東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

of course のはなし

2018-11-12 12:03:49 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中1英語教科書の “Alice and Humpty Dumpty”(アリスとハンプティ・ダンプティ)と題する読み物のなかに、
“Does a name mean something?” she asked.
(「名前は何かを意味するの」と彼女(アリス)は尋ねた)
Of course it does.My name means my shape.”
(もちろんさ。私の名前は私の形を表しているんだ)
という会話があります。

この of course は、オックスフォード実例現代英語用法辞典 によると、 「誰もが知っているように」(as everybody knows)、「明らかなように」(as is obvious)と似た意味で用いられるとあり、例文として、
It looks as if the sun goes round the earth,but of course that’s not true.
(太陽が地球の周りを回っているように見えるが、誰もが知っているように、それは間違えだ)
を挙げています。

また、 of course は依頼に対する丁寧な返事としても用いることができるとあり、例文として、
“Could you help me?” “Of course.”
(「手を貸していただけますか」「もちろんです」)
を挙げています。

さらに、相手が事実を述べた場合に対する返事として of course を用いると、あまり丁寧に響かないことに注意する必要があるとあり、例えば、
“It’s cold.” “It certainly is.”
(「寒いですね」「本当に寒いですね」)
という会話で、返事を
Of course it is.”
とすると、相手が言う価値のないほど明白なことを言ったと受け取られかねないので、きわめて無礼な返事になる可能性があると記しています。


頭に入れておくと役に立つことがあるかもしれません。