グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

トランプ政権スタート、就任式前後の市場動向、TPPは同意せず等

2017年01月21日 | 国際・政治

1月20日米国大統領の就任時の米国株式市場の動向と欧州市場の途中経過とアジア市場の就任演説等の影響を受ける前のアジア市場の動向は興味ある展開でした:

アジア地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
NIKKEI 225 19,137.91 65.66 0.34% -1.49% 12.85% 1/20/2017
TOPIX 1,533.46 5.31 0.35% -0.67% 11.59% 1/20/2017
HANG SENG 22,885.91 -164.05 -0.71% 6.08% 19.94% 1/20/2017
CSI 300 3,354.89 25.6 0.77% 1.43% 7.75% 1/20/2017

欧州地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
FTSE 100 7,198.44 -10 -0.14% 1.84% 22.01% 1/6/2017
DAX 11,630.13 33.24 0.29% 1.57% 19.10% 1/20/2017
CAC 40 4,850.67 9.53 0.20% 0.23% 11.85% 1/6/2017

アメリカ地区
指標 数値 増減 変化 1ヶ月 1年間
DJIA 19,827.25 94.85 0.48% -0.53% 23.20% 1/20/2017
S&P 500 2,271.31 7.62 0.34% 0.33% 19.11% 1/20/2017
NASDAQ 5,555.33 15.25 0.28% 1.70% 21.00% 1/20/2017










就任演説は米国東部時間13時20分から開始され約25分で終了しています、当然米湖株式市場も営業中でした: 色々な来週からの展開を考慮しながらの米国市場は終了したと解釈されます:


筆者の関心は株式市場よりも債券価格の変動と為替通貨市場の動向にありました:

S&P500は0.25%のわずかな上昇、2269.6と当日高値の2277の動向、Dollar指数は0.34下がり100.84の終了です、ユーロ通貨は対ドル1.0699と107.00を中心に展開、対円は114.60にて終了しています:焦点は国債の価格ですが2年債 1.19%、5年祭は1.94%、
10年債 2.47%、30年債は3.06%にて終了しています:

23日からの東京市場は世界に先駆け展開します、香港株等の展開が焦点となるでしょう:

TPPは公約どうり廃案に、オバマケアは見直しの大統領令にサインしています、いまところすべてが憶測であり先行きの展開は不透明です: