つれづれなるままに心痛むあれこれ

知る事は幸福度を高める

森会長の女性蔑視発言:五輪パラ大会組織委員会に人権教育研修が必要。発言撤回し謝罪で済せると思う意識が問われているのだ。

2021-02-12 09:18:17 | スポーツ

 2021年2月3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会会長・森喜朗氏が、「女性がたくさん入っている理事会の会議は、時間がかかります」「女性っていうのは競争意識が強い。誰か1人が手を挙げて言うと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。それで皆発言されるんです」などという「女性」を「蔑視」する発言をしたという。

 そして、この事が国内外から批判を受けたため、記者会見し、「発言を撤回し謝罪」したという。森氏は、これで、いわゆる幕引きができたと考えているようで、「会長職を辞任する考えはありません」とも述べているのであるが、このような日本の昔ながらのおざなりの対応で国内外からの批判を解消できると考えている森氏の安易な意識に根本的な問題があるといえる。本来、森氏にはその地位に就く資格はなかった事をここに至ってようやく自ら暴露した発言と見做すべきであろう。また、森氏らが、このコロナ禍の下で、東京五輪パラを「何が何でも」実施しようとする姿勢ももっと声を上げて非難すべきであると考える。

(2021年2月5日投稿)

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 麻生財務相:被害者の立場に... | トップ | 冨田裕樹(維新の会)池田市... »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
辞めさせるべし! (文科系)
2021-02-06 11:27:50
 彼はここで、どうしても辞めさせるべきだ。そのために野党は全知全能を振り絞るべし。こういう「機会」に何もできない無能をまた重ねることになれば、ますます「無能な野党」と決め込まれる。それは、今の情勢では選挙敗勢、与党によるファッショ傾向を増長させること。
 モリカケ桜、学術会議でも、野党は何の実績も上げられていない。政治は演説ではなく、実績で評価されるもの。ただでさえ政治家は口だけと思われているのに、森辞任すら実現できなくて、何の政党であるか。どんなキャンペーンでも工夫して、報道機関などもフルに使って、協力し合って総力を挙げて、彼を辞めさせよう。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スポーツ」カテゴリの最新記事