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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

五角数の問題[桜蔭中]

2017-11-12 13:11:04 | 数学・算数の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

今回は、2011年桜蔭中入試問題で出題された五角数の問題を取り上げます。

問題は、
「次の[ ]にあてはまる数を答えなさい。

 ある数のご石が下の図のような正方形の形に並べられるときに、その数を四角数といいます。はじめの4つの四角数は、1、4、9、16です。


 10番目の四角数は[ア]です。
 [イ]番目の四角数は576です。

 また、ある数のご石を下の図のような正五角形の形に並べられるときに、その数を五角数といいます。はじめの4つの五角数は、1、5、12、22です。


 10番目の五角数は[ウ]です。
 [エ]番目の五角数は425です。」
です。

早速、取り掛かりましょう。

前半の四角数は簡単ですね。

n番目の四角数は n×n ですから、10番目の四角数は 10×10=100 です。

また、576=24×24 から、576は24番目の四角数です。

次に五角数です。

下図のように五角数を分解すると、n番目の五角数は、n-1番目の五角数(●の個数)にの個数と1個のを加えた数になります。

ここで図のように、をグループ分けすると、1つのグループにあるの個数は、正五角形の1辺上に並ぶ碁石の個数より1個少なく、それが3グループあります。


▲図.五角数を分解しました

したがって、n番目の五角数は、
(n番目の五角数)=(n-1番目の五角数)+(n-1)×3+1  (★)
です。

(★)を使って、順番に計算していくと、
(5番目の五角数) =(4番目の五角数)+(5-1)×3+1 =22+12+1 =35
(6番目の五角数) =(5番目の五角数)+(6-1)×3+1 =35+15+1 =51
(7番目の五角数) =(6番目の五角数)+(7-1)×3+1 =51+18+1 =70
(8番目の五角数) =(7番目の五角数)+(8-1)×3+1 =70+21+1 =92
(9番目の五角数) =(8番目の五角数)+(9-1)×3+1 =92+24+1 =117
(10番目の五角数)=(9番目の五角数)+(10-1)×3+1=117+27+1=145
になり、10番目の五角数は145です。

10番目の五角数145に31を加えると11番目の五角数176を求めることができ、さらに、34、37、40・・・を順番に加えていくと、
(12番目の五角数)=176+34=210
(13番目の五角数)=210+37=247
(14番目の五角数)=247+40=287
(15番目の五角数)=287+43=330
(16番目の五角数)=330+46=376
(17番目の五角数)=376+49=425
なので、425は17番目の五角数です。

以上をまとめると、 ア=100、イ=24、ウ=145、エ=17 で、これが答えです。


階差数列を利用して、n番目の五角数の一般項を求めると、
(n番目の五角数)=n(3n-1)/2
になります。これを使って計算してもOKです。

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