東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

最上級での in と of の使い分け

2021-03-11 10:11:35 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中2教科書の 比較構文 の文法のまとめに、「最上級 でのin と of の使い分け」について、
● 「・・・の中で最も[いちばん]」というときは、 in/of を使う
・ in ~
 (集団や地域などの中で)
  in our class、in Japan、in the world

・ of ~
(比較されるものの中で)
  of all、of the three
と説明しています。

それでは family の場合は in/of のどちらを使うのかということが気になりますが、これについては 、ロイヤル英文法 に、
所属関係を重視すれば of範囲の限定 ならば in になり、

 Jack was the youngest of the family.
(ジャックは家族の中で一番若かった)

 Enda was the youngest in her family.
(エンダは彼女の家族の中で最も若かった)
のように、ofin も可能と記しています。

ただし、イギリス英語アメリカ英語のどちらも in の用例がはるかに多く、これは、一般に英語では、所属関係 よりも 場所[範囲]の表現 のほうが好まれるからと言われているからだそうで、さらに、人物紹介によく見られる
 Edward was the eldest in the family of three sons and two daughters of John Bayton and his wife Jabe.
(エドワードはジョン・ベイントンと妻ジェイブの3人の息子と2人の娘の中で最年長だった)
ようなの場合は in が普通としています。


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。