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つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

皇太子、障害者スポーツ挨拶「支え合う社会を」より、皇室の障害差別解決が先

2016-10-24 14:34:47 | 皇室

 皇太子が、「公務」で、岩手県北上市で開かれた第16回全国障害者スポーツ大会開会式に出席し「挨拶」をした。

「……障害のある人もない人も、お互いを尊重し合い、共に支え合う社会づくりが進んでいく事を希望いたします

 いつも思う事であるが、皇室の出席や挨拶は全く必要がないものでやめるべきである

 我々は、あなたから上から目線で安全地帯から、教科書的な言葉を聞けば聞くほど、嫌な気分になり、憤りが沸いてくるのである。なぜなら、口先だけで「共生感」を感じないからである。

 あなたは「公務」を遂行することによって、国民の「税金」がどれほど費やされ、国民生活にどれほど迷惑や混乱を及ぼしているかを考えた事があるのだろうか。多分、ないであろう。だから、相変わらず続けていられるのだろう。

 庶民の生活においては、あなたのような態度をとる人は「顰蹙を買う」という事を誰でもよく知っているものだ。しかし、あなたは、それに自己満足状態で懲りることなく続けているという事である。

裸の王様」のように。

しかし、あなたは、そんな「公務」で「他人事」のように「教科書的な挨拶」をしているのではなく、天皇家自身が天皇家の中において「障害者に対する差別」を認めている事温存している事に気づいていないではないか。それに気づき、その差別をなくす事こそ真っ先に考え取り組むべきではないか。

それは、皇室典範第1章「皇位継承」第3条「順序の変更」で「皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故がある時は、皇室会議の議により、前条に定める順序に従って、皇位継承の順序を変える事ができる」の規定である。これと同趣旨の内容は、第3章「摂政」第18条「順序の変更」にも見られる。

あなたは、「灯台下暗し」状態で、あなたの行動が、差別というものを本当に理解していないという事をも示している。そのようなあなたが差別について他人に理想を話しても心に響かないのである。

 

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安倍政府の傲慢な横暴、民進党国会パネルの修正強制、判断認識の政府統制が狙い

2016-10-20 21:11:48 | 安倍政治

 2016年10月18日の朝日新聞に、民進党が国会審議で使っているパネルの表現について、自民党が修正を要求し、書き換えさせたという記事が載った。

 17日の「TPPの承認案」を審議する衆院特別委では、安倍政府が交渉内容に関する「黒塗り」資料を出した事に対して、民進党が持ち込んだ「TPPの問題点」と題したパネルについて、民進党の「情報開示せず」という表現を、自民党が「情報開示不足」に修正させたという。

 また、米大統領候補の2人がともTPPに反対している状況について、民進党の「発効の見込みのない」というパネルの表現を、「発効の見込みの少ない」に書き換えさせたという。自民党の理由は、「表現が不正確」という事である。

 これを見ると、自民党の主張に一見納得してしまいそうになるけれど、実はそのように思わせる事が狙いなのである。これは自民党からの今までにない種類の強要であり、看過してはならない問題を含んでいるのである。

 その問題は、一つの事柄についても、人間はそれぞれ様々に判断し認識するものであり、そのため一つの事柄についてもその表現は様々なものとなる。それが自然の姿であり、人権が尊重される社会においてはその事が認められるのは当然の事である。

 今回の民進党の「パネル」の表現についても、安倍政権が出した「黒塗り」資料に対する民進党の判断や認識なのであって、それを自民党が自分の気持ちに沿うような判断をし認識をし表現しろと強要する事は、不見識な発言・行為であって、そのような権限も権利も、安倍政府や自民党には認めらるはずがない。民進党は安倍政権自民党に対して、「修正」「書き換え」に応じる必要はカケラもなかったのである。堂々とそのままを押し通すべきであった。書き換えた事は安倍政権の威圧に屈し、自ら主体性の無い政党である事を表明した事になったのである。

 何をしても構わない、自分たちこそ正しく、自分たちのする事を批判阻止するものたちこそ間違った事をしているのだという風潮を作っているのである。そして、さらに新しい事さらに大きな事さらに国民にとって民主主義国民主権にとって重要な事柄を、彼らの望ましいと思う形へ変えていこうとしているのである。このような無法な横暴、傲慢からの無法をさせないためには、我々は今回の事が「無法」である事に気づく事がまず大切である。そして、決して許さないという意思を示す行動に移す事である。

