生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

一休さんの菩薩行

2019-04-04 04:27:18 | 日々の暮らし

今日は一休禅師がある人から「菩薩行とはどんなことなのか」と聞かれた時、「腹立てず、心はまるく、気は長く、おのれ小さく、人は大きく」 と書いて答えられた。 菩薩行とは、毎日の行いのことです。 現代にも通じると思います。 1.「腹立てず」これを 忍辱行(にんにくぎょう)といいます。 例えば、お得意様に恥ずかしめられても、腹を立てない。 「おん腹立てまい ニコニコそわか」と 呪文を何度もつぶやくとよい。 2.「心はまるく」 心をまるく書いてある。 春ののどかな景色のように、いつも顔色をやわらげて、優しい言葉で人に接すること。 「まるい卵も切りように四角、物もいいようで角が立つ」。 3.「気は長く」 もっと気を大きく持ちなさい。 10年も20年も先をみながらしましょう。 4.「おのれ小さく」 お得意様に対してリーダーはいつも叱られ役、責任をとらされる役なのです。 5.「人は大きく」 手柄はいつも部下の功績にしてやるぐらいの度量を持ちましょう。 菩薩行は リーダーとしての 「人との接し方」 を教えています。 一休さんの言葉に感謝して過ごしましょう。         合掌

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