生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

氷面鏡(ひもかがみ)

2018-02-01 04:03:55 | 日々の暮らし
2月の言葉に氷の表面に風景が映って、鏡のように見える様子を

氷面鏡(ひもかがみ)といいます。

万葉集に出てくる

紐鏡に掛けていたようです。


「紐鏡(ひもかがみ)」
は儀式などに使う鏡のことで、紐がついていました。

紐も氷も解く、つまり

とけるもの。

そこから生まれた

言葉といいます。



氷が溶けて春になる


心がとけて親しくなる



親しくなると


紐(帯)をとく…。





古代の人はこのような


意味深な思いを込めて


使っていたのです。



ロマンチックですね。



鈍感な私は



万葉の時代に

生まれなくて

良かったです。


今日の佳き日に



合掌
コメント
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