へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

我が愛車(Ⅱ)

2008-01-12 13:16:39 | 日々雑感
 今日、車を修理に出した。異変に気づいて以来、ディーラーは年末年始で休み、併せてこちらの都合等で修理に出しに行けず、気が付いたら900km走っていた。
 
 原因はオイルプレッシャースイッチの異常で先週入れた4リットルのエンジンオイルは全て無くなっていた。結局、スイッチ一つ交換しただけでOKだった。(代車に新車が来る、新車に乗れる!という夢は無くなったが手痛い出費をせずに済んだ。)

 待ち時間の約30分間、店頭の展示車を見ていた。アメリカのSUVの多くは、ボディの前後のみならず左右にプラスチックのガードがついている。これは「車はぶつけて当たり前。だから、ダメージを負わないよう、プラスチックでガードする。」というアメリカ的発想からきている。そういえば、小型の船舶にも左右にゴムタイヤがついている。離岸・接岸の際、波で揺れる船体を傷つけないためだ。

 先日、信号のない交差点で相手が一時停止であったため、こちらが先に出たら、道が狭くて愛車のデカBODYが角の鉄パイプに当たる寸前だった。通常、相手は下がるもの・・・と思ったが動きがないので車を前に進めた。当たる・・・!やっぱダメだったか・・・(フツーは愛車がダメージ食らうと思った本人が下がるのだが、自分が正しい、と信じた時点で我が辞書に「撤退」の文字はない。前進あるのみ!0.1%の可能性に賭けたがダメだった。)さすがにへこんだ左のバンパーを見て私もへこんだ。が、数時間後、車を見たら、ナント、へこんだ部分が元に戻っていた!恐るべし。何回ぶつけても大丈夫なよう、バンパーにプラスチック素材を使用している、というのも心憎い。

 今朝、日本人の細やかな感性について触れたばかりだが、時に、細やかさに腹が立つことがある。大きく出る所は大きく出たい!(時に繊細に、時に大胆に・・・それが私流だ。)あるいは、もっとハッキリせい!と思うことがある。(その点、九州の人はハッキリと嫌いなものは「好かん!」と一喝するので、そこが好きです。)車は、ぶつけて当たり前。だから、ぶつけた時のダメージが無いようガードする、アメリカ的発想が何とも新鮮でステキに思えた。

 とりあえず、戻ってきた愛車に荷物を詰め込んで鹿児島へ行く準備。ついでに「バッテリー交換したばかりなんだから、あと5年はヨロシクね。」と言う。そのためには私自身も「ぶつけて当たり前」のアメリカ的発想を少しは変える必要があるのは十分承知の上だ。
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波乱の幕開け

2008-01-12 08:10:17 | 日々雑感
 今朝、新聞を取りに玄関のドアを開け、外の空気に触れた瞬間、思った。「何?このなま暖かさは?」ふと、「今、何月だっけ?」と考え込むくらい季節を忘れさせる異常気象・・・

 細やかな四季のうつろいを感じ取る日本人としての感性、「いきもの」である人間として異変を感じ取る能力・・・そういったものが今、失われつつあるような気がする。おかしいものを「おかしい」と感じなくなっているのではないだろうか。

 3年前の福岡西方沖地震の時(あの日も3連休だった。)私は、屋久島にいた。100kmマラソンに福岡から一緒に参加したランナーが言った。「おかしいねえ、去年はサルがたくさんいたのにねえ。」「そのうち、天変地異がおきるんじゃないの?」と私。まさにその日、玄海島が被災した。

 おかしいのは天気ばかりではない。アメリカ経済がおかしい。毎年、暮れに清水寺で書かれるその年をイメージした一文字、今年は「乱」であろうか。(「乱」は最近、出たかもしれない。)

 アメリカと言えば大統領選も気になる。オリンピック後の中国の動向、大統領選後のアメリカとオリンピック後の中国との関係、インドの動向・・・2008年は今後の激動の時代?の第一歩「波乱の幕開け」の一年のような気がしてならない。



 最近、携帯小説が勢いを増している。携帯だとその場で気軽に書ける・・・
もの書きにとって発想を瞬時に書き留めるツールは必需品だ。その点、私は、いつだってメモ書きだ。これだけ便利なツールが溢れたからこそ、ゆずれないものがある。そうしないと、全てを利便性にゆだねていると、やがて我々は洪水の如く飲み込まれてしまう・・・

 現代のツールをうまく使いこなしつつも、一方で野生動物の如き感性を失うことなく、乱世(?)を「強くしなやかに」生きていきたい。
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