画像は文化財になっている「ちょんな」仕上げの柱。
(柱の両側の白木は 工事の為の 柱 保護の添木)
北又地区 金田憲治さんの住宅で
特に うろこ状が はまぐり形の美しい仕上げは珍しいのだそうです。
座敷の 二間の柱・梁に「ちょんな」で削った文様が見られました。
「ちょんな」とは 木を削る大工道具として 古くから使われている手斧の事。
手斧で一定の美しい文様を削り出す技術 機械の無い昔 時間も掛かるよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7a/d0/11f74abcc6e9897b8bb3083c35aac07d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/6b/c1dd371be05768197389f22a4e35adef.jpg)
金田さん宅は 今 置石の基礎から 土台を上げて
コンクリートの基礎に替えていました、最終的には 屋根まで手を入れるので
骨組みだけと なる 大掛かりな大改築中でした。
文化財となると 自由に増改築も出来ない為 新築以上に手間も時間も
掛かります、この後の完成が楽しみです。
尚 国登録有形文化財で検索すると 文化財の詳しい事が 載っています。