１００万をためるには

　L&Gは「百万円を預ければ１年で百三十六万円に」「元本も保証する」。この低金利時代に、そんな甘い儲け話をうたい、全国約五万人の会員から巨額の金を集めた。一人の女性は４、０００万円をも投資して、お金は返らない。会社は詐欺の疑いで強制捜査が入った。儲け話には必ず裏がある。どうしてそれがわからないだろうか。
　競馬、競艇、競輪などのギャンブルでも、専門家は「絶対儲かる」というが、それはナンセンスなことだろう。
　投資やギャンブルもいいが、少々儲かると次々と気が大きくなって、最後には取り返しのつかないところまで追い込まれて行く。１００万円を使うことは簡単だが、こと貯めることは大変なことなのだ。L&Gに投資した人の中にはコツコツと貯めたお金だろう。泣くにも泣けない話だ。
　では１００万円をためるにはどうしたら良いのか、マネー情報誌から、それは一定金額をコツコツ積み立てる事が大事であり、満期になったら次の積み立ての繰り返しだという女性の意見が多かったとそうだ。
　多くの女性は堅実であるというデーターから、男性は安心して奥さんに給料を渡すことがいかに大事であるかわかったはずだ。