【暑い日が続きます】
皮肉なコトに…😁
暦の上では秋…ですが、
お盆のコレからが、「夏本番」といった気温が続きます。
土用の丑の日よりも、お盆の方が…
うなぎを食べて精力を付けるべきかもしれませんね🤪
そんな中…
水の事故があとをたちません。
特にこの夏は、コロナ下という特別状況が加わり、全国の海水浴場で閉鎖されずに運営されているのは4割ほど…と聞いております。
暑くなると、当然、オープンしている海水浴場に人が殺到して、密密になるコトが予想されますが…
怖いのはコロナ以上に…やはり水の事故です。
【海に潜む危険】
川は海以上に危険な所がありますし、川の特性によって大きく違います。
今回は、特に「海」に焦点を絞ってお話したいと思います。
一応、わたくし「へんないきもの」は、小樽で生まれ育って小学校の夏休みは市が主宰する水泳講習会に通い、カナヅチではありません。
二十歳の時に、日本赤十字社の水上安全法救助員の資格を取り、小樽の海を皮切りに、湘南の鵠沼海岸、福岡の海で監視活動&ライフセーバーとしてボランティア活動を繰り広げて来ました👍
そんな経験上から、海の危険性をお伝えしたいと思います。
一般的に注意すべきは次の点です。
① 波打ち際
② テトラポッドとテトラポッドの間のエリア
③ 河口付近
④ 風が沖に向かって吹いている日
波打ち際がなぜ危険なのか?
以前、湘南の鵠沼海岸でライフセーバーをしていた時、こんなコトがありました。
その日は、台風が近づいていたか低気圧か何かで、海は少々荒れ模様…
そんな中でも、暑ければ脚だけでも海に浸かりたい…
というのが人情であります😅
波打ち際なら安全…
そう思っている人は多いかと思いますが…
ある日、ヨチヨチ歩きのコが一人で波打ち際に近付きました。
危ないなぁー
そう思って見ていた私は、もし、このコが足元を救われて転倒したら…
とアタマの中でシミュレーションしてみました。
と、今、アタマの中でシミュレーションしたそのままのコトが目の前で起こり、ナニも考えず自然とカラダが動き、スタートダッシュしていました。
パタン、とアタマから海面に顔を付けたそのコは、駆けつけた私が顔を持ち上げた時、幸いにも水は飲んでいないようでした。
その証拠に、目の前に居る知らないオバサン?←私のコト🤪を見て…
ギャー、と泣き出し、その泣き声で初めてテントの中に居た母親が気付いて駆けつけた…
という次第です。
母親からすれば、その時の私は人さらい?😁
どういうコトが起きたのか?
キチンと説明して、波打ち際と言えど、一緒に海に入ってあげてください、と灸を据えておきました🤪
②の…テトラポッドとテトラポッドの間のエリア…ですが…
本来は、大波を阻止する目的で設置されたテトラポッドですが、ほとんどの海水浴場は、全域にテトラポッドを置くのではなく、部分的に設置しています。
この部分設置によって、特に海底が砂の海岸ではテトラポッド本体のコンクリートの重みによって海底が沈下し、海面ではテトラポッドの設置されていない部分、すなわちテトラポッドとテトラポッドのスキマにより多くの波、というか海のエネルギーが押し寄せ、寄せては返す波の力によって海底が激しくえぐられます。
先ほど、波打ち際の危険性のところで記述し忘れましたが🤪、そもそも波打ち際が危険なのは、押して返す…引き波の力がハンパ無いコトです。
コレが、テトラポッドのスキマのエリアで激しく繰り返されるコトによって…
想像してみてください。その海底を…
フツーにテトラポッドの置かれている所では足が届いていたのに、横に移動してテトラポッドが無くなったとたん…
ビックリしてパニックになって溺れる…
残念ですが、よくあるパターンです。
河口付近が危険なのは、そのまま沖へと向かっていく力が強いから。
コレと同じコトが言えるのが…
風が沖に向かって吹いている日です。
ビーチボールや浮き輪は要注意!
浮き輪をしたまま気が付けば沖へ流されていた…
というのは、コレもよくあるパターンです。
以上の①から④は…
事前に注意を払っていれば免れる事態です👍
ライフセーバーが居る、居ないに関わらず、利用する全ての人が、キチンと危険性を理解していれば…
事故の8割から9割は防げる…と私は思っています。
コレからが夏本番!
的な暑い日が続きますが…
皆さま、どうかご自愛下さいませ🤪
元気な飼い主に比して?
コチラ、やや夏バテちう〜😅