生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

神とは親子の関係

2018-02-05 12:24:02 | 日々の暮らし
「親孝行なる信仰」
Faith As Filial Piety

友よ、
お会い出来てうれしく思います。

宗教や信仰はどのようなものでしょうか。
ある人は、
神様と人間とのかかわりを商売のようなものと考えがちです。

利益をあげる目的で、
カミサマと取り引きします。

自動販売機のようなものと考えます。

祈りはコインのようなもので、
そのコインを入れて、
「神様、私は仕事が欲しいです」、
「健康が欲しいです」といってボタンを押すと、
願ったものが「ポン」と出てくると考えている人
がいるのではないでしょうか。

もちろん、祈り求めてもよいのです。
キリスト様は、

「求めなさい」と勧められました。

願っても
いいですが、それだけでは十分とは言えません。

本物の信仰は
むしろ、親子のような関係です。

神を大切にし、真心をもってよく尽くすことです。

本当の宗教は神様と人間との愛の関係、
親子のようなものです。


ペトロ神父より。



いつも導きの言葉を

頂き感謝です。



アーメン。














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大石内蔵助の妻りく

2018-02-05 01:58:40 | 日々の暮らし
深夜ラジオで、「大石内蔵助の妻理玖(りく)」

を放送していた。

朗読 佐久間良子
作  平岩弓枝

波瀾万丈の生き方に

聴き入ってしまいました。

理玖(りく)の手紙が発見されて、この作品ができたという。

夫が最後の城を明け渡し帰って来た。

家に入るなり、顔面蒼白でそのまま倒れこんでしまった。

それから、仇討ちを打ち明けられた。

公儀に反する事をするのだから身内に罰がくるのでと離縁させられた。

12月14日使者が来た。

吉良上野の首をあげ、

泉岳寺に引き上げたと。
47人全員無事と。

連判状の中に息子の
主税(ちから)がいた。

体がかーと熱くなった。

2月に入ってから

主税の夢を見た。

いつも顔が見えない。

声をかけると

顔のない顔が笑う。

名前を呼ぶと

返事をする。

「ちから!」

その夢が途絶えた。

3日後早馬が来た。

内蔵助が亡くなった。

切腹とのこと。


主税も父と同じ47人


ことごとくだ。

3月の桜のかたまりが
咲いていた。

長男 主税16歳没

長女くう15歳骨と皮になって翌年病死。

次女るみ頼りにしていた姉を亡くして
言葉を失い53歳没。

次男吉千代19歳没。

三男大三郎69歳没。

子供病死の時妾の家にいたため、父と似て女癖悪いと評判される。

そんな評判に夫は立派に大任を果たしたにと
申し訳ないと悔やむ。


妻理玖68歳没。

そんな物語を朗読した

佐久間良子に感銘しました。

いつの世も

人生辛いことだらけ


忍の生涯を送る

人がいたのだと。


知らされました。



私達も耐えなければ


教えなのですから。


合掌



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