチブ)で暮らしていたが、2014年6月から高齢のため近くの療養病院に入院していた。彼女の死去により、韓国政府に登録されている「慰安婦」被害者238人のうち、生存者は38人となった。

 4月10日には、元参議院副議長・本岡昭次さんが死去した。享年86歳。彼は、1990年、国会で日本軍「慰安婦」問題について質問し、翌年も再度質問し、当時の宮沢首相から「民間業者が勝手にやった事」という回答を引き出し、それ以後、世界の日本軍「慰安婦」被害者が名乗り出て真実を証言するきっかけを作った

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ラクロス豪州代表に選ばれた山田幸代さんに超えてほしい事

2017-04-30 11:56:54 | スポーツ

 2017年7月にイギリスで開かれるラクロス女子ワールドカップ(W杯)に、強豪の豪州代表18人の中に山田幸代さんが日本人で初めて選ばれた。おめでとう、悔いのない闘いをしてください。

 09年にケガで日本代表に選ばれなかった時に、「日本で得られないものを経験したい」と決意した事とその後の努力がやっと実を結んだのですね。

 あなたはもっと秘められた能力才能をもっていると思います。そして、もっと活躍する事ができると思います。しかし、残念ながら今の邪念を持った意識のままではその能力を開花発揮させる事はできないと思います。

 その邪念とは、「経験を母国のために必ず生かす」という意識や、ユニホームの下に「日の丸」のシールを貼って闘う、という意識です。それが、能力の開花発揮を阻んでいるのです。それから自分を解き放つ事です。そして、

 ラクロスが好きだからチャレンジするのだラクロスをする事のみが自分の人生なのだ、という意識だけを大切にする事です。それはコスモポリタン(国際人)になる事です。その事によってあなたの秘められた能力才能は開花発揮されるのです。今後の活躍を期待しています。

(2017年4月30日投稿)

 

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4月29日(土)のつぶやき

2017-04-30 02:17:44 | 報道/ニュース
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広島平和記念資料館、被爆再現人形撤去は残虐な印象を懸念したものではない??核兵器への恐怖感を薄める目的だ!!

2017-04-29 13:33:11 | 核兵器

 広島平和記念資料館が、3体の「被爆再現人形」(ジオラマ)を撤去するという。理由は「模型やジオラマではなく、被爆者の遺品など実物の資料中心の展示にするため」で「残虐な印象を懸念して撤去するわけではない」という。

 この事は、資料館がどのような目的で設立されたのかを改めて省みる事の大切さを感じさせる。

 単刀直入にいえば、資料館建設は原子爆弾(核兵器)がいかに残虐な被害をもたらした兵器であるかという事を、被爆時の街や市民の姿を想像してもらいやすいように当時の状況を可能な限り再現し、他の遺品などの資料と合わせて理解してもらう事によって、今後二度と核兵器は使用されてはならないという意識をもってもらうように国内外に訴え警告する事にあったと考える。資料館が1955年第1回原水爆禁止世界大会が広島で開催された同じ年に開館した事に開館の目的が示されている。

 このように考えると、今回「残虐な印象を懸念して撤去」するのであれば、それは資料館のこれまでの目的に照らせば今回の撤去は目的の変更であり論外であるが、「残虐な印象についての懸念はなく、被爆者の遺品など実物の資料中心の展示にする」という事であれば、「残虐な印象」はどのような形(展示資料)で理解してもらおうとしているのであろうか。「被爆再現人形」については、2010年以降、原爆の恐怖が一目でわかるものとして、展示継続の署名運動も繰り広げられてきた経過もある。かつて、私も資料館を参観した事があるが、「被爆者の遺品」など「実物資料」だけでは「原子爆弾(核兵器)」の恐怖についての想像理解は不十分不可能であると思う。「百聞は一見に如かず」という言葉もある。であれば今回変更する展示内容は、これまでの「被爆者再現人形」によって表現されている被爆の実相と同程度の迫真性をもつものでなければならないし、また、これまで以上に被爆の実相に近い内容を表現する別の資料を展示する事でなければならないであろう。それが可能になったという事であろうか。

 もし、そうでなければ、新しい展示内容形式は、原子爆弾(核兵器)の恐怖薄める事が狙いであり目的としていると批判されても仕方がないであろう。

 かつての大日本帝国政府(軍部)では、メディアの国民に対する戦争報道に関して、厳しい検閲を行っていたが、その重要な一つが映像写真に関してであった。それは国民に日本軍の残虐性を感じさせる写真は帝国政府の戦争遂行上不利益となるとする考え方に基づくもので、それに触れると判断された場合、すべての映像写真は掲載不許可としたのであるが、今回の「被爆再現人形の撤去」がそれと同様の意図で行われているのであれば重大な問題であり看過できない。そうで無い事を願う。

しかし、安倍政権は、原発推進政策をとり、原発輸出に積極的であり、日本の核兵器の保有を正当化し、核兵器禁止条約に反対の立場を取っている事などを考えれば、政権の立ち位置である歴史修正主義に基づく「被爆再現人形撤去」であり、「歴史の書き換え」行為と考えざるを得ない。

安倍政権はあらゆる面で、急速に圧力をかけ、政権にとって不都合な「歴史の書き換え」を目指している。それは国民の立場に立った歴史が隠滅されていく事に他ならない。

安倍政権(為政者)に対して厳守させるために国民が定めてある憲法の、国民主権・基本的人権尊重・平和主義の原則を、安倍政権は形骸化させているのである。

(2017年4月29日投稿)

 

 

 

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4月28日(金)のつぶやき

2017-04-29 02:17:16 | 報道/ニュース
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