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開幕を前にして - ②

2011年03月25日 01時03分12秒 | F1
前回の記事は、マクラーレンに特化して書いてしまったので、今回は開幕戦を前にして他のチームに関し、全体的にざっくり書かせてもらおうかなと思っております。

下馬評ではレッドブルが抜けていて、その次にフェラーリが続いて、今シーズンはこの2チームの2強だと言われていますね。
で、レッドブルがシーズンをブッちぎるのだろうと。

確かにテスト結果を見ていても、この2チームは今年も速いと思います。
でも自分はレースになればレッドブルのブッちぎりかどうかは解らんと感じてますがねぇ。
一発の速さはレッドブルが抜けているとは思いますが、ロングランのタイムはフェラーリが良かった感じですから。

今年はピレリタイヤに変わるので、タイムの落ちをどれくらいに抑えるのかで、最終的なリザルトが大きく変わると思います。
ですがそれも戦略をきちんと決めることが前提ではあるので、チーム力という観点ではフェラーリは不安が残りますし、それ次第ですよね。
3ストップ作戦とかが当たり前になりそうなので、予選でいかに新品のプライム(硬い方の)タイヤを残すかも重要なのではと思います。

テストのタイムを見る限り、新品のタイヤだと10周はタイムが安定(15周ほどもつチームもあった)していますが、ユーズドだと5周ももたない感じです。
まあユーズドと言っても、その前に何周使ったタイヤなのかまでは解らないので、本番ではもう少しもつ可能性はありますが。
でも今年のピレリタイヤは、タイムが落ち始めると、毎周1秒弱ずつ落ちていきますからねぇ。

持ちが3周変わり、それが3スティント続けば相当の差です。
そういった点で、Q3まで進出してタイヤを沢山使った9番手~10番手のドライバーを後方のマシンが抜くという現象が多いかもしれません。
それがレースの終盤で起これば、それはFIAが狙っていた、ショー的要素を満たす訳ですが。

とにかく、序盤のフライアウェイ4戦くらいまでは、予選からどうやってタイヤをマネジメントしていくかということが確立せず、荒れたレースが続く気がします。
そしてタイヤマネジメントの上手いと言われているドライバーは序盤戦でポイントを稼ぎたいですね。
もちろん、可夢偉選手もその内の一人だと思います。
彼には個人的に、序盤戦にもの凄~く期待しています。(もちろんシーズン中盤以降も期待していますが、序盤でのビッグポイント獲得をと)

ここでオフテストの結果を見た上で、個人的な現状の序列を予想して、この記事を終わりたいと思います。


①レッドブル
②フェラーリ

③メルセデス
④ルノー

⑤マクラーレン
⑥ザウバー
⑦ウィリアムズ
⑧トロ・ロッソ
⑨フォースインディア

⑩ロータス
⑪ヴァージン




⑫HRT


以上です。
行が空いているとこは、そこそこの差があると思っているとこです。
ということは、⑪と⑫はお話にならない差があるということです。

メルセデスは一般的に評価が低いようですが、個人的には新車が出た時から期待していました。
去年の弱点を徹底的に強化してきたと思ったので。(そこで攻めすぎたためか、排熱に苦労したみたいですが)

⑤マクラーレンから⑨フォースインディアはぶっちゃけわかりません。(笑)
そんなこと言ったら、全部わからんのですが(笑)、その中でも中盤の争いが解りません。
マクラーレンはシーズンが進めば、少なくともこの集団からは抜け出すでしょうがね。

さあ、いよいよ開幕し、土曜日の予選でようやくある程度の勢力図が見えます。
この妄想垂れ流し予想が当たるとは思いませんが、それでもドキドキしている自分がいます。(笑)
そのドキドキの理由は、今年は近年でダントツ、事前に読めないシーズンだと思うからです。
始まるんですね、2011年シーズンが。
安全でエキサイティングなシーズンをと願う次第です。