今日も損切り!徒然なる列車

損切続きの人生ですが、そんな事は忘れて鉄道旅や鉄道模型とかの話、日常生活での発見や思い浮かんだ話とか書いてみます。

KTMカツミ製キハ82系レストア 5

2020-05-18 20:09:25 | 鉄道模型 キハ82系

自作キハ80の製作 5

 アングルの入手に時間が掛かると思っていましたが、意外なところから早く入手できました。

 鉄道模型の製作を再開して1年になりますが、この間パーツ類の入手は主にModels Imonとエコーモデルの通販を利用してきました。注文は先になりますが、今回もそのつもりでYahoo Japanでアングルの検索をすると、KSモデルのアングルが並んでいるヤフーショッピングの画像が目に入りました。詳しく見ると少量ならネコポスで発送となっています。必要なKSの帯板もあったのでさっそく合わせて注文しました。鉄道模型も少し扱う規模の小さな雑貨店と言ったところですが、何でこんなちょっとマニアックと言っても良いような商品を取り扱っているのか興味を引くところです。

 アングルの取り付け前に車体裾のカーブの折り曲げ位置にアングルと一緒に買った帯板を補強としてハンダ付けしました。別になくても良いのですが気休めに取り付けました。詳しい理由については次回にしたいと思います。

 今回使用したた床板取付用のアングルは3×4×250mmの物です。本当は3×5mmがあれば良いのですが発売されていません。手持ちの物はありますが240mmの長さでちょっと足りません。エコーモデルから4×5mmがでていて、車体側板にピッタリ取り付けるならそれでも良いのですが、この車両は車体裾がカーブしていますのでそれだと車体断面で見ると「ハ」の字になって床板との間に斜めの隙間ができてしまいます。スペーサーを取り付ければ良いのですが、今回は床板との間に隙間ができない方法を選びました。そうするとアングルの角の部分しか車体と接着しない事になります。多少強度的には不安があるものの完全に密着しないなら3×4でも良いかというわけです。

 アングルを車体に取り付ける前に下ごしらえをしておきます。既にこれまでの作業で客用ドアと給水口を車体に取り付けてありますので、それらが出っ張りとなってアングルを取り付ける事ができません。そのための対策として支障個所のアングルの一部をヤスリで削っておきました。レストアでは一旦アングルを車体から外してからの作業になります。

 アングルの取り付けには今回初めてカツミのアングル取付治具を使用しました。ただ、付属するアングルの板厚に対応するスペーサーが0.6、0.8、1.0mmになっていて「こんな分厚いアングルを使っているキットてあるんかい」と思わずツッコミを入れたくなります。KSモデル製や私の手持ちのアングルとキット付属の物も全て0.5mm厚です。そのため0.5mm厚真鍮板でスペーサーを作りました。

 治具の説明書には、「治具の位置をずらして4~5か所を仮止めし、全体にハンダを流して固定します」と書いてあります。しかしながら、技術的に未熟な時期の自作車体のために側板が多少波打ちしていますので、この方法ではアングルと車体側板の間に隙間が生じる可能性があります。また、アングルの角の一点で車体に取り付けますので最後にハンダを流す際にアングルが動く事も考えられます。そのため、治具の位置をずらしながら一発目で固定するようにしました。


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