グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

週間動向 月初の動向

2013年09月09日 | 商品市場

バーナンキ等が重視する雇用関連の数値が予測を大きく下回り17・18日のFOMCにおける金融政策がより不透明となりました: この発表を受けて、原油価格、株式先物、国債そして金価格が跳ね上がりました、そかしドル指数は下げです: 中でも10年国債の数値は2.96%から2.87%と下降しています: 週間の動向は下記となりました:

 指数      週初        週末      変化     年初来

DJIA     14810.31   14922.50  +112.19  +0.8%  +13.9%

Nasuda    3589.87    3660.01  +70.14   +2.0%    +21.2%

S&P500   1632.97    1655.17  +22.20   +1.4%   +16.1%

R2000     1010.90    1029.55  +18.65   +1.8%   +21.2%

金融政策の縮小観測、 対シリアの軍事介入の是非、その間鮮明となる国連の機能不全的な動向、経済環境もより不透明な展開が観測される週間でした: しかしその中でともかく1週間の動向としてはプラスいずれの指数も平均+1.4%なのは救いでした:

商品市場: CRB指数 293.34 +2.63: WTI原油先物 109.92 -0.61: ブレント原油先物 115.68 -0.46: 天然ガス 3.54 +0.01: 金先物 1387.60 +1.10: 金現物 1387.44 -4.36: 銀先物 23.95 +0.05: 銅先物 326.10 -0.05: プラチナ現物 1491.82 -4.18: 穀物先物  小麦、コーン、大豆いずれも資金が入りポジテブなな展開です:

為替市場: 豪ドル0.9198: 日本円 99.99: 中国元 6.1195: ブラジルレアル 2.3066: EUR 1.3167: ポンド 1.5631: スイスフラン 0.9391: と今のところは顕著な動向はありませんでした:しかしドルは下降しています:

日本の市場はオリムピツク開催の報を受けて大きなギャツプオープンをするかもしれません:

注目しましょう: