２０１２

　昨日、映画「２０１２」を見てきた。古代マヤ文明が予測した地球最後の日は、２年後の２０１２年１２月２１日（冬至）である・・・

　地核の異常に気づいたインドの地質学者の見解を巡って、各国首脳が極秘裏に４隻の箱船を用意させる。世界でたった４隻の箱船に全人類が乗れるわけがない。各国政府は乗船券を法外な値段で販売するので、金持ちしか乗船券を手に入れることができない・・・そんな中、地球最後の日を地上で迎えようとする者もいた・・・

　米国大統領は黒人に設定されており、２０１２年のロンドンオリンピックは、相次ぐ世界的規模の災害の発生で中止になる・・・など、かなりリアリティーに満ちている。思わず、私が生きている間に地球最後の日がくるかもしれない、なんて半分本気で考えてしまった・・・

　地殻の変動は思ったよりも遙かに早く、大地震、火山の爆発、津波が人々を襲う・・・逃げまどう人々に未来はあるのか・・・！？？

　これ以上先は、劇場で・・・終映間近です。お早めに。

　結論から言うと、この映画は「アメリカ人」が創った映画である、ということだ。我々ニホンジンに創らせると悲劇的な結末に導いてしまう。なぜなら、「破滅の美学」が好きだから・・・