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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

形容詞でもある動詞 “Thunderbirds are go!” 

2015-08-16 10:56:09 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

少し前の猛暑に比べれば、気温は低くなりましたが、蒸し暑い日が続きます。夏休みも残り2週間ほどになったので、もしやり残しの宿題があれば、早めに片付けてしまいましょう。

昨夕6時過ぎに帰宅したところ、NHKで新シリーズの「サンダーバード」を放送していて、出てくる救助マシンや登場人物などが昔と同じで懐かしく、終わりまで観てしまいました。(今日の6時過ぎから昨日の後編が放送されるので録画予約しました)

この「サンダーバード」の原題は、 “Thunderbirds Are Go” で、文法上おかしく思えるのですが、実は、この “go” は動詞ではなく形容詞で、「準備完了で」や「正常に機能して」という意味になります。

手元にあるオックスフォード現代英英辞典には “go” の形容詞がなかったのですが、ウィズダム英和辞典にはあって、例文として、
“We are go for launch.” ([ロケット打ち上げで]発射準備完了)
“All systems are go.”  (すべて準備完了[もと米国宇宙開発現場の専門用語より])
“Thunderbirds are go!” (サンダーバード出動)
が挙げてありました。

この “go” のように馴染み深い動詞で形容詞でもあるものを調べたところ(34動詞調べました)、 “put” と “set” の2つが見つかりました。

“put” には、話し言葉で「動かない」という意味があって、例文には 
“Just stay put!” (いいからじっとしてろ) 
とありました。

“set” には、「あらかじめ決められた」「(~に反対することを強く)心に決めている」「不変の」「(~する)用意ができている」「強張った」などいろいろな意味があって、例文は、それぞれ、
“The school has set standards of behavior.” (その学校には決められた行動指針がある)
“Some of them were dead set against the introduction of euros.” (彼らの一部はユーロ導入に断固反対だった)
“have a set idea of what to do” (何をすべきかについて固定観念を持つ)
“The girl looks set for another success.” (その女の子は今度も成功しそうだ)
“have a set expression” (強張った表情である)
などが挙げられています。


辞書を調べると知らなかったことが分かって面白いのですが、特に、最近の英語辞書には語法などいろいろなことが書いてあるので、引いていて楽しいです。

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