 今回の背景には、安倍政権自民党の態度や言動から湧き出ている「傲慢さ」と「自己中心主義」が存在する。それも、不公正な選挙制度による多数議席の形成によって。裁判所も江戸時代の「お代官様」と同じであり、安倍政権とは懇ろな関係を形成しているし。日本の敗戦まではもちろんの事、敗戦後も、三権分立は元々「形式的」なものであったが、現在においては、その形式さえもほとんど跡形を見つける事が難しくなってきている。

 すべての権力は安倍自民党の手の内に強奪されつつあるのである。また、真実はそうではないのであるが、国民の味方であると、残念ながら多くの国民が狂信的に思い込んでいる天皇家をも抱き込んで傀儡としてあやつり。この関係も、天皇家の言動を観察しておれば、「みせかけ」と考える方が、つまり、「グル」と考えるのが「真実」に近いと思うが。

(2016年10月20日投稿)

 

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朝日新聞Re:お答えします「人一倍」の説明は不十分、歴史修正主義か?

2016-10-17 20:12:45 | ことば

 2016年10月16日の朝日新聞「Re:お答えします」の欄に、「『人一倍』はなぜ『人二倍』ではないの?」という質問に、「明治維新まで『一倍」は2倍の意味もあった』という回答がなされているのを読んだ。

 明治維新まで、「2倍の意味」で使用していたとする説明に、広辞苑や岩波古語辞典の用例、「日本の歴史15 織田豊臣政権」を引用している。そして、そのような使用をしないようになった理由として、明治維新に出された太政官布告の紹介していた。

 この部分の説明には特に異論はないのであるが、不充分な点は、なぜ明治維新までは「2倍の意味」で使用されていたのかという説明をしないのかという事である。つまり、源流についての説明をしていないのである

 これに似た事が以前、同じ朝日新聞の「ことばの広場」欄の記事にも見られたので、このブログに投稿したが、この記事も同様の手法なのである。

 結論を言えば、明治維新までの日本の文化は中国から伝わった漢字を使用する漢字文化圏に入っていた。だから、中国語的な表現方法、「言葉」の使い方が日本においても日常的に行われていたという事である。源流は中国語なのである。しかし、そこまで説明しないために中途半端なものになっているのである。また、故意にそのようにしている(歴史修正主義の立場)とは思いたくないのであるが、しかし、源流を書かない事が「情報操作」「洗脳」「マインドコントロール」の効果を生む事も事実である。この文責者は果たして気づいていないのか、それとも意図的なのか。

 「1倍を2倍の意味」で使用している現在でも通用している中国語表現を少し紹介しておこう。

○人口が2倍になった。⇒人口増加了一倍

○彼は私の2倍の収入がある。⇒他比我収入多一倍

○予想の2倍の申込みがあった。⇒応募的人比預想的多了一倍

などである。

※別稿「重陽記事『朝日新聞 ことばの広場』:煩瑣な知識より、天皇制がいかに処したか伝える事こそ必要」も読んでください。

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平頂山(撫順)事件特派員メモ:謝罪の気持ちを忘れず再び加害に加担しない行動こそ大切

2016-10-15 22:30:57 | 戦争遺跡

 2016年10月13日の朝日新聞の「特派員メモ」の欄に、9月16日に中国遼寧省撫順で行われた「平頂山事件式典」に関する記事が載っていた。これを見て、1997年の夏に義父と2人で中国東北部を10日ほどかけて「戦跡をめぐる旅」をした事を思い出して、その時にまとめた旅行記を改めて読み返した。

 1932年に旧日本軍が平頂山村の村民約3000人を虐殺した事件である。生存者のうち3人は日本で損害賠償を請求する訴訟を起こしたがすでに敗訴が確定し、昨年7月3日には、原告となった最後の一人が87歳で亡くなった。現在、事件の生存者は訴訟に参加しなかった2人だけとなった。

 特派員は、2013年に亡くなった元原告・王質梅さんの遺族である張英夫さんを取材して以下のような言葉を聞いたという。それは、「以前は日本人を『人殺しの悪魔』だと憎んだが、今は違う。日本人はすばらしい」「長く付き合えば、関係は自然と良くなる。私たちが日本人を許せる日は来ると思うよ」というものだ。

 特派員は言う。「『残虐な日本軍』による被害をあまり強調されると、心の中で反発してしまう事もあるが、張さんの言葉には、そんなどぎつさは消えていた」と。 

 張さんの変化は日本人に何を教えてくれているのだろうか。張さんは自身の変化については、カンパなどを通じて王さんたちを支えた日本の弁護士(毎年式典に参加している)や市民らとの出会いがあった事だと語っているが、これこそが日本人として中国の国民と友好関係を取り戻すためにもっとも必要な事なのである。

 つまり、信頼関係を築くための努力を重ねる事なのである。それは加害の実相を知り、被害者の悲しみ怒り恨み苦しみなどを知る事から始まり、謝罪の気持ちを忘れず、被害者の苦難に寄り添い支援し、再び政府が加害行為に及ぶ場合にはかつてのように加担しない生き方を示していく事であり、それこそ戦後世代の負うべき戦争責任の姿として求められているのである。

 このように考えると、特派員は「張さんの言葉をかみしめた」、と独り合点しているが、メディアの人間としてこの記事によって読者が十分に理解ができる情報を伝達できたと満足してもらっては困る。なすべき事に気づいただろう。それは「平頂山事件」の実相を詳しく伝える事である。

 1931年9月18日、柳条湖事件に端を発した「満州事変」で、関東軍は中国東北部を占領した。翌32年3月1日には「満州国」の建国宣言がなされた。そして、同年9月15日には日本政府が「日満議定書」に調印し、「五族協和」を掲げた「満州国」(日本関東軍の傀儡国家)を承認。これに反発した抗日ゲリラが、撫順炭鉱(中国から無理矢理奪い取り「満鉄」が管理していた)を襲撃。10カ所あった採炭所のうち、4カ所の事務所が焼かれ、日本人社員数名が殺された。炭鉱を警備していたのは独立守備隊歩兵第2大隊第2中隊で、中隊長不在時に不覚を取った某中尉は、隣接する平頂山村の村民がゲリラに通じていると断定し、報復のため「虐殺」を計画した。翌16日午後、警備隊と憲兵隊合わせて190余名が3台のトラックで乗り付け村を包囲。着剣した小銃をもった日本兵は、各戸に押し入り、村人をすべて追い出し西側の崖下へ集合させ、村人の住居には火がつけられた。

 機関銃と小銃、ピストルが一斉に火を噴き、村人たちの虐殺を開始した。村人は次々と斃れた。一斉射撃が終わると、日本兵は斃れている村人の一人一人を点検し、まだ息のあるものを銃剣や小銃、ピストルで息の根を止めた。赤子や子どもも含めた皆殺し(無差別大量虐殺)であった。その後、事件を隠蔽するため死体の山にガソリンをかけて焼き、ダイナマイトで崖を爆破して死体の山を土砂と岩で埋めてしまったうえに、周りには高圧線を張り巡らせ立入禁止区域としたのである。敗戦後まで、日本国民にはこの事件を知らさなかった。

 1971年に、犠牲者のうち800人の遺骨が掘り出され、虐殺当時のまま、建物で囲み保存している。それが「撫順平頂山惨案記念館」(「平頂山殉難同胞遺骨館」を改称)である。

 

 

 

 

 

 

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北朝鮮を挑発しているのは米韓である、メディアは米韓政府そして安倍政権を支持し世論操作している

2016-10-11 23:01:21 | 朝鮮問題

 2016年10月10日の新聞が、「米空母、黄海で演習へ」「韓国と合同 北朝鮮を牽制」という見出しで、「北朝鮮が軍事挑発をやめる兆候は現れていない。」としている。日米韓は近く、6回目の核実験や長距離弾道ミサイルを発射する可能性があるとして警戒しているという。

 米韓合同軍事演習は10日から行われ、米原子力空母ロナルド・レーガンも参加しているようだ。米空母の黄海への進出には中国が強く反発してきたが、米空母が黄海に入るのは2012年6月以来だ。米国のパワー国連大使は9日に、韓国人記者団に「米国は北朝鮮に圧力をかけるため、すべての手段を使う用意がある」と述べている。

 ところで、なぜ10日からなのであろうか。この点が重要なのである。これは偶然ではない。10日が北朝鮮労働党の71回目の創建記念日にあたるからである。記念日は変動する事はない。つまり、その日に意図的に合わせて演習を実施しているのである。だから、米韓が北朝鮮に対して「挑発的」に演習を実施しているという事なのであり、それを「北朝鮮」が「挑発」をしているかのように報道しているのである。

 北朝鮮は、これまで米国に「平和協定」の締結を求めてきたが、米国はまったく受け付けずにきた。それだけではなく、北朝鮮への「挑発」は強めている。米韓の「挑発」に対して、北朝鮮が対抗的な姿勢を示しても不思議はないといえる。

 米国の北朝鮮に対するこのような姿勢は、意図的なもので計算されたうえでのものなのである。米国にとって朝鮮半島に平和が到来すると困るのである。米国としては北朝鮮と韓国との対立が継続している方が都合が良いのである。それによって、日本をもコントロールする事ができるからである。意図的に東アジアの安定を妨害しているのである。そして、救世主面をして介入し統制してくる手法をとっているのである。

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